シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
自然防災学
時間割コード
/Course Code
7212000080
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
理工学部/
曜日コマ
/Day, Period
金/Fri 3
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
片岡 俊一/KATAOKA SHUNICHI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門応用科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
片岡 俊一/KATAOKA SHUNICHI 理工学研究科/
前田 拓人/MAEDA TAKUTO 理工学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○自然災害を軽減させる社会的仕組みを理解する(見通す力,学び続ける力).
○災害をもたらす自然現象を力学的に表すのに必要な連続体の力学の基礎を理解する(学び続ける力).
授業の概要
/Summary of the class
自然災害は自然現象と人間社会がからみあって発生します.よって,災害軽減には,自然現象の理解と人間社会の理解が必要となります.この授業の前半は災害を形成する人間社会の理解に重点を置いて,災害軽減の社会的な仕組みを学びます.一方で,災害をもたらす自然現象は大地や空気に関連しますが,これらの挙動を力学的に表すものとして,「連続体の力学」があります.そこで,固体(弾性体)の連続体力学についての基礎を学びます.
授業の内容予定
/Contents plan of the class
A. 自然災害軽減のための社会的な仕組み(片岡担当)
1. 自然災害とは
2. 過去の災害
3. 災害の構成と社会の複雑さ
4. ライフラインシステム
5. 災害対策基本法と災害対応の主体
6. 構造物の安全性を規定している法律
7. ハザードマップ
8. 災害情報と避難
9. 災害直前の対応
10. 避難所,災害時の物流,被災者支援
11. 保険,防災教育
12. 以上のまとめと中間試験

B. 自然現象を記述するための連続体の力学(前田担当)
13. 連続体の概念・変形とひずみ
14. 応力と運動方程式
15. 構成方程式と弾性係数
16. 連続体の力学についての試験

授業の進行状況等により,シラバスと実際の内容と異なる場合には,その都度説明します.
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
片岡担当分を75%,前田担当分の連続体の力学についての試験を25%として最終的な評価を行う予定です.
片岡担当分の75%のうち,試験結果を65%とし,各自のノートの内容を10%として評価します.このため,片岡担当分の試験終了時にノートを提出してもらいます.ただし,いずれか一方の成績が極端に悪い学生については,前述の評価よりも低い評価とする可能性があります
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
授業内容の資料を各教員のHPに授業資料を示しておくので,それを予習しておいてください.
片岡担当分については,授業の最後に追加的に調べる事項(復習事項)を示しますので,それを調べて下さい.また,災害時に各種機関がどのように対応したかについては,様々な図書がでているので,そのような図書を読むと授業の理解が進むと思います.
前田担当分は数学と物理を応用することが中心の講義ですので,話を聞いて板書を写しているだけでは十分に理解できないでしょう.講義時のメモをもとに,復習として配布資料の数式展開を自分の手で追いかけることが必要です.また,資料には多数の演習問題が含まれていますので,それらの問題を解くことを通じて理解を含め,また必要となる数学について習熟してください.
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
教科書は特に指定されません.後半の「自然現象を記述するための連続体の力学」については,多くの図書が出ていますが,参考文献に挙げたものが分かりやすいと思います.
参考文献
/bibliography
岡田恒男・土岐憲三編集(2000)『地震防災の事典』,朝倉書店.
太田敬一・松野泉(2021) 『防災リテラシー』,森北出版.
中島淳一・三浦哲(2014)『弾性体力学 変形の物理を理解するために』フロー式物理演習シリーズ16, 共立出版.
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
1年次の必修授業(特に,自然災害概論)を聴講していることを前提に授業は進みます.
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
以下の時間帯で質問,疑義等を受け付けます.
片岡俊一,火曜日,15:00-16:00
前田拓人,金曜日, 8:40-10:10
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
片岡俊一:
Eメール: kataoka「あっと」hirosaki-u.ac.jp あっとは@マークに置き換えて下さい.
HP: http://www.st.hirosaki-u.ac.jp/~kataoka

前田拓人:
HP: https://www.st.hirosaki-u.ac.jp/~tktmyd
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義形式で行います.
メディア授業に移行した場合は、Teamsを用います.
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
片岡担当分については,片岡が自治体の災害軽減に関する委員会で意見交換した事項についても講義に含みます.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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