科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
美術史II(3年前)/Art History II |
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時間割コード /Course Code |
3211024135 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
出 佳奈子/IDE KANAKO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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出 佳奈子/IDE KANAKO | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇19・20世紀の美術作品を理解する上で必要な知識を習得すること(見通す力) 〇19・20世紀の近現代の美術作品が提示する様々な問題について考える力をつけること(解決する力) |
授業の概要 /Summary of the class |
19・20世紀の主に欧米における美術史を概観します。この時代の美術界には、モネやゴッホ、ピカソといった、展覧会等でも取り上げられることの多い有名な美術家たちが数多く登場します。授業では、そうした人物による作品をスライドで概観しながら、そこで繰り広げられた美術の表現をめぐる諸問題について考える機会を提供していきます。このような学習とそれに発する考察は、目下話題の様々な現代美術を、感じるままに鑑賞するだけではなく、鋭い意図と緻密な計算をもって制作された作品として捉えると同時に、それらが私達観者に発するメッセージを能動的に理解(解釈)することにもつながるでしょう。(なお、ここでの学習は、美術教員の採用試験対策としても有益になるよう考慮していく予定です。) |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
1 19世紀ヨーロッパにおける美術アカデミー(→「新古典主義」・「アカデミスム」) 2 多様な価値観の登場と美術1(→「ロマン主義」・「ラファエル前派」における「オリエンタリスム」と「中世回帰」) 3 多様な価値観の登場と美術2(→「写実主義」/展覧会の隆盛) 4 「印象派」の成立:マネ 5 「印象派」と再現(Representation)の問題 6 日本における浮世絵の展開 7 多様な価値観の登場と美術2(→「印象派」/ゴッホにおける「ジャポニスム」) 8 日本におけるヨーロッパ近代美術の受容(→美術にまつわる制度の導入と「洋画」・「日本画」の展開) 9 純粋な「絵画」1(→セザンヌから「キュビスム」へ) 10 純粋な「絵画」2(→ゴーガン/マティス) 11 純粋な「絵画」3(→「ドイツ表現主義」/モンドリアンと抽象・構成の概念をめぐって) 12 表出(Expression)としての絵画表現①(→「象徴主義」・「シュルレアリスム」) 13 表出(Expression)としての絵画表現「シュルレアリスム」) 14 美術(絵画)とは何か?と問いかけた20世紀美術(→「ダダイスム」・「抽象表現主義」など) 15 「美術の終焉?」:美術のメッセージ性(→「コンセプチュアル・アート」等の1960年代以降の美術界の状況) 16 期末試験 ※授業の進行状況に応じて内容が多少変わる場合もあります。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業毎の確認ワークシート 30%(Teams上で提出) 期末試験 70% |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
特に復習が重要です。授業中に配付したプリントを読みながら、美術全集等で作品の図版や解説を確認することが必要となります。予習・復習については週に各2時間を目安に行ってください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特に指定しません。授業中にプリントを配付します。 |
参考文献 /bibliography |
・美術全集 『世界美術大全集 西洋篇』(全28巻)、小学館、1992年~.(図書館、一部は美術史研究室) 『日本美術全集』(全25巻)、講談社、1990年~.(美術史研究室) ・近代美術史についての概説 高階秀爾著『西欧絵画の近代:ロマン主義から世紀末まで』青土社、1996年.(美術史研究室) ニコス・スタンゴス著、宝木範義訳『20世紀美術:フォーヴィスムからコンセプチュアル・アートまで』PARCO出版局、1985年.(美術史研究室) 宮下誠著『逸脱する絵画(20世紀芸術学講義)』法律文化社、2002年.(美術史研究室) 宮下誠著『20世紀絵画:モダニズム美術史を問い直す』光文社新書、2005年.(図書館) アメリア・アレナス著、福のり子訳『なぜ、これがアートなの』淡交社、1998年.(図書館) ・その他 クレメント・グリーンバーグ著、藤枝晃雄ほか訳『グリーンバーグ批評選集』勁草書房、2005年.(美術史研究室) ※その他、授業中に随時紹介します。なお、()内は閲覧可能場所です。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
前年度の「美術史I」の講義を受講していることが望ましいのですが、受講していない場合には初回の授業でその旨を伝えてください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーは特に設定していません。相談等がある場合にはメールで連絡をとってください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
idek_48@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
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学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
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学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
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実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
パワーポイントを用いた講義 |
科目ナンバー /The subject number |
P1-3-0462-A01 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
連絡はTeamsの投稿を通して行います。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |