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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
生理学実習/Physiology Practice
時間割コード
/Course Code
4211000015
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学部医学科/
曜日コマ
/Day, Period
月/Mon 3, 月/Mon 4, 月/Mon 5, 火/Tue 3, 火/Tue 4, 火/Tue 5, 水/Wed 3, 水/Wed 4, 水/Wed 5
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2
主担当教員
/Main Instructor
上野 伸哉/UENO SHINYA
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
上野 伸哉/UENO SHINYA 医学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 2 解決していく力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
〇 血液・体液のイオン組成を理解し、膜電位や酸・塩基平衡について説明できること。また、神経活動の中心となる興奮性ならびに抑制性シナプス電位と活動電位について説明できること。

〇 心電図の発生機序や各波形と生理現象の対応について理解し、心電図の正常異常を判別できること。心電図に反映される生理現象について、その有無も含めこれを解析する方法を各自考案し、実験条件や個人によっても異なる可能性のある心電図波形の変化を統計学を用いて適切に報告する方法を習得すること。

〇 神経学的検査に用いられる筋電図記録、および誘発筋電図を用いた末梢神経の伝導速度を計測し、脊髄反射などの生理学的意味が理解できること。
授業の概要
/Summary of the class
1. 内部環境(細胞外)と細胞内のイオン組成から膜電位やpHを実際に算出し、イオン組成の変動が身体に与える影響を理解し、「恒常性が維持される」ことについて学ぶ。

2. 心電図の正しい測定法を身に着け、実際に各種記録を行い、比較することにより、心電図の発生機序ならびに生体電気現象の基本を理解する。また、正常心電図の読解、病態への応用について学ぶ。

3. 神経学的検査に用いられる筋電図記録、および誘発筋電図を用いた末梢神経の伝導速度を計測する。さらに誘発刺激により脊髄反射を観察し、それらの生理学的および臨床における意義を学ぶ。

モデル・コア・カリキュラム
C-2) 個体の構成と機能
D-2-1) 神経系の構造と機能

D-4-1) 運動器(筋骨格系)の構造と機能

D-5-1) 循環器系の構造と機能

授業の内容予定
/Contents plan of the class
授業内容 
実習は全36コマ。

第1回 4月13日(火) 題目:膜電位質疑応答
統合機能生理学講座 山田勝也

第2回 4月14日(水) 題目:神経細胞の電気現象質疑応答
統合機能生理学講座 山田勝也

第3回 4月19日(月) 題目:溶液1「体液のイオン組成と細胞の膜電位」
統合機能生理学講座 長友克広

第4回 4月20日(火) 題目:溶液2「酸・塩基 pH」
統合機能生理学講座 長友克広

第5回 5月18日(火) 実習説明会
統合機能生理学講座 木下正治、長友克広

第6-15回について、筋電図・感覚実習および心電図実習を各グループに分かれてローテーションで実施する。
5月25日(火)から6月15日(火)の期間に行う。
詳細は別途配布する実習予定表を参照すること。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
実習説明会および実習に出席していることを前提とする。成績評価はレポート内容の評価(80%)、実習への取り組み度合い(20%)を総合して評価する。

1. 実習時に指定したレポート提出締切に遅れた場合、診断書等、特別な理由がない限り不可とする。
2. 過去のレポートや他のレポートをコピーするなど、盗用が認められた場合、不正行為とみなし不可とする。
3. 実習時に指定したレポートの形式に不備があった場合、再提出は認めるが、再提出でも不備があった場合には不可とする(再々提出は認められないので注意すること)。
4. レポートの内容について著しい不備があった場合、再提出は認めるが、再提出でも不備があった場合には不可とする(再々提出は認められないので注意すること)。
5. 生理学の期末試験および再試験の出題範囲には、実習内容が含まれる。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
生理学実習では、ヒトの生体現象を実際に測定し、その科学的取り扱いの方法について学ぶ。すなわち、実習を通じてデータの取得、解析、報告書(レポート)の作製に関する基本を習得する。実習に関連する項目(生体電気現象、筋、運動調節、心臓・循環、自律神経など)を理解し、実習に臨むこと。実習終了後は、各種資料も参考にしながら、データを整理し、レポートの形にまとめて指定された方法で提出すること。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
動画コンテンツおよびPDFファイルとして資料を配付する。生理学の講義内容ならびに下記の教材を参考とする。
参考文献
/bibliography
標準生理学第9版(医学書院、2019年)
Dale Dubin著 図解心電図テキスト(第6版), ステップで判読! 心電図 奥村謙・著
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
実習開始までに、生理学講義の内容に関して疑問点があれば、事前に質問内容を整理して、各講義担当教員に連絡し、メールまたはビデオ会議システムなどを利用して、積極的に質問を行うこと。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
各教員に連絡を取り、メールまたはビデオ会議システムを利用すること。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
[at]を @ に変更してください
上野伸哉 shinyau[at]hirosaki-u.ac.jp 脳神経生理学講座
山田勝也 kyamada[at]hirosaki-u.ac.jp 統合機能生理学講座
木下正治 kinosita[at]hirosaki-u.ac.jp 統合機能生理学講座
長友克広 nagatomo[at]hirosaki-u.ac.jp 統合機能生理学講座
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
H48:生体の構造と機能およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
G46:神経科学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
地域志向科目
/Local intention subject
授業形態・授業方法
/Class form, class method
対面授業および動画視聴
※COVID-19の状況に応じて遠隔講義になることもある
科目ナンバー
/The subject number
M1-2-0205-H48
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
・実習内容、留意事項等、詳細については、Hiroin IDあるいはTeamsなどを通して各自に通知する。
・内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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