科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
国際地域-新しいグローカル時代の学びとオルタナティブスクール-/International Area Studies-Alternative School and New Glocal Learning- |
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時間割コード /Course Code |
1212100238 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
金/Fri 3 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
宋 美蘭 |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 グローバル科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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宋 美蘭 | 教育戦略室/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○国際地域に関する見識を深めること ○国際地域に関する知識を活用して,国家間の歴史,文化,学術的な関わりといった国際交流を理解すること |
授業の概要 /Summary of the class |
現代の社会は、さまざまな場面でグローバルな要素とローカルな要素が複雑に混合して現れており、私たちが住む場所はまぎれもなくローカルですが、日常生活を支えているものはグローバル化した社会になっており、目に見える、そして見えない形でローカルな社会にグローバルな社会の矛盾が現れています。グローバリゼーションが進む現代社会において、教育・経済・雇用・働き方が急激に変化し、様々な分野で国際競争が生じており,これに対応できる創造的人材の育成をめざす制度改革が推進されています。 すべての子どもにあてはまるものではないですが、いわゆる公的な教育から排除されてきた不登校等の子ども達や競争教育に疑問をもち学校教育から距離を置いた子ども達の多くは、オルタナティブスクールであれば学びが成立していたことが、この間の研究で明らかにしています。本授業では、国内外のさまざまな現代的な課題について、受講生とともに議論を深めながら、その議論の叩き台として、上記の課題に真っ向する新しい学び・学校・地域づくり運動に挑戦している、韓国・日本・諸外国海外の事例を紹介し、グローカル(Glocal)時代における新しい学びの可能性について、理論と具体的な実践を通して深めていきます。 ○グローカルという用語・定義を理解し、新しいグローカル時代に求める社会の背景を理解する。 ○グローカル時代に求められる民主主義教育と市民性教育について理解を深める。 ○新しいグローカル時代の到来するその背景として、学校・地域で展開するオルタナティブ教育実践運動の生成過程及 び、その性格について、韓国及び諸外国の事例から捉え、理解する。 ○多様な制度内外のオルタナティブ教育・学校実践事例を学ぶことを通して新しい時代に求められる人間づくり・ 学びづくりの可能性について考察する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 イントロダクション 第2回 新しいグローカル時代とはー国内外の背景(問題提起) 第3回 グローカル時代に求められる市民性教育(問題提起) 第4回 民主主義社会の創造とシティズンシップ(問題提起) 第5回 学校・地域の周縁・外側からの批判的オルタナティブ教育実践運動 第6回 国内外・制度内外のオルタナティブスクール 第7回 若者が創造する教育・文化・福祉・労働と学校づくり 第8回 子ども・教師・親の生き方と地域/学校づくり 第9回 農村共同体地域づくり実践 第10回 ローカルを基盤にグローバルに行動する人材づくり「ソーシャルデザイナー」 第11回 グローバルなネットワークによる地域/学校づくり 第12回 受講生による発表・提案① 第13回 受講生による発表・提案② 第14回 受講生による発表・提案③ 第15回 総まとめ ~新しいグローカル時代に求められる学びとオルタナティブ学校・地域を目指して |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
①毎回の授業終了後に提出するレポート・感想の内容に基づく平常評価40%(レポート提出により出席扱い) ②発表30%、 ③最終レポート30%。 以上、上記の①~③による総合評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
・毎回の授業テーマについて、文献・新聞・インタネットなどを通して情報を収集し、事前・事後に積極的に学習する ことを推奨する。 ・講義内容やの課題について各自調べる。 ・本授業は国内外の内容を取り扱うので、授業で取り上げる国の教育・社会事情などを押さえておくことを推奨する。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
宋美蘭編著『韓国のオルタナティブスクールー子どもの生き方を支える「多様な学びの保障」へ』(2021.2)明石書店. |
参考文献 /bibliography |
・Robertson, Roland (1992), Globalization: Social Theory and Global Culture, Sage Publications (R. ロバートソン[阿倍美哉訳]『グローバリゼーション―地球文化の社会理論―』東京大学出版会、(1997). ・文部科学省(2019) 「2019年度『地域との協働による高等学校教育改革推進事業』指定校について」資料参照. ・鈴木敏正(2019)「市民性教育と児童・生徒の社会参画」北海道文教大学論集20,pp.19-34. ・恩田守雄(2002)『グローカル時代の地域づくり』学文社. ・今泉礼右編著(2013)『グローカル時代の社会学』みらい出版. ・成城大学グローカル研究センター編著(2020)『グローカル研究の理論と実践』東信堂. |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・本授業は国内外の内容を取り扱うので、授業で取り上げる国の社会事情などを押さえておくことを推奨します。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業の前後やメールなどにて対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
smiran[A]hirosaki-u.ac.jp *[A]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
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地域志向科目 /Local intention subject |
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授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義及び演習・双方向型形式の授業です。 |
科目ナンバー /The subject number |
LA-2-2108-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
受講生の人数及びコロナの状況によって、授業の方法形式及び授業内容が変わる可能性もあります。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |