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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
教育実践研究法A(教育実践研究AI)/Research Method on Educational Practice A (Research on Educational Practice AI)
時間割コード
/Course Code
P211000050
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教育学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
開講区分
/Semester offered
集中
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
中野 博之/NAKANO HIROSHI
科目区分
/Course Group
大学院(専門職学位課程) 
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
小林 央美/KOBAYASHI HIROMI 教育学研究科/
吉田 美穂/YOSHIDA MIHO 教育学研究科/
吉原 寛 教育学研究科/
菊地 一文 教育学研究科/
中野 博之/NAKANO HIROSHI 教育学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
DP1,DP2,DP3
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
【学部卒院生の到達目標】
○教育実践研究のデザイン・データ収集・分析などに関する基礎的知識技能について、学部段階での教育研究や教育実践を通じて得た知見をもとに、自らのテーマとの関わりで理解することができること

【現職教員院生の到達目標】
○教育実践研究のデザイン・データ収集・分析などに関する基礎的知識技能について、これまでの教職経験などを通じて得た知見をもとに、自らのテーマとの関わりで理解することができること  
授業の概要
/Summary of the class
(1)研究の意義と一連のプロセス
教育研究の方法、特に課題発見、仮説形成、仮説検証、改善へと向かう一連のプロセスを理解する。最終的には各自の研究課題を自ら設定できる力を培うとともに、それに即した教育研究方法を選び取ることができる力を培う。
(2)省察とその方法
自らの体験についての省察を学ぶとともに、省察を通じて課題発見から仮説形成への道筋をつけていく。
(3)研究調査法
様々な教育研究・調査法について、そのデザイン・データ収集・分析などの基礎的知識・技能について、具体例などを交えながら学ぶ。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回:オリエンテーション
(担当:中野博之・菊地一文・小林央美・福島裕敏・吉田美穂・吉原寛)
 研究・理論・実践との関連について考えるとともに、仮説発見・仮説構成・仮説検証といった一連の調査研究の流れについて学ぶ。 [Teams双方向授業]

第2回:省察とその方法(経験志向・意味志向の省察)
(担当:吉田美穂)
 教育実践における省察の意義、およびその方法について,行為志向・意味志向の省察を中心に学ぶ。
  [Teams双方向授業]

第3回:研究デザインの実際(1)~研究テーマ設定の背景と意義~
(担当:中野博之・菊地一文・小林央美・福島裕敏・吉田美穂・吉原寛)
 自身の研究テーマ設定の背景と意義について多面的・多角的に検討する。[Teams双方向授業]

第4回:授業研究とその技法(1)~授業研究の方法論的基礎~
(担当:中野博之)
 授業研究の方法論的基礎とデータ収集の方法について学ぶ。

第5回:授業研究とその技法(2)~データの収集と分析~
(担当:菊地一文)
 子どもの個別活動に関するデータ収集とデータ分析の方法について学ぶ。 [Teams双方向授業]

第6回:エスノグラフィーとその技法(1)~参与観察の方法~
(担当:吉田美穂)
 エスノグラフィーの方法論的基礎と参与観察の方法について学ぶ。 [Teams双方向授業]

第7回:エスノグラフィーとその技法(2)~インタビューの技法~
(担当:吉田美穂)
 エスノグラフィーにおけるインタビュー調査の技法について学ぶ。 [Teams双方向授業]

第8回:事例研究とその技法(1)~実践記録の作成の仕方~
(担当:小林央美)
  事例研究の方法論的基礎と実践記録の作成の仕方について学ぶ。 [Teams双方向授業]

第9回:事例研究とその技法(2)~実践記録の分析・検討~
(担当:小林央美)
  事例研究における実践記録の分析・検討の方法について学ぶ。 [Teams双方向授業]

第10回:研究デザインの実際(2)~先行研究の整理と分析~
(担当:中野博之・菊地一文・小林央美・福島裕敏・吉田美穂・吉原寛)
 自身の研究テーマに関する先行研究を整理し、到達点と課題などについて分析する。 [Teams双方向授業]

第11回:アンケート調査とその技法(1)~質問の設計方法~
(担当:吉原寛)
  アンケート調査の流れと質問紙の設計の方法について学ぶ。 [Teams双方向授業]

第12回:アンケート調査とその技法(2)~基礎的知識と技法~
(担当:吉原寛)
  アンケート調査の集計と分析の基礎的知識と技法について学ぶ。 [Teams双方向授業]

第13回:研究デザインの実際(3)~研究課題の分節化~
(担当:中野博之・菊地一文・小林央美・福島裕敏・吉田美穂・吉原寛) [Teams双方向授業]
 自身の研究課題とその追究可能性について検討する。

第14回:研究デザインの実際(4)~パイロット調査の計画~
(担当:中野博之・菊地一文・小林央美・福島裕敏・吉田美穂・吉原寛)
 自身の研究テーマに関するパイロット調査計画について検討する。 [Teams双方向授業]

第15回:省察の実際
(担当:吉田美穂)
 PAC分析にもとづき、実習等での変容も踏まえ、教育・教職に対する自らの価値的前提について省察する。

※状況によって変更することがあります
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
【評価の基準】
〈1〉教育実践に関する省察と研究的視点を基本的に理解している。
〈2〉教育実践研究の様々な方法・技法を基本的に理解している。
〈3〉自らの教育実践研究の目的に応じた方法・技法を適切に考えることができる。

【評価の構成】
〈1〉最終レポート(60%)
〈2〉事前学習ワークシート・省察シート(20%)
〈3〉演習への参加状況など(20%)
 なお、最終レポートについては、自らの教育実践研究の目的に応じた方法・技法の適切さを中心に評価する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
事前学習WSの作成を基本とする。事後の振り返りと補充を基本とする。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
特になし
参考文献
/bibliography
・大槻達也 他(2012)『教育研究とエビデンス 国際的動向と日本の現状と課題』明石書店
・小塩真司(2012)『研究事例で学ぶSPSSとAmosによる心理・調査データ解析(第2版)』東京書籍
・教育論文の書き方研究会(1996)『教育論文・研究報告の書き方』教育出版
・柴山真琴(2006)『子どもエスノグラフィー入門-技法の基礎から活用まで』新曜社
・関口靖広(2013)『教育研究のための質的研究法講座』北大路書房
・立田慶裕(2005)『教育研究ハンドブック』世界思想社
・ネットワーク編集委員会(2013)『授業づくりネットワークNo.8-教師のリフレクション(省察
入門』学事出版
・野田敏孝(2005)『はじめての教育論文-現場教師が研究論文を書くための65のポイント』北大路書房
・平井明代(2012)『教育・心理系研究のためのデータ分析入門』東京書籍
・藤田和也(2008)『養護教諭が担う「教育」とは何か-実践の考え方と進め方』農山漁村文化協会
・メリアム,S.B. 他(2010)『調査研究法ガイドブック-教育における調査のデザインと実施・報告』ミネルヴァ書房
・その他各授業の学習テーマに応じて提示する。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
・本講義で学んだ方法については、今後の実習等において、積極的に活用することとする。(特に、第4~7回については実習ⅠA-1a・bと実習ⅠB-1・2などにおいて、第2・3回で学んだ方法については実習の中間・事後指導等において、それぞれ積極的活用すること)
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
随時受けつけるが事前にアポイントメントをとることが望ましい。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
hinakano@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A09:教育学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A08:社会学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A10:心理学およびその関連分野
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
グループでの協議を基本とする演習形式で行います
科目ナンバー
/The subject number
GP-5-4701-A09
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
新型コロナの感染状況によってTeamsを用いて授業を行うので,アプリをインストールしておいてください。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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