科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
青森の行政-子どもの生き方を支える多様な学びづくり-/Government of Aomori-Diverse Learning Guarantees Diversity in Children- |
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時間割コード /Course Code |
1211100349 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 4 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
宋 美蘭 |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 ローカル科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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宋 美蘭 | 教育戦略室/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○青森の行政に関わりのある見識を深めること ○行政に関する知識を活用して,地方自治体の全体像や地域社会が抱える課題,課題解決の展望を理解すること |
授業の概要 /Summary of the class |
本授業では、青森を含めた地方教育行政に関する基礎的概念を整理しつつ、行政・地域・学校連携の現状とそのあり方について検討しつつ、多様な学びの保障する観点から学びづくり・人間づくり・学校づくりのあり方について考察していきます。その際のヒントとして、韓国・日本・世界の先進事例に学び、そこから青森における多様な学校・学びづくりの可能性を受講生の皆さんとともに考えていくことをねらいとします。 ○教育行政に関する基礎的な概念を整理しつつ、行政・地域・学校の連携の意義とそのあり方について理解を深める。 ○韓国の制度内外の事例を中心に、日本・世界の多様な学校・学びづくりの事例を取り上げ、教育実践、行政、制度、 政策などの基本問題と実践的課題について認識を深める。 ○青森における多様な学校・学びづくりの地域・行政との連携の可能性を諸外国の事例から考え導き出す。 ○受講生一人ひとりが問題意識にもとづいてテーマを設定し、それについて調べ発表する。他の学生からの意見を聞き、課題をさらに深める。また他の学生の発表を聞いて、多様な、考え方を知る。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 イントロダクション 第2回 青森県の行政を含む、地方教育行政のあり方に関する論点 第3回 子どもへの包括的支援のための地域・学校・行政の挑戦 第4回 複合的困難を抱える子どもの実態と彼・彼女らへの包括的支援のための視座 ~不登校・子どもの貧困・ひきこもり・外国人ルーツを持つ子どもの問題 第5回 子どもの生き方を支える多様な学びの保障する学びづくり(事例1) ~若者が創造する教育・文化・福祉・労働と学校づくり 第6回 子どもの生き方を支える多様な学びの保障する学びづくり(事例2) ~子ども・教師・親の生き方と学校・地域づくり 第7回 子どもの生き方を支える学びの構造と成立条件(事例3) ~北海道北星学園余市高等学校および韓国アルムダウン学校 第8回 創造性・世界・地域・他者との連帯しながら生きる「ソーシャルデザイナー」(事例4) ~韓国農村部における3つの学校となるガンジー教育共同体 第9回 体験学習中心の自由学校、「きのくに子どもの村学園」(和歌山県事例)(事例5) 第10回 社会の変革を起こすユネスコ指定「ISAK」未来学校の事例(事例6) 第11回 受講生による発表・提案・ディスカッション① ~青森県における多様な学びの保障する学校・学びづくりの行政との連携の可能性と課題 第12回 受講生による発表・提案・デスカッション② ~青森県における多様な学びの保障する学校・学びづくりの地域との連携の可能性と課題 第13回 受講生による発表・提案・デスカッション③ ~青森における多様な学びの保障する学校・学びづくりの学校間連携の可能性と課題 第14回 第11回目~第13回目までの受講生による発表・提案を踏まえて、論点整理・総合討論 第15回 総まとめ |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
①毎回の授業終了後に提出するレポート・感想の内容に基づく平常評価40%(レポート提出により出席扱い) ②発表30%、 ③最終レポート30%。 以上、上記の①~③による総合評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
・毎回の授業テーマについて、文献・新聞・インタネットなどを通して情報を収集し、事前・事後に積極的に学習する ことを推奨する。 ・講義内容やの課題について各自調べる。 ・本授業は国内外の内容を取り扱うので、授業で取り上げる国の教育・社会事情などを押さえておくことを推奨する。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
宋美蘭編著『韓国のオルタナティブスクールー子どもの生き方を支える「多様な学びの保障」へ』(2021.2)明石書店. |
参考文献 /bibliography |
・柏木智子・武井 哲郎 (著編著)、『貧困・外国人世帯の子どもへの包括的支援―地域・学校・行政の挑戦』(2020) 晃洋書房. ・堀慎一郎著『きのくに子どもの村の教育―体験学習中心の自由学校の20年』(2013)黎明書房. ・堀慎一郎著、『自由学校の設計―きのくに子どもの村の生活と学習』(2019)黎明書房. ・青木栄一、『教育制度を支える教育行政』(2019)ミネルヴァ書房. |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・本授業は国内外の内容を取り扱うので、授業で取り上げる国の社会事情などを押さえておくことを推奨します。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業の前後やメールにて対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
smiran[A]hirosaki-u.ac.jp *[A]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
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地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義及び演習・双方向型形式の授業です。 |
科目ナンバー /The subject number |
LA-2-1004-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
受講生の人数及びコロナの状況によって、授業の方法形式及び授業内容が変わる可能性もあります。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |