シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
近代アメリカ文化論/Modern American Culture
時間割コード
/Course Code
H212100060
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
人文社会科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
金 4
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
堀 智弘/HORI TOMOHIRO
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
堀 智弘/HORI TOMOHIRO 人文社会科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
現代共生コースDP1及び他コースDP3
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
・十九世紀アメリカの重要歴史文献の読解に基づき、アメリカ社会と文化がどのような文化的趨勢の下で変容し、現在のような姿となったのかについて多角的な理解を深めること
・英語で書かれた一次文献の精読を通して、読解力を中心とする英語の運用能力を向上させること
授業の概要
/Summary of the class
元逃亡奴隷でありながら代表的なアフリカ系アメリカ人知識人となったフレデリック・ダグラス(Frederick Douglass, 1818-95)が著した三つの自伝は、奴隷制をめぐってアメリカ社会が激動した時代を知るための最重要文献である。本授業では、特に第二自伝『私の隷属と私の自由』(My Bondage and My Freedom, 1855)と第三自伝『フレデリック・ダグラスの生涯と時代』(Life and Times of Frederick Douglass, 1881, 1892)の読解を通して、同時期のアメリカ社会がどのように変容していったかを考察する。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回:ガイダンス
第2回:『隷属と自由』第1章~第3章(奴隷制における親子関係)
第3回:『隷属と自由』第4章~第6章(南部プランテーションの実態)
第4回:『隷属と自由』第7章~第9章(奴隷制の暴力)
第5回:『隷属と自由』第10章~第11章(都市ボルチモアでの生活と読み書き能力の獲得)
第6回:『隷属と自由』第12章~第14章(奴隷制とキリスト教)
第7回:『隷属と自由』第15章~第17章(奴隷所有者間の階級)
第8回:『隷属と自由』第18章~第19章(奴隷の教育と刑罰)
第9回:『隷属と自由』第20章~第21章(都市での労働と奴隷制からの逃亡)
第10回:『隷属と自由』第22章(北部での逃亡奴隷の生活)
第11回:『隷属と自由』第23章~第25章(奴隷制廃止運動)
第12回:『生涯と時代』第Ⅱ部 第8章(南北の対立の激化)
第13回:『生涯と時代』第Ⅱ部 第12章(南北戦争)
第14回:『生涯と時代』第Ⅱ部 第13章(奴隷解放後の変化)
第15回:まとめ

授業の進行状況等により、シラバスと実際の内容と異なる場合には、その都度説明します。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
各回の担当と授業参加 50%
期末レポート 50%
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
毎回テキスト(英文)の指定された範囲を読んで授業に臨むこと
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
Frederick Douglass, _My Bondage and My Freedom_ (Edited by David W. Blight, Yale UP, 2014)
その他必要なテキストはプリントを配布する。
参考文献
/bibliography
授業中に適宜紹介する。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
受講にあたっては特段の予備知識は必ずしも必要ではありませんが、文学作品を英語で読解しますので、相応の英語力は必要となります。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
金曜日12:00-13:00
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
horitomo(at)hirosaki-u.ac.jp
*(at)は@に置き換えてください。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A02:文学,言語学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A01:思想,芸術およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
学生の担当を中心とした演習形式です。
科目ナンバー
/The subject number
GH-5-2116-A02
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
なし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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