科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
幼児教育学演習/Seminar on Preschool Education |
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時間割コード /Course Code |
3212027024 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 3 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
武内 裕明/TAKEUCHI HIROAKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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武内 裕明/TAKEUCHI HIROAKI | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○幼児教育の現代的な教育に関する問題に関して、特定のテーマを定め、協働して必要な調査が行えること(解決する力) ○幼児教育学において要求される水準で、文献を根拠に基づいて批判的に検討することができること(解決する力) ○幼児教育に関する調査内容を目的に即して発表し,他者の意見を基に修正できること(学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
近年社会的に強調されているグループで正解のない課題に対応していく力を養うために、授業は演習形式で行います。教員からのガイダンスや概論の後に、幼児教育に関連する調査したいテーマを選んでグループを作り、テーマに基づいて発表を行い、批判的に検討することを重視してディスカッションを行います。レヴューとディスカッションを行いながら共同で学びを深めていき、同じテーマに関してさらに内容を充実させて再度発表し、議論します。複数のグループが同一の問題に取り組むことで、それぞれの調査の独創性を明確にするとともにより高い質の内容にすることをめざします。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
この授業では、現在の幼児教育に関連するテーマを設定し、共同で同じテーマに取り組み発表と質疑を行う形で授業を進めます。下の例は4グループ体制で2回の発表を行う例ですが、グループ数やテーマ等によって変更されるもので、あくまで参考例です。今年度は、新要領でも引き続き重要視されているものの、なかなか理解されにくい幼小連携・接続についての研究をレビューしてもらいます。研究を行う上で不可欠の文献レビューのスキルを身に付けつつ、現在の幼児教育への理解を深めてもらいたいと思います。 第1回:ガイダンス-活動内容の説明-・調査発表の様式と留意点 第2回:幼小連携・接続に関する基礎的知識の確認 第3回:グループ決定と方針の策定・発表打ち合わせ(教員への疑問点等の確認含む) 第4回:発表打ち合わせ・準備作業 第5回:現在までの幼小接続の展開について:調査報告とディスカッション(グループ1) 第6回:カリキュラム接続について:調査報告とディスカッション(グループ2) 第7回:幼小連携・接続に関する実践研究の動向:調査報告とディスカッション(グループ3) 第8回:世界の幼小連携・接続について:調査報告とディスカッション(グループ4) 第9回:第2回発表に向けた方針の調整 第10回:第2回発表に向けた資料収集と準備 第11回:幼児期における協同的な学びについて(第2回発表とディスカッション)グループ1 第12回:小学校における幼小接続について(第2回発表とディスカッション)グループ2 第13回:幼児期の実践におけるカリキュラム理論(第2回発表とディスカッション)グループ3 第14回:就学前教育の推進と幼児教育の学校化について(第2回発表とディスカッション)グループ4 第15回:近年の幼小連携・接続の動向を展望して(まとめ) 定期試験 なし |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
個別の発表(40%)、議論への貢献(30%)と全体課題に対する最終レポート(30%)で評価します。 レポートは、授業で示すルーブリックによって評価します。 引用等は基礎的な事項であるため、適切な引用ルールに従わない発表・レポートは評価の対象外になります。 議論への貢献は、まずは質疑を行うことによって評価します。その上で、内容の的確さや、議論での重要性を考慮して評価します。発表者側の的確な対応は、発表の水準に対する評価に反映します。ディスカッションでは、どのような証拠に基づいて議論を構築しているか、また質疑を行っているかが重視されます。 発表及びレポートで、テーマを定め協働できるかや文献の批判的な検討能力を確認します。 二回目の発表や議論への貢献などを通じて、他者の意見を基に適切に議論を修正する力を確認します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]テーマ・グループ決定以前には、指定の資料を読むことや、関心を定めるために関係する領域について調査することが求められます。発表準備期間以降は、グループのテーマに関連する文献を収集し、読み、グループ活動に向けて整理してくることが求められます。また、他のグループの発表資料は、基本的に発表の前の週の授業で配布することを義務づけるので、その内容を読み、必要な準備を行なうことで、質の高い議論を行なえるようにしてください [復習]テーマ・グループ決定以前は、授業を受けて関心のある分野を追加で調査してテーマ決定に必要な情報を収集してください。テーマ・グループ決定以降は、時間外で共同のテーマについて検討を行ない、発表資料を作成する作業を行なってください。また、示された参考文献を読むことが望まれます。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は使用されません。授業中、適宜プリントが配布されます。 |
参考文献 /bibliography |
幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続の在り方に関する調査研究協力者会議「幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続の在り方について(報告)」2010 https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2011/11/22/1298955_1_1.pdf 文部科学省『幼稚園教育要領解説』2018 その他、適宜紹介します |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
幼児教育に関する個別のテーマを定めて、その内容を学びながら基本的な調査のスキルの獲得をめざします。授業は大学3年生として求められる調査能力を水準とするため、一定程度の水準の報告がされない場合には教員による講評は厳しいものになりますが、基本的なスキルを獲得することで建設的な議論になります。大学生として要求される水準まで、文献レビューのスキルを高めることをめざしてください。 引用などの基本的な大学で必要とされる約束事項はすでに基礎ゼミナール等を通じて学んでいることを前提とします。特に引用は不適切な理解の目立つ内容なので、必ず事前に復習し、引用の要件などを確認してください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
木7・8時限 時間外でも都合のつく範囲で対応しますので、相談してください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
Email:hiloakit*hirosaki-u.ac.jp(*を@に変換) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
基本的にはグループ単位で調査を行ない、発表と討議を行います。必要な情報提供については講義も用います。 |
科目ナンバー /The subject number |
P1-3-0069-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
「文献に書いてある=正しい」という判断を行わないように注意してください。 情報は玉石混淆であり、妥当な情報を吟味して提示する責任は調査者にあります。 出版された内容であっても、どのような根拠に基づいているのかは自分で確認して評価する習慣をつけてください。 理解する習慣をつけるためにも、学んだ内容の言い換えを推奨します。 レポートは評価後(2-3週間後)返却します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |