科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
環境地球化学I |
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時間割コード /Course Code |
7212000079 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
理工学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
野尻 幸宏/NOJIRI YUKIHIRO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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野尻 幸宏/NOJIRI YUKIHIRO | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○環境地球化学において重要な海洋での物質の循環を理解すること(見通す力) 〇海洋を含む地球の水圏において物質循環に化学反応と生物反応が寄与していることを理解すること(見通す力) |
授業の概要 /Summary of the class |
海洋化学の理解に必要な海洋の構造やその運動の基本を学んだうえで、海水の主成分、溶存ガス、栄養塩類、二酸化炭素、微量元素等の化学についてその基礎的な理解をはかります。 海洋の物質循環は、生物の働きや化学反応・化学平衡で支配され、大気、陸水、堆積物等の物質循環と相互に関係していることを解説します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
1.水の性質、水循環 2.海氷について、海洋の熱収支と表層温度分布 3.海洋の温度の深度分布 4.海水の塩分 5.海水の密度と圧力の効果 6.海水の密度分布と大洋の循環 7.海洋の沿岸プロセスと沿岸過程 8. 海洋物理に関する復習、中間テスト 9.海水の主成分と栄養塩 10.海水の溶存ガス 11.降水と陸水、海水の溶存成分の収支バランス 12.海水の溶存成分の化学形態 13.海水中の二酸化炭素 14.海水中の微量成分 15. 海洋化学に関する復習 16. 期末テスト |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
中間テスト(50%)と期末テスト(50%)の成績にもとづき評価します。授業への取り組み状況を加味します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
配布されるプリントをよく読み返して復習してください。示されたQ&Aの答えを翌週までに考えてきてください。プリントのうち英語と日本語が対比されている部分を利用して、英語力を身に着けることに役立ててください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は使用しません。プリントを毎回配布します。 |
参考文献 /bibliography |
The Open University Course Team, SEAWATER: Its Composition, Properties and Behaviour, DOI:10.1016/B978-0-08-042518-4.50012-8、電子版がネットで購入できます。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
21世紀の最も深刻な環境問題となるであろう気候変動の問題が今後どうなってゆくかに、海洋の役割は決定的に重要です。加えて海洋では二酸化炭素そのものの増加で海洋酸性化という新たな問題も生じています。気候変動・地球温暖化に関係のあるテレビ番組、新聞記事、解説書などをより深く理解するために、この講義の知識は必ず役に立ちます。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
水曜日8:40-10:10(理工学部1号館515室)のオフィスアワーには在室しています。 質問はチャットの利用が勧められます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
nojiri AT hirosaki-u.ac.jp ATを半角@に変えてください |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
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学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
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学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
配布するプリントを解説します。プリントにあるQ&Aのうちのいくつかを翌週までの宿題にします。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
選択科目「環境地球化学II」は、この講義の発展で、海洋における物質循環に重要な生物地球化学過程をより詳しく扱います。また、扱う内容のうちのいくつかの化学成分について、その実際の化学分析を環境地球化学実験で体験することができます。 実務経験:担当教員は、内閣府科学技術政策担当部局で、2004-2006年に、日本の環境およびエネルギーの研究の取りまとめと基本計画策定を実施しました。IPCCによる国連報告書(2007年および2014年)において、執筆者グループメンバーとして取りまとめにあたりました。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |