シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
教育方法論(初等)/Educational Methods (Primary)
時間割コード
/Course Code
3211025044
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教育学部/
曜日コマ
/Day, Period
金/Fri 4
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
宮崎 充治/MIYAZAKI MICHIHARU
科目区分
/Course Group
専門教育科目 
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
宮崎 充治/MIYAZAKI MICHIHARU 教育学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○授業分析の基本的な理論と方法を理解する。(CP・DP1)
○授業観察、子ども把握の方法を実際に試し、その技能を習得する。(CP・DP2)
○授業デザインの理論の検討、模擬授業、実施を通し、授業技術の初歩を習得する。(CP・DP2)
○体験と省察を繰り返し、省察的な思考を習得する。(CP・DP3)

授業の概要
/Summary of the class
本授業では授業分析の理論と方法を検討し、実際に授業や子どもたちの観察を行うことによって、理論と実践を往還することのできる実践者を形成することを目的としている。
 
 教育という行為は、教師と子どもと対象世界というトライアングルの中で単に知識を詰め込むのではなく、対象を通して世界を把握させ、世界に働きかけていく主体を育む行為である。
 本講義では、教育方法をもって子どもにはたらきかけ、子どもの変容を見とり、さらに教育方法を変化させていくという自覚的な教育方法の運用ができる教員の基礎を養成することをめざしている。従って、講義は理論と実践、省察というサイクルを繰り返す形で行われる。

 授業の教科書として『授業づくりの考え方』を採用した。同書は模擬授業を通して、「授業」とは何かを実践的に、また、自分の実感を大切にしながら検討していき、それを省察理論と結び付けるという構成になっている。実習を念頭に、理論と実践を往還する「教育方法」論を検討する。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回:オリエンテーション  学習の場をつくる。
第2回:学習におけるレディネスの形成。学習集団を形成していくための方法
第3回:構成主義的学習モデル
第4回:授業分析の理論と方法① 教師の言葉と身体に着目する。ICT機器の利用
第5回:授業分析の理論と方法② 授業をためしてみよう。子どもの変容に着目する。「わかる」とは何か。
第6回:授業分析の理論と方法③ 省察の方法 ALACTモデル
第7回:教授という行為① 1対1の授業を展開する。 省察の方法 「9つの窓」
第8回:教授という行為② 授業内容の理解と方法の工夫
第9回:教授という行為③ 授業の構造とデザイン
第10回:「主体的・対話的で深い学び」を実現する。学習指導要領とは何か。
第11回:授業デザインと教授技術① 模擬授業を行う。
第12回:授業デザインと教授技術② 模擬授業を行う。省察の方法③
第13回:教育実践記録を読む① 子どもの背景を理解する。
第14回:教育実践記録を読む② 教科外の活動
第15回:まとめ
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
授業での演習、討議に参加し、コメントペーパーを提出すること。(50%)、各回で出される課題に応えること(30%)期末レポート(20%)

毎回のコメントペーパーはその日の講義の省察を求める。
模擬授業、授業分析等のレポートは、報告の作成、討議、省察を含むものとする。
期末レポートにおいては、講義全体を通し、授業及び教育実践の研究と教師の力量形成についての考察を求める。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
授業分析、模擬授業の準備等を課す。

各回のコメントペーパーを授業後に提出することを求める。

教材・教科書
/The teaching materials, textbook
渡辺貴裕『授業づくりの考え方』くろしお出版
参考文献
/bibliography
渡部淳『教育の方法・技術』弘文堂(後期の「総合的な学習の時間の指導法」の教科書なので、前期に買っておくことが望ましい。)

文科省 学習指導要領(次のサイトからダウンロードすることができる。)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1384661.htm


留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
授業の進行状況等により、シラバスと実際の内容と異なる場合には、その都度説明することとする。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
金曜日 7・8時限
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
michi.miyazaki〔at〕hirosaki-u.ac.jp
atを@に置き換えて利用してください。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
授業はTeamsおよびZoomを使ったオンライン(双方向同時中継)を基本とする。ただし、回線の状況によって、左記の方法が使えない場合も考えられるので、その際にはオンデマンドの課題を課することがある。
毎回の授業ではできるだけ、実際に教育方法を体験し、その理論的な根拠を学ぶことを繰り返す。毎回の授業ではコメントペーパーによる省察を求める。また、模擬授業、授業分析などを行っていく。
科目ナンバー
/The subject number
P1-2-0675-A09
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
Teams、Zoomを使う可能性があるので、インストールをしておくこと。


小学校教員の経験がある。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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