科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
教育経営の課題と実践/Issues and practice of education management |
---|---|
時間割コード /Course Code |
P211000044 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教育学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
金 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
桐村 豪文/KIRIMURA TAKAFUMI |
科目区分 /Course Group |
大学院(専門職学位課程) |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
|
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
古川 郁生/KOGAWA IKUO | 教育学研究科/ |
宍倉 慎次/SHISHIKURA SHINJI | 教育学研究科/ |
桐村 豪文/KIRIMURA TAKAFUMI | 教育学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
---|---|
対応するDP /DP |
DP1,DP2,DP3,DP4 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
授業の到達目標 【学部卒院生の到達目標】 教育改革の動向を踏まえ,学校の組織管理の実務の基本を理解するとともに,教育経営に参画する意識,知見を高める。また,教育経営の基礎的事項について発展的かつ関連的に学校経営を捉えることができる。 【現職教員院生の到達目標】 学校の組織管理についての実際を理解するとともに,教職員の協働性を活かしながら,課題解決に向けた具体的方策について学ぶ。 授業では,特に課題別に少人数のグループを構成し,「班討議→発表→質疑→まとめ」を行い,議論を深めながら共通理解を図り,実践的視点の獲得をめざす。 |
授業の概要 /Summary of the class |
授業の概要 教育の今日的課題や教育政策と学校経営との関連性を見い出し,学校経営への問題意識を明確にしていく。そして,変化する学校形態を踏まえつつ,学校運営を効率的かつ円滑に行うための協働体制づくり等,学校経営の在り方を現場における実務演習を通して事例的に学修する。さらに,ケーススタディー,ワークショップ,意見発表,討論等の双方向の学び合いを重視した授業方法を通して,学校における質の高い組織管理のための具体的方策を探る。その上で,個々の学校課題解決力の深化を図ろうとするものである。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
授業計画 第1回:オリエンテーション (担当:古川郁生・桐村豪文) 講義全体の内容を通観し,受講生の課題意識を深める。また,授業の進め方についての共通理解を図る。また,学校の組織体制を考察する。(対面またはTeams双方向授業) 第2回:教育経営の基礎理論 (担当:古川郁生・桐村豪文) 学校における組織管理や学校制度,学級経営と教師論について考察する。(対面またはTeams双方向授業) 第3回:教育経営に関わる今日的課題(国・地方・県の課題) (担当:古川郁生・桐村豪文) 全国学習状況調査より国・地方・県の課題について考察するとともに,県学習状況調査や高等学校入試結果をもとに,各地区の学力差を把握し.その改善策を探る。(対面またはTeams双方向授業) 第4回:教育経営と教職員の協働性 (担当:古川郁生・桐村豪文) 職場の雰囲気づくりと教職員の協働(学年経営との連動,教師・図書司書・事務職員等との連携)について考察する。(対面またはTeams双方向授業) 第5回:ケーススタディー1(学校運営) (担当:古川郁生・桐村豪文) ミドルリーダー養成コース院生の各学校の学校経営案,教育計画,校務分掌組織,職員会議,PTA総会及び活動,保護者会及び面談,学校発信(広報・通信,学校掲示)について考察する。(対面またはTeams双方向授業) 第6回:ケーススタディー2(学校における校務分掌や委員会活動) (担当:古川郁生・桐村豪文) ミドルリーダー養成コース院生の各学校における校務分掌・委員会活動の在り方とその課題及びその改善の方向性について考察する。(対面またはTeams双方向授業) 第7回:地域との連携 (担当:古川郁生・桐村豪文) 地域人材の活用(授業・部活動における活用の意義と留意点)や地域施設,学習材の活用などについて考察する。(対面またはTeams双方向授業) 第8回:議会視察(議会視察・視察レポート)~議会で議論されている事案の考察~ (担当:古川郁生・桐村豪文) 議会を視察し,視聴する中で教育再生,教育振興基本計画,教育委員会制度改革について考察する。(対面視察またはTeams双方向授業) 第9回:教育委員会視察(教育委員会視察・視察レポート)~学校経営上の問題の考察~ (担当:古川郁生・桐村豪文) 教育委員会視察をする中で,各課や指導主事がどのような仕事をしているのかを知り,各地域課題に関連した学校経営上の問題について考察する。(対面視察またはTeams双方向授業) 第10回:教育行政,意見,発表 (担当:古川郁生・桐村豪文) 議会視察・教育委員会視察レポ-トをもとに意見交換する。(対面またはTeams双方向授業) 第11回:学校経営方針を具現化する学年経営及び学級経営 (担当:古川郁生・桐村豪文) 学力向上,体力向上,健康教育,人権教育,国際理解教育について考察する。(対面またはTeams双方向授業) 第12回:ケーススタディー3(同僚性の発揮・職場の人間関係,討議,発表) (担当:古川郁生・桐村豪文) ミドルリーダー養成コース院生の各学校における同僚性の発揮や職場の人間関係についての具体的な事例について分析し,その背後にある原理や法則性などを考察する。(対面またはTeams双方向授業) 第13回:変化する学校形態とその経営方法 (担当:古川郁生・桐村豪文) 変化する学校形態として,一貫校,学校統廃合,学校選択,コミュティースクール,国際バカロレア,在外教育施設,帰国子女・外国人受け入れ校,官民一体型学校について考察する。(対面またはTeams双方向授業) 第14回:学校評価と学校改善 (担当:古川郁生・桐村豪文) 学校評価の内容と方法(アンケート等)や学校評価の分析,学校評価の活用についてについて考察する。(対面またはTeams双方向授業) 第15回:魅力ある学校づくりと学校経営の展望 (担当:古川郁生・桐村豪文) 地域と共に生きる学校,特色ある学校づくり,理想の学校の経営方法について展望する。(対面またはTeams双方向授業) |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
学生に対する評価 【評価の基準】 〈1〉教育改革の動向を踏まえ,学校の組織管理の実務の基本を理解することができる。 〈2〉学級・学年・学校経営上の課題解決に向けた具体的方策について考察することができる。 〈3〉地域と共に生きる学校,特色ある学校づくり等,魅力ある学校の経営方法ついて展望することができる。 【評価の構成】 〈1〉最終レポート(紙面またはTeams上で提出)(60%) 〈2〉事前学習ワークシート(紙面またはTeams上で提出)(20%) 〈3〉対面またはTeams双方向授業への討論への参加状況など(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
これまでの教育実習や教職経験を振り返えり、教育経営の視点から考えを整理しておくこと。 予習として事前学修ワークシートを紙面またはTeams上で提出してもらう。 ミドルリーダー養成コース院生は、ケーススタディの回で一人1回発表をしてもらうので、発表までにその準備をすること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
各授業の学習テーマに応じて提示する。 |
参考文献 /bibliography |
各授業の学習テーマに応じて提示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
11:50から12:40まで、担当教員の研修室にて行う。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
kirimura@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
|
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
|
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
・研究者教員と実務家教員とのティーム・ティーチング ・演習、ディスカッション、講義 |
科目ナンバー /The subject number |
GP-5-0700-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
対面授業が無理な場合は,Teamsを用いて授業を行うので,アプリをインストールしておいてください。履修登録の情報をもとに,Teams上に履修者として登録します。Teamsにログインし,本科目が登録されているか確認してください。なお,登録されていない場合は,学務部教務課(Email : h-gakumu@hirosaki-u.ac.jp )へ問い合わせてください。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |