科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
日本仏教文学論A/Japanese Buddhist Literature A |
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時間割コード /Course Code |
H211110002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
集中 |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
小川 剛生/OGAWA TAKEO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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小川 剛生/OGAWA TAKEO | 人文社会科学部/ |
尾崎 名津子/OZAKI NATSUKO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
文化芸術コースDP1及び他コースDP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・徒然草を題材として、日本の古典文学への仏教の影響についての知見を深めること ・演習を通じて文学研究の手法を身につけ、国内の文化芸術を多角的に理解すること ・日本中世文学の代表的随筆(徒然草)について基本的な知識を身につけること ・徒然草の成立と受容を学び、とくに隠遁思想への理解を深めること |
授業の概要 /Summary of the class |
・仏教の影響を大きく受けて形成された日本古典文学について、主として徒然草を題材としながら、仏教と文学の関係を学ぶ。 ・仏教の基本を学んだ上で、仏教の中でも、諸縁放下や無常観といった、日本文学に特に大きな影響を与えた思想を学び、基礎知識を身につける。 ・著名な章段を題材として精読し、仏教と日本古典文学の関係についての理解を深める。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:イントロダクション─伝本、享受史、注釈書 第2回:通説を疑う─136段 第3回:都市のなかの隠者─50・137・221段 第4回:内裏のありさま─23・70・101段 第5回:源氏物語の影響を見る─序段 第6回:なぞなぞ─103段 第7回:同時代人から見た兼好─太平記 第8回:権者の伝記─69・144段 第9回:奇蹟が起きたら─73段 第10回:捨ててよいの?─99・100段 第11回:検非違使庁─206段 第12回:天下を保つ人─184・215段 第13回:専門家の言─219段 第14回:兼好法師の「自讃」─238段 第15回:講義のまとめ、総括 メディア授業実施の場合はZoomを使用します。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
平常評価50%+レポート50% |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
徒然草の章段をおよそのテーマを決めて読み進めるので、事前に目を通しておくことはもちろんだが、できれば教科書に指定したもの以外の注釈書を参照して、講義内容といかなる点が違っているのか、比較して欲しい。これは事後学習においても有効である。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
『新版 徒然草 現代語訳付き』角川ソフィア文庫、KADOKAWA、2015年 |
参考文献 /bibliography |
以下の図書は弘前大学附属図書館に所蔵されています。 川平敏文『徒然草 無常観を超えた魅力』中公新書、中央公論新社、2020年 小川剛生『兼好法師』中公新書、中央公論新社、2017年 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
日本古典文学はもとより、日本史にも関心がある学生の受講を歓迎します。履修希望者はあらかじめテキストを入手して持参して下さい。 内容及び開講時間は、受講者の希望等により、変更することもあります。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
講義時に随時受け付けます。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
t.ogawa▽flet.keio.ac.jp ▽を@マークに |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
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授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式 |
科目ナンバー /The subject number |
GH-5-1122-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |