科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
現代教育政策論/Current Educational Policies |
---|---|
時間割コード /Course Code |
3212027144 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
履修用登録教官 |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
|
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
履修用登録教官 | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
(1)テキストの読解と具体的事例を用いた取り組みを通して、政策決定過程を考察・分析することができる。 (2)教育政策の成り立ちを具体的に知ることを通して、少なくとも政策の「決定」の段階におけるダイナミズムを理解することができる。 |
授業の概要 /Summary of the class |
政策には、「決定」と「実施」と「評価」という3段階が存在する。さらに一つめの「決定」には、「問題の発見・定義」「政策案の設計」「政策案の決定」の3段階が存在する。したがって、ある政策を批判するとすれば、これらのどの段階に批判の矛先を向けるべきかを考える必要がある。「決定」の段階(例.そもそも誰がこの政策をやろうと言い出したのか?なぜ他の政策ではなくこの政策に決まったのか?)なのか、「実施」の段階(例.どこの役所や機関等がこの政策の実施に関わっているのか?政策の実施は適切、公正に行われたか?)なのか、「評価」の段階(例.結果としてこの政策の目的は果たされたのか?副作用の影響はないか?次年度に向けて何を反省すべきか?)。それぞれの段階に応じて問いも様々に生じうる。 この授業では、特に「決定」の段階に目を向けて、政策決定過程を詳細かつ具体的に考察・分析できる力を身に付けられるような取り組みを行う。授業の前半では、テキストの読解を行い、政策決定過程を考察・分析する方法や視点について学ぶ。そして授業の後半では、そうして学んだ方法や視点をもとに、実際に教育政策の事例を一つ取り上げ、その政策決定過程を考察・分析してもらう。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 イントロダクション 第2回 文部科学省における政策形成過程の特徴 第3回 教育政策形成過程の変化 第4回 教員免許更新制の政策形成過程 第5回 指導力不足教員認定制度の政策形成過程 第6回 スクールカウンセラー事業の政策形成過程 第7回 全国学力・学習状況調査の政策形成過程 第8回 コミュニティ・スクール制度の政策形成過程 第9回 高大接続テストの政策形成過程 第10回 事例研究1 第11回 事例研究2 第12回 事例研究3 第13回 事例研究4 第14回 事例研究5 第15回 事例研究6 ※事例研究は、「幼児教育・保育の無償化、高等教育の無償化、高校授業料無償化、道徳の教科化、学校における働き方改革、いじめ防止対策、教科書検定基準の改定、不登校児童生徒への支援、その他、の中から選択する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
コメントシート:30点【(14)授業としての具体的到達目標(1)に対応】 発表:30点【(14)授業としての具体的到達目標(2)に対応】 議論への参加:10点【(14)授業としての具体的到達目標(1)に対応】 期末レポート:30点【(14)授業としての具体的到達目標(2)に対応】 上記を合算して、最終的な成績評価を行う予定。 詳細は第1回授業で説明する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
【予習】 配布資料を次回までに読解し、コメントを次回授業の前日までにTeamsで提出する。 【復習】 事例研究の発表と議論を受けて、コメントを次回授業の前日までにTeamsで提出する。 予習・復習を合せて約4時間/週の学習を要する。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
資料を授業中に配布する。 |
参考文献 /bibliography |
秋吉貴雄(2017)『入門 公共政策学 - 社会問題を解決する「新しい知」』中央公論新社 草野厚(2012)『政策過程分析入門 第2版』東京大学出版会 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
火曜日13時~15時 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
kirimura%hirosaki-u.ac.jp(%を@に変更) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
|
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
〇事前に配布する資料を次回までに読解してくる。 ○コメントシートをTeamsで提出する。 |
科目ナンバー /The subject number |
P1-3-0051-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |