科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
教育の社会制度論II/Social Structure and History of EducationⅡ |
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時間割コード /Course Code |
3211025005 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
桐村 豪文/KIRIMURA TAKAFUMI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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桐村 豪文/KIRIMURA TAKAFUMI | 教育学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
(1)教育に関わる諸制度について、その歴史的背景も踏まえ、要点を理解すること。 (2)昨今の様々な教育政策について、文献の読解や他者との議論を通して、多角的に思考し、それを表現することができること。 (3)教育に関わる諸制度や諸政策について、その要点を踏まえた上で、そのあるべき姿を、一人ひとりが批判的かつ建設的に思考することができる。 |
授業の概要 /Summary of the class |
2012年12月に誕生した第二次安倍政権以降、教育再生実行会議を中心として、新しい教育政策が多岐にわたり次々と打ち出されてきた。もはや教育改革は常態化し、前例踏襲といった事態は許されない状況となっている。教育現場の教師は、改革の波を受けながら、日々の業務に勤しむほかない状況である。 そのような中にあって必要なことは、目の前の事態から視点を引き離し、俯瞰的視野からこうした諸政策、諸改革の具体やその背景等を理解し、批判的に思考することである。例えば、教師の多忙化がこれだけ言われているのになぜ教師の数が増えないのか。大学入試改革が必要とされている背景にはどのような社会的要請があるのか。2020年度から小学校で全面実施となった新学習指導要領は、どのような変遷を辿りその内容に至ったのか。教育現場を支える役割を担う教育委員会制度が、昨今抜本的に改革されたが、その歴史的意義は何か。 こうした問いに答えるよう、この授業では、教科書やその他資料等を深く読解すること、そして他者と建設的に議論を行うことを受講生に求める。その中で、教育制度や教育政策がどうあるべきかについて、一人ひとりが自ら思考することを求める。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 合同ガイダンス:問われる日本の学校・教育制度 第2回 教育の公共性とは何か 【予習】文献読解①黒崎勲『教育行政学』 第3回 学校教育と法規 【予習】文献読解②坂田仰『図解表解教育法規』 第4回 45年~56年の教育改革 【予習】文献読解③辻田真佐憲『文部省の研究』 第5回 56年~90年の教育改革 【予習】文献読解④辻田真佐憲『文部省の研究』 第6回 90年以降の教育改革 【予習】文献読解⑤小川正人『教育改革のゆくえ 』 第7回 安倍政権の教育改革 【予習】文献読解⑥德永保他『現代の教育改革』 第8回 教科書制度 【予習】文献読解⑦山住正己『教科書』 第9回 中央教育行政 【予習】文献読解⑧青木栄一他『教育の行政・政治・経営』 第10回 地方教育行政 【予習】文献読解⑨坪井由実・渡部昭男編『地方教育行政法の改正と教育ガバナンス』 第11回 地方発の教育改革 【予習】文献読解⑩志水宏吉『検証 大阪の教育改革』 第12回 政策課題:いじめ 【復習】小レポート① 第13回 政策課題:不登校 【復習】小レポート② 第14回 政策課題:子どもの貧困 【復習】小レポート③ 第15回 政策課題:外国につながる子ども 【復習】小レポート④ |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
文献読解:30%【(14)授業としての具体的到達目標(1)に対応する】 小レポート:40%【(14)授業としての具体的到達目標(2)に対応する】 期末レポート試験:30%【(14)授業としての具体的到達目標(3)に対応する】 上記を合算して、最終的な成績評価を行う予定。 詳細は第1回授業で説明する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
【予習】配布する文献を読解した上で課題を提出する。授業の前日までにTeamsで提出する。 【復習】授業内容を踏まえ、指示にしたがい小レポートを作成する。次回の授業の前日までにTeamsで提出する。 予習・復習を合せて約4時間/週の学習を要する。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業中に資料を配布する。 |
参考文献 /bibliography |
高見茂,杉本均,南部広孝編著(2018)『教育制度 (教職教養講座)』協同出版 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
火曜日13時~15時 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
kirimura%hirosaki-u.ac.jp(%を@に変更) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
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学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
〇配布する資料を次回までに読解してくること。 |
科目ナンバー /The subject number |
P1-2-0004-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
原則、対面で授業を行います。教室の収容人数を超えた場合は抽選を行います。 Teamsを用いて授業を行うので,アプリをインストールしておいてください。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |