シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
幼稚園教育方法論/Preschool Methodology
時間割コード
/Course Code
3211024121
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教育学部/
曜日コマ
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
武内 裕明/TAKEUCHI HIROAKI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
武内 裕明/TAKEUCHI HIROAKI 教育学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○現代の学校教育改革全体を見据えて、幼児教育の方法論と初等教育との接続が構想できること(見通す力)
○幼児教育の原則的な方法論における教育や意図的な働きかけの重要性を理解し、指導を計画できること(解決する力)
○環境と幼児の主体的な遊びを通じた学びという、幼児教育の独特の方法論を尊重した教育方法を目ざし続けていけること(学び続ける力)
授業の概要
/Summary of the class
幼児期の教育の方法は、他の学校段階とは大きく異なるものです。それは、幼児の発達が方法を規定し、長期的な見通しのなかで徐々に望ましい姿へと近づくことをめざしていく方法が、時間内で明確な目標達成を目指す小学校以降と大きく異なるためです。また、人間として生きていく基盤となる主体性を育むためにも、この時期の教育は幼児の具体的な体験を通して困難に立ち向かっていく心情や意欲、態度を育むというねらいに合致した方法である必要があります。幼児期の教育は、幼児の発達を見取ることから始まる個人ごとにことなるねらいをもったものとなります。本授業では、幼児教育の方法の原則や、方法を裏付ける理論と技術、指導計画と評価、情報機器の活用を含め教材の作製や活用について学ぶなかで、幼稚園教諭として必要な教育方法の基礎を確立することをめざします。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
この講義では、毎回のテーマを定めて幼稚園教育の方法に関する基本的な理論や枠組みを学び、実際の保育の方法との関連させて、さまざまな手段をどのように教育に用いるかを検討します。また、それらを踏まえて指導計画を構想してもらいます。授業予定は人数や進度、理解度等に応じてシラバスの内容から変更されることがあります。

1.環境を通じた保育
2.発達・生活と保育
3.資質・能力の育成と保育方法
4. 遊びにおける学び
5.幼児理解に基づいた評価とは
6.行動主義の学習理論(Teams同時双方向)
7.行動主義の指導への応用(Teams同時双方向)
8.構成主義の保育方法
9.自由保育の保育方法
10.保育実践から学ぶ保育方法:子どもへの働きかけについて
11.食育
12.家庭・地域との連携と地域資源の教材化
13.幼児教育における教材研究:壁面装飾を事例とした教材研究
14.幼児教育における情報機器の利活用
15.主体的・対話的で深い学びを実現する教育の構想
16.期末試験
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
小課題(40%)
期末試験(60%) で評価します。

小課題は授業内容の理解を問うとともに、自分の意見を適切な考察のもとに説明できているかを問います。
試験は授業内容に関する基礎的な理解を問うとともに,授業で取り扱った内容に関する応用的課題も用います。
幼児教育の独特の方法論を適切に理解し、尊重できるかは平常の小課題及び期末試験において、幼児教育の方法論に基づいて指導を計画できるかは課題研究において評価します。幼児教育の方法論と初等教育の接続の構想は小課題において評価します。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
[予習]次回の予習及び授業での課題の準備が必要です
[復習]基本的に授業から2日後までに、小課題を提出する必要があります
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
教科書は使用されません。適宜資料が配布されます。
参考文献
/bibliography
ガードナー、松村暢隆 訳『MI:個性を生かす多重知能の理論』新曜社、2001
子どもと保育総合研究所 編『子どもを「人間としてみる」ということ』ミネルヴァ書房、2013
鯨岡峻『関係の中で人は生きる』ミネルヴァ書房、2016
レイヴ、ウェンガー、佐伯胖 訳『状況に埋め込まれた学習』産業図書、1993
高山静子『環境構成の理論と実践』エイデル研究所、2014
ショーン、柳沢昌一 他訳『省察的実践とは何か』鳳書房,2007
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
幼稚園教諭の免許状取得のための必修科目です。
一種・二種を問わず履修が必要になります。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
木7・8時限
時間外でも都合のつく範囲で対応しますので、相談してください。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
Email:hiloakit*hirosaki-u.ac.jp(*を@に変換)
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A09:教育学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A08:社会学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義(一部演習を含む)
基本的には講義で進行しますが、一部ディスカッション等を取り入れます
(メディア授業に移行した場合は,Teamsで実施します。)
科目ナンバー
/The subject number
P1-2-0080-A09
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
なし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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