科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
多文化基礎論(1)/The Basics of Cultural Diversity |
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時間割コード /Course Code |
2211000001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
今井 正浩/IMAI MASAHIRO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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今井 正浩/IMAI MASAHIRO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・現代ヨーロッパの歴史文化的源流の一つとしての西洋古典古代の歴史文化遺産(文学・思想・科学等)に関する基本的知識を習得すること。 ・西洋古典古代の歴史文化遺産が,グローバル化と共生の時代にあたる現代において,どのような普遍的価値を有するかを理解することを通して,グローバル化と共生の時代を生きていく上で、わたしたちが直面する諸課題を解決するための力を身につけること。 |
授業の概要 /Summary of the class |
この講義は,現代ヨーロッパの歴史文化的源流の一つとしての西洋古典古代(Classical Antiquity)という基本認識のもと,この時代の人間観の特色に焦点をあてることによって「多文化理解とは何か」という根本的な問いに対する見識を深めます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
古代ギリシア・ローマ文化は,東方オリエントやエジプトといった周辺諸地域の文化の影響を受けつつ,きわめて独自の発展を遂げることによって,後世の歴史文化の展開に大きな影響を与えてきました。この講義では,古代ギリシア人の人間観の特質について,おもに思想文化史的な観点に立った講義を行うことを通して「ヨーロッパ」という文化的パラダイムの成立に古代ギリシア・ローマの歴史文化遺産がどのように寄与したかを検証します。 第1回 現代ヨーロッパの歴史文化の源流の一つとしての古代ギリシア・ローマ 第2回 ホメロスの二大叙事詩『イーリアス』『オデュッセイアー』の成立とその歴史的背景 第3回 『イーリアス』『オデュッセイアー』とギリシア人の伝統的人間観の起源 第4回 『神統記』におけるヘシオドスの神話的世界観 第5回 『農耕と暦日』における「正義」の概念 第6回 ギリシア悲劇の人間観 第7回 中間試験(50分)と前半の振り返り 第8回 「哲学のはじまりの地」としての古代ギリシア 第9回 初期ギリシア哲学者たちの人間観 第10回 ソクラテス・プラトンの哲学的人間理解 第11回 アリストテレスの哲学的人間理解 第12回 ギリシアの歴史思想における人間観 第13回 ギリシア医学の成立とその歴史的背景 第14回 ギリシアの医学思想における人間観 第15回 期末試験(50分)と授業全体の総括 なお,授業の進行状況等によってシラバスの内容と異なってくる場合は,その都度説明をします。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
中間試験(50パーセント)+期末試験(50パーセント)を合算して評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
各回の授業後に復習点,次回の予習点を伝えます。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業中に配布する資料等をもとに授業を実施しますので、教科書は指定しません。 |
参考文献 /bibliography |
多岐にわたるため,必要に応じて,授業中,またはメール連絡等によって,随時紹介していきます。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
履修にあたって,古典ギリシア語・ラテン語の知識は問いませんが,語学の知識が理解を一層深めるということは言うまでもありません。日本で出版されている代表的な古典ギリシア語・ラテン語の基礎文法書を紹介しますので,ぜひ挑戦してみてください。 (1)水谷智洋著『古典ギリシア語初歩』(岩波書店刊,1990年) (2)田中利光著『ラテン語初歩・改訂版』(岩波書店刊,2002年) |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
毎週月曜日の午後4時~午後6時をオフィスアワーの時間帯として設定していますので,その時間帯を利用してください。研究室は,人文社会科学部校舎4階411です。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
Eメールアドレス masahiro@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
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学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
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学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式。なお,メディア形式の授業に移行する必要のある場合には,Microsoft Teams を使用します。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-2-2210-A03 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |