科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
幼児教育学/Preschool Education |
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時間割コード /Course Code |
3211024051 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 4 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
武内 裕明/TAKEUCHI HIROAKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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武内 裕明/TAKEUCHI HIROAKI | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○現代の幼児教育で注目されている多様な問題やトピックに関して、適切な知識を背景として論理的に説明できること(見通す力) ○幼児教育を多面的に把握し、その重要性を説明できること(見通す力) ○根拠に基づいて地域の幼児教育の課題を分析し,建設的な対応策を提案できること(解決する力) |
授業の概要 /Summary of the class |
現在の幼児教育では、単に教育目標の達成を目指すばかりでなく、地域の課題や学びの文脈等を踏まえて教育が構想されなければならず、単一の明快な答えのない複雑な状況に対処することが必要とされています。そのような能力は、保育者の重要な専門性の一部をなしています。幼児教育の現代の論争点を踏まえてそれを解決できる専門性を獲得することを目的として、本授業では主要な問題に関して知識を背景に適切なアプローチを考案できるようになることをめざします。本授業では、主として現代の幼児教育において注目されているトピックや主要な問題を概観します。また青森県や県内の具体的な地域のデータを事例に、幼児教育の変化を予想し、グループで今後の課題に対する対応策を検討します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
この講義では、毎回現代の幼児教育に関連する幅広いトピックを取り扱って基本的な理解を築きます。また、後半では、青森県の具体的な地域に焦点化して、グループで将来の変化を予想し、対応策を検討します。授業予定は人数や進度、理解度等に応じてシラバスの内容から変更されることがあります。 1.主体としての幼児の「発見」 2.幼児理解 3.保育の質と保育者の専門性 4.保育サービスの質に関する議論の検討 5.保育における計画と評価(Teams同時双方向) 6.幼小連携・接続の現状と課題(Teams同時双方向) 7.障害幼児の保育 8.子育て支援 9.多文化保育 10.世界の幼児教育 11.世界の幼児教育の事例 12.青森県の子育て環境と認定こども園 13.県内地域の幼児教育の今後の課題と対応策の検討:グループワークのテーマ設定と準備 14.県内地域の幼児教育の今後の課題と対応策の検討:グループワーク 15.グループワークの成果発表とディスカッション 16.期末試験 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
小課題(40%) グループワーク(20%) 試験(40%)で評価します。 小課題は授業内容の理解を問うとともに、自分の意見を適切な考察のもとに説明できているかを問います。 グループワークでは、作業への貢献や発表内容、議論などを総合的に考慮します。 試験では授業内容の基礎的な理解を問うだけでなく、関連する内容を扱う応用的課題も出題します。 内容面では、小課題及び試験では、幼児教育に関する様々なトピックに関して適切に理解し、論理的に説明できるかを重視します。グループワークでは、根拠に基づいた地域の幼児教育の課題を分析や、建設的な対応策を提案できるかを評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]事前に次回の授業内容を学習しておくことが必要です。次回の授業内容に関する予習内容は授業で示されます。グループワークでは、各自が分担した内容を調査してくる必要があります。13・14回は基本的に打ち合わせの時間であり情報収集の時間ではありません。 [復習]基本的に授業から2日後までに、小課題を提出する必要があります。関連する参考文献も読むことが推奨されます。グループワークでは、授業で持ち寄った情報を基に資料を作成し、追加の情報収集が必要になります。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は使用されません。適宜資料が配布されます。 |
参考文献 /bibliography |
エドワーズ 他、佐藤学 他訳『子どもたちの100の言葉』世織書房、2001 松田茂樹『何が育児を支えるのか』勁草書房、2008 佐々木弘子、鳴門教育大学学校教育学部附属幼稚園『なめらかな幼小の連携教育』チャイルド本社、2004 白井千晶、岡野晶子 編著『子育て支援制度と現場』新泉社、2009 諏訪きぬ 監修『保育における感情労働』北大路書房、2011 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
幼児教育サブコース及び幼稚園免許取得者の履修を勧めます |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
木7・8時限 時間外でも都合のつく範囲で対応しますので、相談してください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
Email:hiloakit*hirosaki-u.ac.jp(*を@に変換) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義(一部演習を含む) 授業ではグループワーク・ディスカッション、発表などを行う予定です。 (メディア授業に移行した場合は,Teamsで実施します。) |
科目ナンバー /The subject number |
P1-2-0068-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |