科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
青森の多様性と活性化-地域社会と移動②-/Diversity and Revitalization in Aomori-Urban Sociology & Rural Sociology- |
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時間割コード /Course Code |
1212210002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
成田 凌/NARITA RYO |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 学部越境型地域志向科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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成田 凌/NARITA RYO | 教養教育開発実践センター/ |
羽渕 一代/HABUCHI ICHIYO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○青森が孕む様々な問題や青森が持つ様々な魅力を理解すること ○青森の問題や魅力を理解した上で,地域活性化の方策を考察すること |
授業の概要 /Summary of the class |
○日本の「最周縁」に位置する青森県(出身者)の暮らしについて,主に社会学的な視角や手法を用いて理解を深める。 ○講義の前半では,農村‐都市移動(都市移住),還流移動(Uターン),地方移住(「田園回帰」やIターン)といった人びとの地域間移動との関連から地域社会について考える。後半では,(進学や就職,結婚などにともなう)移動経験との関連から,青森県(出身者)における暮らしや価値観について検討する。 ○授業内容の理解・定着および受講生間での考察・議論を深化させる機会を確保するため,複数回の課題研究(自分の意見をまとめる作業)とディスカッション(意見の発表・共有・差異の認識)を実施する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第 1回: ガイダンス・イントロダクション (Teams双方向授業) 第 2回: 課題研究(1) (Teams上で提出) 第 3回: 発表・ディスカッション(1) (Teams双方向授業) 第 4回: 地方農山村/大都市圏と地域間移動についての概説 (Teams双方向授業) 第 5回: 農村‐都市移動/都市移住 (Teams双方向授業) 第 6回: 課題研究(2) (Teams上で提出) 第 7回: 発表・ディスカッション(2) (Teams双方向授業) 第 8回: Uターン/他出子論 (Teams双方向授業) 第 9回: 地方移住/「田園回帰」/Iターン (Teams双方向授業) 第10回: 課題研究(3) (Teams上で提出) 第11回: 発表・ディスカッション(3) (Teams双方向授業) 第12回: 地域移動と教育・社会階層 (Teams双方向授業) 第13回: 地域移動とジェンダー (Teams双方向授業) 第14回: 課題研究(4) (Teams上で提出) 第15回: 発表・ディスカッション (4) (Teams双方向授業) ※1:授業内容は受講者数や進行状況などに応じて変更することがあります。なお,上記()内はメディア授業に移行した場合の実施方法です。 ※2:課題研究や発表・ディスカッションの詳細については,授業内で説明します。 ※3:各回の授業について,初回と最終回は成田・羽渕で,残りは成田が担当する予定です。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価(授業への参加度・コメントペーパーの内容・ディスカッション):40% レポート(平常課題・レポート課題・課題研究):60% 以上を総合して最終的な成績評価をおこなう予定です。 なお,原則として(1)すべてのレポート課題(平常課題や課題研究を含む)の提出,および(2)すべての発表・ディスカッションへの参加,の2点が単位取得の最低条件になります(欠席せざるを得ない事情が生じた場合は,すみやかに教員へ報告・相談すること)。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:各回の授業内容について,事前に参考文献や授業資料の該当箇所に目を通してくることが望ましい。また,複数回,レポート作成(平常課題や課題研究を含む)や発表・ディスカッションをおこなうため,自学自習が求められます。 復習:毎回,授業内容に関するまとめやコメントペーパーを提出してもらいます。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特定の教科書は使用しません。必要な資料は,授業内で適宜提示されます。 |
参考文献 /bibliography |
山下祐介,2012,『限界集落の真実:過疎の村は消えるか?』筑摩書房(ちくま新書). 石黒格ほか,2012,『「東京」に出る若者たち:仕事・社会関係・地域間格差』ミネルヴァ書房. 徳野貞雄監修/牧野厚史・松本貴文編,2015,『暮らしの視点からの地方再生:地域と生活の社会学』九州大学出版会. 山本努,2017,『人口還流(Uターン)と過疎農山村の社会学(増補版)』学文社. |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・教員の都合上,変則的な日程となります。現時点では月1回程度の対面授業(土曜日,各回3~4コマ分実施)を予定していますが,日程の詳細は受講生の希望をふまえて決めます。そのため,履修予定者は必ず,教員からの連絡を確認し(Teamsないしメール),初回の授業(10/9を予定)に出席してください。 ・予備知識は必要ありませんが,自身の関心や専門に即して積極的な発言・議論・授業参加がおこなわれることを期待します。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業内容に関する質問は,コメントペーパーに記載するか,授業後に直接たずねてください。詳しくは初回に説明します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
narita-ryo[at]hirosaki-u.ac.jp ([at]を@に置き換えてください) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
メディア授業 |
科目ナンバー /The subject number |
LA-2-3011-A08 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
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その他 /Others |
・主に青森県や青森県出身(首都圏在住)者にかかわるデータや事例を参照しながら,「地域社会と移動」について考えてみたいと思います。この授業の主眼は「地方・青森からの人口流出を食い止めるには何が必要か/人びとを呼び込むための画期的な方策は何か」を提案することではなく,人びとの暮らし方や価値観と「地域を移動すること/しないこと」や「(家族や友人・知人を含めた)地域社会との関わり方や影響」について議論することにあります。みなさんのこれまでの経験を振り返ったり,これから歩んでいくキャリアや将来を展望したりしながら,地域社会(結婚・家族,友人・知人,仕事・就職・職場,地方/中央,農村/都市)がどのように関わるのかを理解し,検討する機会なればと思います。 ・Teamsを用いて授業連絡・課題提出(状況次第ではメディア授業)をおこなう予定です。必ず事前にアプリをインストールしておいてください。 ・本授業は教員の都合上,変則的な日程となります。現時点では月1回程度の対面授業(土曜日,各回3~4コマ分実施)を予定していますが,日程の詳細は受講生の希望をふまえて決めます。 ・履修予定者は必ず,教員からの連絡を確認し(Teamsないしメール),初回の授業(10/9を予定)に出席してください(返信がなかったり欠席したりした場合,不利益を被ることがあります)。 ・なお,社会状況の変化により対面授業ではなくメディア授業での実施となった場合,受講生と相談の上,授業実施日程を変更することも考えています(2020年度後期は,集中講義として月1回・土曜日に実施予定でしたが,受講生と相談して月曜授業日の11・12時限に実施しました)。この点については,必要があれば初回の授業の際にお伝えしますので,必ず出席してください。 ・本授業では,複数回受講生の発表やディスカッションをおこないます。状況次第ではメディア授業に移行する場合もあり得ますので,マイク・カメラの準備が整わない学生は初回の授業の際に必ず申し出てください。 ・また,メディア授業となった場合は必ず自宅か大学で受講してください。屋外や飲食店での受講は認めません(発言・発表時の他受講生への悪影響や授業資料の扱い等の観点から)。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |