科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
眼科学/Ophthalmology |
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時間割コード /Course Code |
4211000069 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
4 |
主担当教員 /Main Instructor |
鈴木 幸彦/SUZUKI YUKIHIKO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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鈴木 幸彦/SUZUKI YUKIHIKO | 医学研究科/ |
齋藤 昌晃/SAITO MASAAKI | 医学研究科/ |
中澤 満/NAKAZAWA MITSURU | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○眼科学(Ophthalmology)では眼・視覚系の構造と機能を理解する。 ○眼・視覚系疾患の病態について理解する。 ○眼・視覚系疾患の診断と治療について理解する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
1.眼科臨床医学の基本は眼球および眼窩の解剖学である。 2.眼球内にも様々な病気学的な変化が起こる。 3.それぞれの病理的変化のメカニズムについて学習する。 4.全身疾患と眼・視覚系の病態との関連を理解する。 モデル・コア・カリキュラム D-13 眼・視覚系 D-13-1) 構造と機能 D-13-2) 診断と検査の基本 D-13-3) 症候 D-13-3)-(1) 眼・視覚系に関する腫瘍徴候 D-13-3)-(2) その他の徴候 D-13-4) 疾患 D-13-4)-(1) 眼・視覚系の良性疾患 D-13-4)-(2) 腫瘍性疾患 F-2 基本的診療知識 F-2-2) 根拠に基づいた医療〈EBM〉 F-2-3) 臨床検査 F-2-4) 病理診断 F-2-9) 外科的治療と周術期管理 F-2-13) 輸血と移植 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回,4月5日(月),(題目:眼科学総論、屈折と調節、弱視) 近視、遠視、乱視、老視、弱視とは何かについて理解する。 中澤 満 第2回,4月12日(月),(題目:外眼部疾患と結膜炎) 結膜に起こる炎症とはいかなるものかについて理解を深める。その原因や発症機構から診断や治療を考える。その他のよくみる外眼部疾患についても理解を深める。 中澤 満 第3回,4月19日(月),(題目:白内障) 白内障とはどのような病気か、またその代表的な手術法について理解する 中澤 満 第4回,4月26日(月),(題目:角膜疾患と涙液) 角膜の機能とそこに起こる病気、涙液の機能と異常について理解する。角膜移植手術についても紹介する。, 前田修司 第5回,5月10日(月),(題目:神経眼科1、求心路、視神経、各種視野障害) 視神経乳頭および視神経疾患に起こる病気について理解するとともに、各種中枢神経障害にともなう視野障害の特徴についてその原理とともに理解する。 中澤 満 第6回,5月17日(月),(題目:神経眼科2、遠心路、瞳孔および眼球運動など) 瞳孔反射とその異常、眼球運動とその異常について理解するとともに斜視と弱視の基本について理解する。, 中澤 満 第7回,5月24日(月),(題目:緑内障1、原発緑内障、発達緑内障) 緑内障とはどのような病気なのかについて、その多様性とともに理解する。原発緑内障の各種病型を理解する。 中澤 満 第8回,5月31日(月),(題目:緑内障2、続発緑内障、緑内障治療総論) 代表的な続発緑内障について理解を深める。一般的な緑内障治療法について薬物治療と手術治療の両面から理解する。 中澤 満 第9回,6月7日(月),(題目:網膜剥離) 網膜剥離の定義を理解する。そして裂孔原性網膜剥離とはどのような病気なのか、どのような手術を行うのかについて理解する。 斎藤昌晃 第10回,6月14日(月),(題目:眼循環障害とくに網膜循環障害、高血圧と眼) 高血圧などを基盤として発症する網膜循環障害の各種病型と、高血圧にともなう網膜血管の異常所見の基本を理解する。 中澤 満 第11回,6月21日(月),(題目:糖尿病網膜症) なぜ糖尿病になると網膜病変が発生するのか、その治療はどうするのか、などにつき基本概念を理解する。さらに糖尿病網膜症の各病期について理解する。 中澤 満 第12回,6月28日(月),(題目:黄斑疾患) 加齢やストレスによって黄斑部に発症する4つの代表的疾患(黄斑上膜、黄斑円孔、中心性漿液性脈絡網膜症、加齢黄斑変性)について理解する。 齋藤昌晃 第13回,7月5日(月),(題目:ぶどう膜炎) 眼内炎症性疾患とくにサルコイドーシス、原田病、ベーチェット病の三大ぶどう膜炎を中心に眼内炎症性疾患とは何かを理解する。 中澤 満 第14回,7月12日(月),(題目:網膜色素変性、遺伝性網膜変性) 網膜色素変性に代表される遺伝性網膜変性疾患の発症に関わる分子遺伝学と臨床ならびに視細胞保護、再生医療および人工視覚などの最先端の治療研究について理解する。 中澤 満 第15回,7月19日(月),(題目:眼科腫瘍性疾患) 網膜芽細胞腫やぶどう膜悪性黒色腫に代表される眼内腫瘍および眼窩腫瘍や結膜、眼瞼腫瘍などに代表される眼外腫瘍の基本を解説する。 中澤 満 第16回,7月26日(月),(題目:眼外傷と眼科救急疾患) 眼科領域の外傷にはどのようなものがあるか、それと研修医にも役立つ眼科救急疾患の種類と対処法などにつき解説する。 齋藤昌晃 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
毎回の小テストでは講義内容の理解を促すとともに出席が確認される。学則により期末試験の受験には2/3以上の出席が必要とされている。 期末試験は後日日程を調整する。各回の講義を担当した講師が試験問題を作成する。 期末試験では正解率60%以上の場合に単位を認定する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
本シラバスとは別の「眼科学シラバス 2021」を全員に配布する。「眼科学シラバス2021」には毎回の講義内容の要約が箇条書きで記載されているので、その内容を確認することで予習をすることが出来る。練習問題も記載されているので、その解答を考えることにより、さらに講義内容の理解が深まるものと思われる。この「眼科学シラバス2021」の内容を確認することにより、復習にも利用することができる。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
下記参考文献を推薦する。 |
参考文献 /bibliography |
中澤 満,村上 晶,園田康平 編集,「標準眼科学」第14版,医学書院 数ある眼科学教科書のうちで内容的に最も優れている。3年ごとに改訂して最新の内容を要領よく網羅するように配慮されている。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
眼鏡やコンタクトレンズまたは結膜炎などで眼科を受診した経験のある学生諸君は多いと思うが,眼科が実際に扱う疾患は学生諸君の実体験を大きく越えた多彩かつ広範囲なものであることを講義で理解して欲しい。本講義で述べられる項目は学生諸君には実体験がないことばかりかと思われるが,これは臨床実習にて補足体験することでさらに学習することとなる。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
担当代表教員:鈴木幸彦、毎週水・木・金曜日、午後3時~6時 講義分担者:齋藤昌晃、 講義分担者:中澤 満,毎週火曜日、午後4時~6時 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
中澤 満:mitsuru@hirosaki-u.ac.jp 齋藤昌晃:masaaki@hirosaki-u.ac.jp 鈴木幸彦:yukihiko@hirosaki-u.ac.jp http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~ophthal/ |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
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地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
対面講義 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0149-I56 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
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その他 /Others |
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |