シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本仏教文学論B/Japanese Buddhist Literature B
時間割コード
/Course Code
H212100065
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
人文社会科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
金 3
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
履修登録教員
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
尾崎 名津子/OZAKI NATSUKO 人文社会科学部/
履修登録教員 人文社会科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
文化芸術コースDP1及び他コースDP3
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
・仏教文学を代表する『石山寺縁起』を題材として日本の古典文学についての知見を深め、演習を通じて文学研究の手法を身につけ、日本国内の文化芸術を多角的に理解すること
・特に日本古典文学の根幹を形成する仏教文学についての基本的な知識を身につけること
・仏教法会について学び、日本文化や地域文化財に対する理解を深め、地域振興に取り組む意識を持てるようにすること
授業の概要
/Summary of the class
・仏教文学の代表的作品である『石山寺縁起』や『矢田地蔵縁起絵巻』を教材として、仏教文学の基本を学ぶ。
・観音信仰・地蔵信仰など、日本仏教の基本を講義で学び、基礎知識を身につける。
・演習発表によって、『石山寺縁起』を精読し、理解を深める。
・僧侶たちの説教や「説法」「唱導」、詠歌などといった僧侶の文学活動を学ぶ。
・日本古典文学に大きな影響を与えていた仏教法会についても学ぶ。
・これら仏教が文学に与えた影響について理解を深め、日本仏教の視点を踏まえて日本古典文学を読み解く方法を修得する。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回:唱導と説法概説
第2回:僧侶の詠歌と釈教歌
第3回:仏教法会と文学
第4回:演習(1)観音信仰について
第5回:演習(2)『石山寺縁起』について
第6回:演習(3)『石山寺縁起』の成立
第7回:演習(4)『石山寺縁起』の内容と構成
第8回:演習(5)『石山寺縁起』翻刻
第9回:地蔵信仰について
第10回:演習(6)『矢田地蔵縁起絵巻』概説
第11回:演習(7)『矢田地蔵縁起絵巻』の成立
第12回:演習(8)『矢田地蔵縁起絵巻』の内容と構成
第13回:演習(9)『矢田地蔵縁起絵巻』の内容と構成
第14回:演習(10)『矢田地蔵縁起絵巻』と地獄からの救済
第15回:定期試験とまとめ・解説
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
毎回の授業の最後に提出する小レポート(10%)、演習発表(60%)、期末試験(30%)
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
次回の範囲についてプリントにもとづき予習すること。復習は、配布された資料を読み直し、理解を深めること。また演習担当の際は、発表資料を作成し、準備すること。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
随時資料を配付する。
参考文献
/bibliography
・速水侑『観音信仰事典』(戎光祥出版、2000年)
・『石山寺縁起絵』(新集日本絵巻物全集、1979年)
・『地蔵菩薩霊験記絵・矢田地蔵縁起絵・星光寺縁起絵』(新集日本絵巻物全集、角川書店、1980年)
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
予備知識は特に必要ありません。くずし字はこれまで学んだことがなくても大丈夫です。
内容及び開講時間は、受講者の希望等により、変更することもあります。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
オフィスアワーは金曜日11:00~12:00を原則とし、その他は相談に応じます。いずれの場合でも、まずはメールで連絡するようにしてください。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
1回目の授業時にお知らせします。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A02:文学,言語学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A01:思想,芸術およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
・主に、担当分担を決めて演習発表を行う。
・分担を決めて準備し、担当者が発表をする。
・質疑・討論も行う。
科目ナンバー
/The subject number
GH-5-1123-A02
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
特になし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

科目一覧へ戻る