シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本近代文学論B/Modern Japanese Literature B
時間割コード
/Course Code
H212100050
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
人文社会科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
木 3
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
尾崎 名津子/OZAKI NATSUKO
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
尾崎 名津子/OZAKI NATSUKO 人文社会科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
文化芸術コースDP1及び他コースDP3
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
・日本近代文学を、他の文化的領域との接点という観点から多角的に理解すること
・文学作品を適切に評価するための分析手法を習得すること
・口頭発表と討議を通して、文学作品の価値を的確に見極めるための眼識を養うこと
・修得した知見・技能を文学作品の学術的評価や、図書館・文学館での利活用に関する文化振興のための施策につなげる能力を養うこと
授業の概要
/Summary of the class
・日本近代文学の成立と展開を、昭和期以降のメディアの状況を踏まえて概観する。
・とりわけ、文学も一つの制度であるという視点に基づき、履修者各自の興味関心にしたがって発表、討議する。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回:ガイダンス、昭和文学の特徴
第2回:「エロ・グロ・ナンセンス」と文学
第3回:改造社のメディア戦略
第4回:岩波書店のメディア戦略
第5回:探偵小説の展開
第6回:時代小説の展開
第7回:「戦意高揚」のための文学
第8回:作家の従軍
第9回:テーマ論――大衆社会の出現と文学
第10回:テーマ論――文学の資本化
第11回:テーマ論――文学と教養
第12回:テーマ論――更新される作家イメージ
第13回:テーマ論――「純文学」という幻想
第14回:テーマ論――文学にとって「通俗」とは何か
第15回:総括のための討議

授業の進行状況等により、シラバスと実際の内容と異なる場合には、その都度説明します。
メディア授業実施の場合はTeamsを使用します。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
口頭発表(40%)、期末レポート(30%)、毎回の授業時に提出する小レポート(30%)
上記を合算し総合的に判断する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
[予習]各回で扱う作品を事前に読了しておくことが必要。
[復習]各回の内容を徐々に積み重ねながら展開するため、毎回の内容を各自で振り返り、不明点は早期に解消することが必要。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
『出版メディア』(疋田雅昭編、ゆまに書房)
参考文献
/bibliography
授業中に適宜資料を配布する。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
高校卒業程度の近現代文学史を知っていることが望ましい。また、積極的な発言を求める。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
月~金の昼休み。但し不在にすることもあるため、事前にメールで連絡をもらえると確実です。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
ozaki(at)hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A02:文学,言語学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A01:思想,芸術およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
第8回までは講義が中心となるが、それ以降は履修者の発表によって授業を進める。
科目ナンバー
/The subject number
GH-5-1125-A02
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
なし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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