科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
住民生活論A/Approaches to the Lives of Local Residents/Inhabitants A |
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時間割コード /Course Code |
2211000024 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
曽我 亨/SOGA TORU |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部専門科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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曽我 亨/SOGA TORU | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
1.日々の生活において生起する事象のなかから,解くべき人類学的課題を発見する見通す力をつける 1.文献講読に必要な技能を身に付けることで、解くべき人類学的課題を発見する見通す力をつける 2.発見した課題を,人類学的な調査方法をもちいて解決していく力をつける |
授業の概要 /Summary of the class |
もともと人類学は、遠くの奥地におもむき、人々の生活や文化を記述するところからはじまりました。けれども、わざわざ奥地に行かなくても、私たちの周りには実は不思議なことが溢れています。それが不思議に見えないのは、私たちが「常識」にどっぷり浸っているからなのです。この授業では、「常識」を打ち破るための人類学の方法を学び、考えるべき不思議な課題を発見する力を養います。同時に、その課題を人類学的調査法によって理解し解決するとき、どのような知見が得られるのかを学びます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
授業は教科書に沿って進めます。教科書は、京都大学の学生が、何でも見てやろうとフィールドワークにでかけ、問題を発見し、解いていくプロセスが紹介されています。調査の事例を知ることで、問題の発見の仕方、解決の仕方を学びます。 1 イントロダクション:授業の進め方、レジュメの書き方 テキスト第1部[菅原和孝] 2 序 章 他者と出会う 3 第1章 仕事の世界 4 第2章 社会とその周縁(Teams双方向授業) 5 第3章 コミュニケーションの内と外 ― 疎通・伝播・伝承(Teams双方向授業) 6 第4章 信じることの手ざわり 7 第5章 「外国人/異文化」との遭遇 テキスト第2部 8 第1章 〈振売り〉都市に息づく野菜行商[田村うらら] 9 第2章 棚田を〈守り〉する人びと ― 伝統的棚田の保全と開発[山田有佳] 10 第3章 生き物を屠って肉を食べる ― 私たちの肉食を再考する試み[比嘉夏子] 11 第4章 摂食障害に立ち向かう女たち[高田彩子] 12 第5章 銭湯の行動学[佐藤せり佳] 13 第6章 エチオピアのビデオ小屋[望月幸治] 14 終 章 生きかたとしてのフィールドワーク[菅原和孝] 15 まとめと振り返り |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
評価方法:レジュメの質、メディア授業での発言・参加をもとに評価(50%) 、学期末のレポート(50%:学期末のレポートについては、Teams上で提出) 採点基準: 文献講読に必要な技能の習得状況を、レジュメの質によって評価します。 授業での発言・参加、および学期末のレポートによって、日々の生活のなかから人類学的課題を発見する方法や、人類学的に解決する方法の理解度を評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:事前に教科書を読み、内容を良く理解し、レジュメを作成してきて下さい。レジュメの作成方法は、授業の1回目に説明します。また、授業で質問・コメントができるよう、準備をしてきてください。 復習:毎回の授業で出される疑問に対する応答や、討論の内容を復習することで、人類学的課題の発見方法や解決方法について理解を深めてください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
菅原和孝 2006 『フィールドワークへの挑戦―“実践”人類学入門』世界思想社 弘前大学図書館にも所蔵されています。 |
参考文献 /bibliography |
なし |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
住民の生活について学ぶと共に、社会調査の仕方を詳しく学ぶことが出来ます。地域行動コースの学生だけでなく、民俗学や経営学の学生も歓迎します。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月曜12時から12時40分まで |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
sogap[at]hirosaki-u.ac.jp [at]の部分を@に変換してください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
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学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
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学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
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実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
対面授業を原則とし、講読形式で行います。具体的には、学生が本の内容を説明し、質問やコメントを発表し、教員が質問に答えコメントします。 なお、新型コロナ感染症等の流行状況によって大学がメディア授業に移行する場合は、Teamsにて行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
H2-2-5301-A04 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |