科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
形成外科学/Plastic and Reconstructive Surgery |
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時間割コード /Course Code |
4211000073 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
4 |
主担当教員 /Main Instructor |
漆舘 聡志/URUSHIDATE SATOSHI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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横井 克憲/YOKOI KATSUNORI | 医学研究科/ |
漆舘 聡志/URUSHIDATE SATOSHI | 医学研究科/ |
三上 誠/MIKAMI MAKOTO | 医学研究科/ |
齋藤 百合子/SAITO YURIKO | 医学研究科/ |
和田 尚子/WADA NAOKO | 医学研究科/ |
相馬 美佳子 | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○形成外科であつかう疾患について理解する。 ○形成外科的治療の根本となる創傷治癒について理解する。 ○形成外科で行う保存的治療と外科的治療について理解する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
以下の医学教育モデル・コア・カリキュラム項目に基づき,到達目標を掲げて学習する。 モデル・コア・カリキュラム C-4 病因と病態 C-4-5) 炎症と創傷治癒 C-4-6) 腫瘍 D-3 皮膚系 D-3-1) 構造と機能 D-3-2) 診断と検査の基本 D-3-3) 症候 D-3-4) 疾患 F-1 症候・病態からのアプローチ F-1-37) 外傷・熱傷 F-2 基本的診療知識 F-2-9) 外科的治療と周術期管理 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 (題目:形成外科総論) 形成外科とはどのような診療科であるのかを理解するため、その定義、歴史、対象疾患、手技などについて学習し,形成外科の役割についてその概要について講義する。 ,漆舘聡志 第2回 (題目:形成外科的手技) 形成外科では、一般外科と同様な手技に加え、形成外科特有の手技が存在する。形成外科にて行われる基本的な治療手技(縫合法、軟膏治療等)について講義する。 ,齋藤百合子 第3回 (題目:創傷治癒), 「傷をきれいに治す」「傷跡(瘢痕)を目立たなくする」ためには、どうしたらよいか。実際の治療にも役立つ、創傷治癒の基本的知識について講義する。 ,漆舘聡志 第4回 (題目:再建外科学Ⅰ:皮弁①) 形成外科では、腫瘍切除後や外傷による体表面の欠損に対し、さまざまな手術法を駆使して再建を行っている。その手術法の一つである局所皮弁を用いた各種再建法の基礎と臨床例について講義する。 ,漆舘聡志, 第5回 (題目:再建外科学Ⅰ:皮弁②) 形成外科の重要な手技である皮弁を用いた組織再建のうち、特に顔面組織再建を中心に臨床例とともに解説する。 ,漆舘聡志 第6回 (題目:再建外科学Ⅱ:植皮) 形成外科では、腫瘍切除後や外傷による体表面の欠損に対し、さまざまな手術法を駆使して再建を行っている。その手術法の一つである植皮について講義する。 ,齋藤百合子 第7回 題目:外傷学I:熱傷) 熱傷は局所の熱による反応のみならず、重症になると全身にダイナミックな反応を起こすものである。熱傷による局所的、全身的変化の病態および治療について講義する。 ,三上 誠 第8回 (題目:外傷学II:顔面軟部組織損傷、顔面骨骨折) 瘢痕や変形が目立ちやすい顔面の軟部組織損傷、骨折は形成外科で扱う疾患である。その特殊性も含めて診断、治療について講義する。 ,横井克憲 第9回 (題目:表在性先天異常I) 頭の先からつま先まで体表面のあらゆる先天異常を形成外科では扱っている。症例を紹介しながら、その診断、治療について講義する。 ,横井克憲 第10回 (題目:表在性先天異常II:唇顎口蓋裂) 唇顎口蓋裂は、関連科とのチームアプローチが必要であり、また、出生直後から成人に至るまで継続した治療を要する、形成外科の中でも重要な疾患の一つである。その治療の流れ、詳細について講義する。 ,横井克憲 第11回 (題目:肥厚性瘢痕、ケロイド) 肥厚性瘢痕、ケロイドはともに創傷治癒過程においてコラーゲン線維の生成が過剰に起こり、瘢痕が隆起した状態であるが、病態像は種々の点で異なる。両者の相違点、治療法について講義する。 ,三上 誠 第12回 (題目:難治性潰瘍) 難治性潰瘍とは、治療に抵抗性の潰瘍であるが、その原因としては血行障害、感染など様々な因子があげられる。難治性潰瘍の原因、創管理などについて講義する。 ,三上 誠 第13回 (題目:多様な形成外科疾患) 形成外科は対象が全身であるため、非常に多くの疾患を扱っている。これまでの講義で詳しく解説していないその他の形成外科疾患に関して講義する。 和田尚子 第14回 休講 第15回 (題目:形成外科学講義総括:試験対策) これまでの講義内容を復習の意味も含め総括するとともに、過去に出題された形成外科関連の国家試験問題などの解説をおこない試験に向けて形成外科の理解を深める。 ,漆舘聡志 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
期末試験70%、授業の参加度30%により総合的に評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
シラバスを参考に、講義前にその日の講義テーマについての予備知識を得ておくと良いでしょう。 講義後は理解を深めるため,配布プリントや資料などで復習してください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
プリントを配布します。 |
参考文献 /bibliography |
特に指定しません。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
講義内容の外部流出が無いよう留意してください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
担当代表教員:漆舘聡志,オフィスアワーは特に設けませんので相談がある場合には下記アドレスにメールで連絡してください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
urushi@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
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地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
スライドを用いた通常の講義形態です。状況によってはメディア授業へ移行する場合があります。 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0153-I56 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |