科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
文学入門/Introduction to Literature |
---|---|
時間割コード /Course Code |
2211040001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学部/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 前期 |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
集中 |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
渡辺 麻里子/WATANABE MARIKO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 学部基本科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
渡辺 麻里子/WATANABE MARIKO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル1 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○日本古典文学の読み方や考え方を身につけること ○古典文学の世界の,基礎的な知識を身につけること ○古典世界の人々の生き方や考え方を知ること ○古典文学についての疑問や問題を考え,調べる力を身につけること ○日本の文化・思想・歴史を幅広く学び,理解を深めること |
授業の概要 /Summary of the class |
○日本の古典文学作品には、人々の考え方や生き方が克明に記されていますが、その現代と共通する点と異なる点を学びます。 ○古典文学作品の中から、古典世界を考える上で大事なテーマ、夢・鬼・異界・生命観などについて学びます。 ○テーマごとに古典の作品や文章を解説します。 ○しっかりと考え、自分の疑問を持ち、読み深め、考える力、見通す力を身につけられるようにします。 ○また自分でも調べることによって問題解決を行うことを実践します。 ○高校の古典の得意不得意は関係ありません。わかりやすく説明しますので、授業では古典文学作品を読み解くことの楽しさを体験してもらいます。 ○古典世界における日本人の考え方を、歴史・美術・思想の分野の考え方も合わせつつ学び、日本文化への理解を深めます。 ○高校の教科書には載らないような作品を様々に紹介することにより、古典文学の深い世界に入り、自分でも学び続ける力を身につけられるようにします。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
以下の予定で、各回テーマを決めて進めます。(ただし、進度によって、前後することがあります。) 第1回 ガイダンス――日本古典文学を学ぶ意義―― 第2回:古典世界における夢の役割――①『宇治拾遺物語』「夢買う人のこと」を読む―― 第3回:古典世界における夢の役割――②未来を告げる夢の話―― 第4回:古典世界における夢の役割――③異界と通じる夢の話―― 第5回:古典世界のスーパースター―『江談抄』「吉備真備入唐のこと」を読む―― 第6回:日本と中国――日本人の知識と自意識―― 第7回:日本の予言書――『邪馬台詩』の謎―― 第8回:絵巻と説話――『吉備真備入唐絵巻』の謎を解く―― 第9回:異界と人間世界――①『今昔物語集』「羅城門」の話から―― 第10回:異界と人間世界――②鬼が住む場所―― 第11回:古典世界の鬼③――様々な鬼と人との関わり―― 第12回:鬼と文学――『長谷雄草紙』を読む―― 第13回:絵巻と文学――『長谷雄草紙』に描かれる世界観―― 第14回:日本人の生命観――『撰集抄』人を作る話―― 第15回:日本人の生命観――どこから人か―― 第16回:日本人と地獄――『熊野観心十界図』に描かれる世界観―― メディア授業実施の場合はTeamsを使用します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価20%(Teamsでコメントを提出する)+レポート50%+試験30%(または復習課題)を目安として、総合的に評価します。 レポートは、自分でどれだけ調べ考えたかを評価します。試験は、授業をどれだけ聞いて理解していたかを確認します。出席は成績の前提です。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習は、Teamsにアップされたプリントを読んでおいてください。復習は、授業で解説した箇所を読み直して理解を深めて下さい。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は不要です。教材は、授業時に配布します。メディア授業の場合は、Teamsにアップしますので、各自ダウンロードして使用して下さい。 |
参考文献 /bibliography |
小峯和明著『説話の森――中世の天狗からイソップまで――』岩波現代文庫、二〇〇一年 黒田日出男『吉備大臣入唐絵巻の謎』小学館、二〇〇五年 (いずれも弘前大学図書館にて閲覧可能) その他、適宜、授業時に紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
予備知識は特に要りません。高校の古文が苦手でも全く関係ありませんが、勉強する意欲は必要です。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
メールでお問い合わせ下さい。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
mwata◎hirosaki-u.ac.jp ◎を@に変えて下さい。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式 変則的な集中講義です。4月~7月の日曜日(指定した4日)に、1日に4コマ、合計4日で行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
H1-1-1104-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
授業の実施日は、決まり次第掲示されますので、各自ご確認ください。 1日に4コマ×4日=合計16コマとなります。 今はまだ日程が決まっていませんが、例えば、4月25日(日)の2コマから5コマ(第1回~4回)、5月23日(日)の2コマから5コマ(第5回~8回)、6月20日(日)の2コマ~5コマ(第9回~12回)、7月18日(日)の2コマ~5コマ(第13回~16回)というような形式で行います。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |