科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
海外農畜産物市場論 |
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時間割コード /Course Code |
8212000091 |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 後期 |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 1 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
成田 拓未/NARITA TAKUMI |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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成田 拓未/NARITA TAKUMI | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○グローバルな農畜産物市場の今日的課題を知る(見通す力) ○上記の問題に対する能動的に思考する態度を養う(学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
・農畜産物市場の問題は、国境を越えて複雑化しつつあります。本講義では、教員と受講生の双方向性を重視し、上述の到達目標を目指します。 ・TPP、FTA、EPA・・・のように、国と国との貿易ルールに関わる様々な略称がニュースや新聞を飛び交っています。本講義では、特に農産物に着目して貿易ルールについての基礎を学びます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
1.ガイダンス 2.食と農の貿易ルールを学ぶために~貿易はなぜ行われるのか~ 3.GATTの歴史と基本原則~「地産地消」も国際ルールに違反するのか~ 4.GATTウルグアイ・ラウンド農業合意~米の関税はなぜ例外になったのか~ 5.WTO農業協定の実施状況~輸出規制はなぜやめられないのか~ 6.WTO協定下の重要品目の貿易制度~米の輸入でなぜ赤字が出るのか~ 7.WTOドーハ・ラウンド交渉~多国間の交渉はなぜまとまらなくなったのか~ 8.WTO衛生植物検疫(SPS)協定と紛争処理制度~食の安全と貿易の促進は両立するのか~ 9.WTO知的所有権貿易(TRIPS)協定と地理的表示~外国産が「夕張メロン」を名乗ってよいのか~ 10.世界のFTAの動向~FTAはなぜ急速に増えているのか~ 11.日本のEPAの動向~日本のEPAは他国のFTAとどう違うのか~ 12.環太平洋パートナーシップ(TPP)協定~TPPはなぜ大きな議論を呼んだのか~ 13.日EU経済連携協定(日欧EPA)~日本産が「カマンベール」を名乗ってもよいのか~ 14.メガFTA時代の日本の食と農~私たちは同対応すべきか~ 15.全体の振り返り |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
議論への積極的参加(60%)、レジュメの完成度(40%)。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
受講者はすべて、毎回の講義で取り上げるテキストの該当箇所を予め熟読しておいてください。また、毎回1名、テキストの該当箇所について発表してもらいますので、そのためのレジュメを作成してください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
作山巧著『食と農の貿易ルール入門』昭和堂、2019年 |
参考文献 /bibliography |
特になし |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
農業に関するニュース、新聞等の情報に関心をもつようにすると良いでしょう。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーは金曜日14:30~16:00です。また、オフィスアワー以外の日時でも、事前にメールで連絡していただければ対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
tnarita■hirosaki-u.ac.jp (■を@に変えてください) http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/staff/takumi-narita |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
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学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
受講学生による発表、ディスカッション、教員による解説。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
特になし。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |