科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
哲学I【学校教育】/Philosophy I |
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時間割コード /Course Code |
3211024102 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
水/Wed 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
横地 徳廣/YOKOCHI NORIHIRO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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横地 徳廣/YOKOCHI NORIHIRO | 人文社会科学部/ |
高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2~4 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇現象学や現象学に関する諸テキストの解説を聞きながら,私と君,彼女/彼の共生を多種多様な事象のうちに見出すこと(見通す力)自己他者関係のこうした哲学的考察こそ,〈倫理学〉の根源的な場であること,この ことを具体的に理解すること(解決していく力、学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
今年度の授業では、「現象学小史」のもとで西洋倫理学の主要概念が説明され、 この概念を手がかりに19世紀末から20世紀までの思潮がたどられます。 こうした確認をするなかで受講生のみなさんは、現象学の問いをみずから問うことを通じて、 様ざまな自己他者関係にかんする哲学的思考を身につけることができます。 また、哲学的思考の成長を記録するため、毎回コメント・ペーパーの論述と提出が求められます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
そのつどの講義で学ばれる概念は、たとえば、(1)現象〔学〕、(2)論理、(3)言語、(4)世界、 (5)存在……といったものです。哲学史上のこうした哲学的概念が文学や諸科学との交流のなかで 世紀転換期ヨーロッパの息吹をすいこみ、現象学的独自性を19世紀末から20世紀までの100年にわたって 育んでいく様子を受講生のみなさんは確かめます。複数回の講義にわたって同一概念の検討が行なわれます。 基本的な授業計画は以下です。予定が変更される場合は、事前にお知らせがあります。 1 ガイダンス 2~4 現象学の展開 (ブレンターノ、フッサール、ヴィトゲンシュタイン、ハイデガー) 5~7 現象学の意味 (ハイデガー、フッサール、ヘーゲル、ランベルト) 8 DVD講義 現象学小史にかかわる西欧の文化状況 9~11 現象学と言語 (ブレンターノ、フッサール、ハイデガー、ヴィトゲンシュタイン) 12~14 現象学運動の諸相 (シェーラー、メルロ=ポンティ、レヴィナス、アレント) 15 まとめ 映像資料を用いた講義が行われるさい、連続授業になることがあります。 授業予定の詳細は、プリントが配布されます。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価(コメント点):100%(ただし、全15回中10回以上の出席が必要) 特別評価(優秀なコメントや発言に加点):+α 受講生のみなさんは講義中に配布プリントの論述欄にコメントを記し、これが出席確認と評価対象となります。 哲学的に深い思索が示されているコメントや発言には加点が行なわれます。 コメントがきちんと記されていないペーパーにはコメント点が与えられません。 コメントや発言への評価は、原則として加点法によります。 上記を合算して最終的な成績評価が行なわれる予定です。介護実習などによる公欠は、 その証明書コピーを提出することで部分点が与えられます。 講義を欠席した学生は、追加レポートの提出によって部分点を獲得できます。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
講義内容には連続性があるので、受講生のみなさんは配布資料をもとにして、 図書館で学習内容の拡張と深化を試み、次回講義の予習とすることができます。 また、講義中に記したコメント・ペーパーを講義後に加筆および修正することで復習を行なうことが可能です。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
適宜、プリントが配布されます。 |
参考文献 /bibliography |
木田元ほか編『現象学事典』(弘文堂)、フェルディナント・フェルマン『現象学と表現主義』(講談社学術文庫)、 スティーヴン・トゥールミン、アラン・ジャニク『ヴィトゲンシュタインのウィーン』(平凡社ライブラリー)、 ジョージ・スタイナー『マルティン・ハイデガー』(岩波現代文庫)。※人文414研究室あるいは図書館にあります。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーは在室時です。 西洋倫理思想史研究室(人文414)まで。必ずメールで面会予約をとってください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
メールアドレスは人文414に掲示されます。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
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学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
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学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
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実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義を聞いて考えたことをコメント・ペーパーに書く形式です。 |
科目ナンバー /The subject number |
P1-2-0169-A01 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
人文社会科学部開講科目との読替科目です。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |