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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
哲学II【学校教育】/Philosophy Ⅱ
時間割コード
/Course Code
3212027098
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教育学部/
曜日コマ
/Day, Period
水/Wed 3
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO
科目区分
/Course Group
専門教育科目 
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO 教育学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2~4
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
〇カントやプラトンを例として、哲学が虚構を現実にすりかえ、虚偽を真実と騙ることのトリックを考察してきたことを理解する(見通する力)
〇哲学史をふまつつ、映画という虚構を通じて哲学しながら、虚構それ自体を哲学する力を養うこと(解決していく力、学び続ける力)
授業の概要
/Summary of the class
現実が虚構と連携して広げる「リベラル優生学やディープ・エコロジーの欺瞞」を見抜き、
人類10万年の〈進化史的アプリオリ〉を保持する仕方を探ります。
このとき、「弱いAI(人工知能)」、「強いAI」の区別を手がかりに、
ソフトウェア、ハードウェア、ウェットウェアの「弱いAlife(人工生命)」と「強いAlife」を考察し、
これとの対比を通じて、人工物ではない生命体独自の存在と価値を考えます。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
授業予定は、以下のとおりです。変更の場合は授業で事前に知らせます。

1      ガイダンス
2、3    生命と知能とは何か
4、5    DVD講義:『風の谷のナウシカ』と「隠蔽」にかんする科学哲学的考察
6、7    ディープ・エコロジー、リベラル優生学、マッドサイエンスの関係
8、9    DVD講義:『ブレードランナー2049』と「誘導」にかんする政治哲学的考察
10、11  バイオテクノロジーとサイバネティクス
12、13  DVD講義:『エクス・マキナ』と「警告」にかんする倫理学的考察
14     弱い人工性、強い人工性
15     まとめ

映像資料を用いた講義が行われるさい、連続授業になることがあります。
授業予定の詳細は、プリントが配布されます。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常評価(コメント点):100%(ただし、全15回中10回以上の出席が必要)
特別評価(優秀なコメントや発言に加点):+α

受講生のみなさんは講義中に配布プリントの論述欄にコメントを記し、
これが出席確認と評価対象となります。哲学的に深い思索が示されているコメントや発言には
加点が行なわれます。コメントがきちんと記されていないペーパーにはコメント点が与えられません。
コメントや発言への評価は、原則として加点法によります。
上記を合算して最終的な成績評価が行なわれる予定です。介護実習などによる公欠は、
その証明書コピーを提出することで部分点が与えられます。講義を欠席した学生は、
追加レポートの提出によって部分点を獲得できます。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
指定テキストを授業前、授業後に読むことが予習・復習となります。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
横地徳広ほか編著『映画で考える生命環境倫理学』(勁草書房、2019年)
参考文献
/bibliography
適宜、プリントが配布されます。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
特になし
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
オフィスアワーは在室時です。
西洋倫理思想史研究室(人文414)まで。必ずメールで面会予約をとってください。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
メールアドレスは人文414に掲示されます。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義を聞いて考えたことをコメント・ペーパーに書く形式です。
科目ナンバー
/The subject number
P1-2-0170-A01
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
人文社会科学部開講科目との読替科目です。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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