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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
解剖学実習/Anatomy Practice
時間割コード
/Course Code
4211000014
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学部医学科/
曜日コマ
/Day, Period
火/Tue 3, 火/Tue 4, 火/Tue 5, 水/Wed 2, 金/Fri 3, 金/Fri 4, 金/Fri 5
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
3.0
学年
/Year
2
主担当教員
/Main Instructor
下田 浩/SHIMODA HIROSHI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
下田 浩/SHIMODA HIROSHI 医学研究科/
渡邉 誠二/WATANABE SEIJI 医学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 2 解決していく力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○人体解剖学のアクティブラーニングを通して解剖学学習の有機化と解剖学的・医学的問題解決能力の向上を図る。
○人間を解剖学的視点から学習するともにその尊厳性を深く理解し,医師として高い倫理観を身に付けた人格を形成する。
○医療人としてのコミュニケーションとチームワークを構築する能力を育成する。
授業の概要
/Summary of the class
1.数名の学生が1グループとなり人体解剖に臨み,人体の精緻な構造と機能を自らの学習により習得する。
2.学習記録として人体解剖スケッチとプロブレムノートを作成する。
3.人体解剖実習を通して医師になるための素養と倫理観を向上させ,医師としての人格を形成させる。
4.少人数グループによるグループワークを行うことにより医療人としてのコミュニケーションとチームワークを 構築できる能力を育成させる。
5.教員は実習の準備・管理と少人数グループまたはマンツーマンによる実習指導を行う。
6.骨学実習,人体解剖学実習は「骨学実習の手びき:寺田春水/藤田恒夫」(南山堂),「解剖実習の手びき:寺田春水/藤田恒夫」(南山堂)に従って行われる。



モデルコアカリキュラム
A-1-1) 医の倫理と生命倫理
A-2-1) 課題探求・解決能力
A-2-2-2) 学修の在り方
A-8-1) 医学研究への志向の涵養
A-9-1) 生涯学習への準備
D-2-1)-(1) 神経系の一般特性
D-2-1)-(2) 脊髄と脊髄神経
D-2-1)-(3) 脳幹と脳神経
D-4-1) 構造と機能
D-5-1) 構造と機能
D-7-1) 構造と機能
D-8-1) 構造と機能
D-9-1) 構造と機能
D-11-1) 構造と機能
D-12-1) 構造と機能
D-13-1) 構造と機能
D-14-1) 構造と機能
授業の内容予定
/Contents plan of the class
1.10月1日(金)5-10時限(骨学実習1-3) 下田・渡邉・千葉
人体を構成する骨の構造と機能を説明できる。

2.10月6日(水)3-4時限(骨学実習4) 下田・渡邉・千葉
人体を構成する骨の構造と機能を説明できる。

3.10月8日(金)5-10時限(骨学実習5-7) 下田・渡邉・千葉
人体を構成する骨の構造と機能を説明できる。

4.10月12日(火)5―10時限(人体解剖学実習1-3)下田・渡邉・千葉
《執刀式》、S1.くび・胸・腹部の体表観察と皮切り、S2. 広頚筋と乳腺、 S3. 胸腹部の皮静脈と皮神経、 S4. 大胸筋と外腹斜筋

5.10月13日(火)3―4時限(人体解剖学実習4)下田・渡邉・千葉
S3. 胸腹部の皮静脈と皮神経、S4. 大胸筋と外腹斜筋、S5. 頚神経叢の枝と胸鎖乳突筋

6.10月15日(金)5―10時限(人体解剖学実習5-7) 下田・渡邉・千葉
S5. 頚神経叢の枝と胸鎖乳突筋、S6. 背中の皮切り、S7. 背中の浅筋、S8. くびのやや深層

7.10月19日(火)5―10時限(人体解剖学実習8-10) 下田・渡邉・千葉
S7. 背中の浅筋、S8. くびのやや深層 S9. 胸部の深層と腋窩、S10. 鎖骨下動静脈とその枝

8.10月20日(水)3―4時限(人体解剖学実習11) 下田・渡邉・千葉
S11.うでの皮切りと腕神経叢、S12. 上腕の筋と神経

9.10月26日(火)5―10時限(人体解剖学実習12-14) 下田・渡邉・千葉
S11.うでの皮切りと腕神経叢、S12. 上腕の筋と神経、S13. 肩甲骨の前面の筋、 S14. 上腕伸側と肩甲背面の筋、S15. 上肢の切り離し、S16. 前腕屈側の浅い層、S17. 前腕の伸側と手背、S18. 手のひらの皮切りと手掌腱膜、S19. 手のひらの浅い層、S20. 手の深い層

10.10月27日(水)3―4時限(人体解剖学実習15)  下田・渡邉・千葉
S21. 上肢の血管と神経まとめ、S22. 肩の関節とその周辺、S23. ひじの関節 S24. 手くびの関節、S25. 手と指の関節

11.11月2日(火)5―10時限(人体解剖学実習16-18)下田・渡邉・千葉
S26. 胸腰筋膜と固有背筋、S27. 後頭下の筋、S28. 脊髄

12.11月3日(水)3―4時限(人体解剖学実習19) 下田・渡邉・千葉
S29. 胸壁、S30. 鼡径部と側腹筋群、S31. 腹直筋鞘、S32. 横筋筋膜と腹膜、 S33. 臍、S34. 腹部内臓の自然位での観察

13.11月5日(金)5―10時限(人体解剖学実習20) 下田・渡邉・千葉
S29. 胸壁、S30. 鼡径部と側腹筋群、S31. 腹直筋鞘、S32. 横筋筋膜と腹膜、 S33. 臍、S34. 腹部内臓の自然位での観察

14.11月9日(火)5―10時限(人体解剖学実習21-23) 下田・渡邉・千葉
S35. 胸腔を開く、S36. 胸膜と心膜

15.11月10日(水)3―4時限(人体解剖学実習24) 下田・渡邉・千葉
S37. 肺、S38. くびの根もとの深層、S39. 縦隔

16.11月12日(金)5―10時限(人体解剖学実習25-27) 下田・渡邉・千葉
S37. 肺、S38. くびの根もとの深層、S39. 縦隔、S40. 心臓の外観、S41. 心臓の内景、S42. 縦隔の深部

17.11月16日(火)5―10時限(人体解剖学実習28-30) 下田・渡邉・千葉
S43. 腹部内臓の位置 S44. 腹膜と腹膜腔 S45. 腹部内臓に分布する血管と神経

18.11月17日(水)3―4時限(人体解剖学実習31) 下田・渡邉・千葉
S46. 空腸と回腸、S47. 胃、S48. 肝臓、S49. 十二指腸・膵臓・脾臓

19.11月19日(金)5―10時限(人体解剖学実習32-34) 下田・渡邉・千葉
S46. 空腸と回腸、S47. 胃、S48. 肝臓、S49. 十二指腸・膵臓・脾臓

20.11月23日(火)5―10時限(人体解剖学実習35-37) 下田・渡邉・千葉
S50. 腎臓と副腎、S51. 後胸壁と後腹壁、S52. 横隔膜と腰神経叢

21.11月24日(水)3―4時限(人体解剖学実習38) 下田・渡邉・千葉
S53. 下肢の皮静脈と皮神経、S54. 大腿筋膜と大殿筋、S55. 大腿前面の深層、S56. 殿部の深層、S57. 大腿後面の深層

22.11月26日(金)5―10時限(人体解剖学実習39-41)下田・渡邉・千葉
S53. 下肢の皮静脈と皮神経、S54. 大腿筋膜と大殿筋、S55. 大腿前面の深層、S56. 殿部の深層、S57. 大腿後面の深層、S58. 膝窩と下腿後面、S59. 下腿の前面と足背、S60. 足底、S61. 下腿の深層、S62. 膝の関節、S63. 足の関節

23.11月30日(火)5―10時限(人体解剖学実習42-44)下田・渡邉・千葉
S64m. 膀胱とその周辺、S65m. 男性の外陰部と精巣、S66m. 男性の会陰 
S64f. 膀胱とその周辺、S65f. 女性の外陰部、S66f. 女性の会陰 
S67. 骨盤の切半、S69. 骨盤の血管と神経
S68m. 男性の骨盤内臓の位置、S70m. 男性の骨盤内臓
S68f. 女性の骨盤内臓の位置、S70f. 女性の骨盤内臓
S71. 骨盤壁の筋と股関節

24.12月1日(水)3―4時限(人体解剖学実習45)下田・渡邉・千葉
S72. くびの深層、S73. 顔の浅層、S74. 咽頭、S75. 甲状腺と気管、S76. 喉頭 
 
25.12月3日(金)5―10時限(人体解剖学実習46-48)下田・渡邉・千葉
S77. 脳出し、S78. 頭蓋の内面、S79. あたまの切半と口腔、S80. 鼻腔と咽頭鼻部、S81. 咀嚼筋と下顎管、S82. 顎関節と側頭下窩、S83. 舌と口蓋、S84. 副鼻腔と翼口蓋神経節、S85. 眼球を前から見る、S86. 眼窩の内容、S87. 眼球など、S88. 舌下神経管と頚静脈孔、S89. 外耳と中耳、S90. 内耳 S91. 翼突管と頚動脈管と耳神経節

26.12月7日(火)5―10時限(人体解剖学実習46-48)下田・渡邉・千葉
S77. 脳出し、S78. 頭蓋の内面、S79. あたまの切半と口腔、S80. 鼻腔と咽頭鼻部、S81. 咀嚼筋と下顎管、S82. 顎関節と側頭下窩、S83. 舌と口蓋、S84. 副鼻腔と翼口蓋神経節、S85. 眼球を前から見る、S86. 眼窩の内容、S87. 眼球など、S88. 舌下神経管と頚静脈孔、S89. 外耳と中耳、S90. 内耳 S91. 翼突管と頚動脈管と耳神経節

27.12月10日(金)5―10時限(人体解剖学実習46-48)下田・渡邉・千葉
S80. 鼻腔と咽頭鼻部、S81. 咀嚼筋と下顎管、S82. 顎関節と側頭下窩、S83. 舌と口蓋、S84. 副鼻腔と翼口蓋神経節、S85. 眼球を前から見る、S86. 眼窩の内容、S87. 眼球など、S88. 舌下神経管と頚静脈孔、S89. 外耳と中耳、S90. 内耳 S91. 翼突管と頚動脈管と耳神経節、《終了式》

成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
実習において2回のスケッチと1回のレポートの提出が課される。
実習期間内に5度の短答式小テストが行われる。
短答式テスト(30%),スケッチ作成(40%),レポート(30%)により総合判定する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
少人数グループでご遺体を自ら解剖させて頂くことで自学自習を行う究極のアクティブラーニングである。
人体解剖学実習は篤志によるご献体とご遺族のご理解により初めて成り立つものである。
常に感謝の念と礼節をもって実習に臨むことがそれをもって学習させて頂く者の当然の姿勢であり,これに反する態度や言動・行動を示す者には学習する権利は一切与えられない。このことから正当な理由のない限り遅刻や欠席は認められない(病欠の場合は必ず医師の診断書を必要とする)。
限られた時間内で学習成果を収め,ご遺体の恩に報いるためには自らの学習意欲と学習態度が最も重要な要素であることから、解剖学教科書および解剖学アトラス、参考文献を用いた毎日の準備学習(予習・復習)は必須である。
学習記録(スケッチ)を作成することにより自分の学習成果を随時確認し,他者より批評を得ることで学習効果は格段に向上する。
学習に関する質問,討論は可能な限り対応するので有効に利用してほしい。また,学生個人,グループ,全体に対する補習も可能な限り受け付けるので利用してほしい。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
なし
参考文献
/bibliography
骨学実習の手びき:寺田春水/藤田恒夫(南山堂)
解剖実習の手びき:寺田春水・藤田恒夫(南山堂)
ネッター解剖学アトラス(南江堂)

グレイ解剖学(Elsevier)
分担解剖学(金原出版)
日本人体解剖学(南山堂)
解剖学講義(南山堂)
解剖学カラーアトラス(医学書院)
エッセンシャル解剖学テキスト&アトラス(南江堂)
ムーア人体発生学(医歯薬出版)
ラングマン人体発生学(メディカルサイエンスインターナショナル)
*いずれの図書も一長一短あり,本人にとって文章が読みやすく,図が明解なものを勧める。アトラスは写真よりも図譜を勧める。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
スケッチブック(A4サイズ以上),色鉛筆(一般的なものでかまわない)を各自準備すること。教科書とアトラスは必須である。
10月5日(火)に弘前大学白菊会総会・会員の集いならびに弘前大学解剖体慰霊祭が執り行われる。2年次生は解剖体慰霊祭には全員出席が義務付けられる。白菊会総会・会員の集いにも積極的に参加すること。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
下田 浩(担当代表教員) 金曜日9:00~12:00
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
解剖学教室事務室・白菊会事務局 anatomy2@hirosaki-u.ac.jp
解剖学教室HP http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~anatomy2/index.html
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
H48:生体の構造と機能およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
地域志向科目
/Local intention subject
授業形態・授業方法
/Class form, class method
個別または小グループ学習指導,カメラ・モニターを用いた実況による全体学習指導,小グループディスカッション
科目ナンバー
/The subject number
M1-2-0204-H48
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
学習指導内容には病院、医学研究科等での医師、研究者としての実務経験に関する内容が含まれる。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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