科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
環境地球化学実験 |
---|---|
時間割コード /Course Code |
7212000095 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
理工学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 3, 月/Mon 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
野尻 幸宏/NOJIRI YUKIHIRO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
野尻 幸宏/NOJIRI YUKIHIRO | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○主に水試料を対象とする環境地球化学の代表的な分析手法を経験し、その基礎知識を得ること(見通す力) ○自分で採取した試料の分析値について、採取、測容器、化学分析手法などによる誤差を考慮に入れ、文献資料などの参考値と比較を行い、考察を行うことができるようになること(解決する力) |
授業の概要 /Summary of the class |
環境地球化学の代表的な分析手法のいくつかについて、その基本的な操作を学び、実際の試料への応用を経験します。 分光光度計・自動滴定装置・イオンクロマトグラフなどの機器分析装置の操作を学びます。 化学分析の手法の感度や繰り返し誤差を考慮してデータをまとめ、報告する能力をつけます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
1回目 ガイダンス(2から7回目についての解説) 2回目 試薬の調整 3回目 酸塩基滴定(標準液の標定) 4回目 酸塩基滴定(強酸・強塩基の滴定) 5回目 酸塩基滴定の応用(河川水のアルカリ度の手動滴定) 6回目 酸化還元滴定(標準の標定) 7回目 酸化還元滴定の応用(COD:化学的酸素要求量) 8回目 ガイダンス(9から14回目についての解説) 9~14回目は3班に分かれて計6回の実験を行うので、班により順番が変わります 9回目 分光光度法(河川水中のケイ酸を比色分析) 10回目 分光光度法(河川水中のリン酸を比色分析) 11回目 アルカリ度(河川水のアルカリ度の自動滴定) 12回目 イオンクロマトグラフ(河川水の主要溶存イオンの分析) 13回目 溶存酸素(標準液の標定) 14回目 溶存酸素(大気飽和水の溶存酸素濃度の確認) 15回目 実験室と使用器具の洗浄、かたづけ |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
実験態度・実験に関する理解度・実験ノートの取り方など(30%)、レポートの内容(70%)を総合的に評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
事前に、実験項目毎に方法を示すプリント等を配布します。プリントをよく読んで実験を行います。約2回毎に各自でレポートを作成して提出します。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
毎回の実験には関数電卓を持参してください。レポート作成には、パソコンでエクセルなどの表計算ソフトが使えると便利です。 |
参考文献 /bibliography |
水の分析 第4版 日本分析化学会北海道支部 編 化学同人 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
フィールドの試料から環境化学的なデータを得たい時に、どのような点に注意して採取すべきか、どんな点を考慮して採取デザインを立てるか、どんな方法で分析し、分析値をどのように評価すべきか、など化学分析を行う職場や化学分析と関係する卒業研究で役立つ訓練になるので、それに備えた心構えを持ってください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーは水曜日8:40-10:10(理工学部1号館515室)です。 チャットによる質問が勧められます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
nojiri AT hirosaki-u.ac.jp ATを半角@に変えてください |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
|
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
|
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
実験についての注意点を講義し、実験操作を指導します。必要に応じて、河川水などの試料採取を行うことがあります。 |
科目ナンバー /The subject number |
|
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
実務経験:担当教員は、内閣府科学技術政策担当部局で、2004-2006年に、日本の環境およびエネルギーの研究の取りまとめと基本計画策定を実施しました。IPCCによる国連報告書(2007年および2014年)において、執筆者グループメンバーとして取りまとめにあたりました。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |