科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
協働的生徒指導のマネジメント/Student guidance advanced: collaborative practice and management |
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時間割コード /Course Code |
P212000019 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水 1, 水 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
吉原 寛 |
科目区分 /Course Group |
大学院(専門職学位課程) |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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吉中 淳/YOSHINAKA ATSUSHI | 教育学部/ |
吉原 寛 | 教育学研究科/ |
古川 郁生/KOGAWA IKUO | 教育学研究科/ |
三和 聖徳/MIWA SHOUTOKU | 教育学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇同じ学校の同僚教師や保護者及び校外機関など地域の力を動員かつコーディネートする視点で、生徒指導活動を展開していく具体的マネジメント方法について考察することができること |
授業の概要 /Summary of the class |
〇基礎科目「生徒指導の理論的視点と実践的視点」での学びを発展させ、校内・校外の各種資源との連携をコーディネートしながら生徒指導活動を展開していく方法について考える。 〇今日的な教育問題の解決と、児童生徒の自己指導力の伸展に向けた具体的方法について議論し、そのマネジメントについて理解を深める。学校全体の生徒指導活動の底上げにつながる実践的方法についても考察する。 〇なお、全回とも研究者教員と実務家教員のティーム・ティーチングで運営する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:オリエンテーション (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 講義全体の内容を通観するとともに、受講生の課題意識を深める。授業目標の共有と事例提供に関する倫理、事例情報守秘の徹底等の基本的理解を再確認する。 第2回:教師の児童生徒理解(1)~動的理解と静的理解~ (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 教師の児童生徒理解が生徒指導活動に及ぼす影響・効果について、受講生の自験例もしくは国内外の実践例をもとに、ディスカッションを通じて検討する。 第3回:教師の児童生徒理解(2)~留意すべき評価バイアス~ (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 教師の児童生徒理解が生徒指導活動に及ぼす影響・効果について、受講生の自験例もしくは国内外の実践例をもとに、ディスカッションを通じて検討する。 第4回:教師の自己理解 (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 教師の自己理解の伸展が児童生徒理解に対して促進的に働くことについて、受講生の自験例もしくは国内外の実践例をもとに、ディスカッションを通じて検討する。 第5回:教師集団の理解とその組織開発 (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 校内での生徒指導を円滑に行う上での教員組織づくり及び関係づくりについて、演習を通じて体験的に学ぶ。 第6回:校外機関との連携(1)~相談機関~ (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 校外の相談機関との協働、児童生徒の紹介等を含む連携事例について、ディスカッションを通じて検討する。 第7回:校外機関との連携(2)~医療機関~ (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 校外の医療機関との協力的関係の構築、連携が奏功した事例及び連携がうまくいかなかった事例を通して、教師の役割について再考する。 第8回:校外機関との連携(3)~法執行機関~ (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 虞犯・触法等に関する対応と、警察等との連携について、事例をもとにディスカッションを通じて検討する。 第9回:校外機関との連携(4)~養護施設等~ (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 児童養護施設等、児童生徒の生活を支える校外機関の役割を学ぶとともに、連携の在り方についてディスカッションを通じて検討する。 第10回:保護者との連携・協働 (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 生徒指導にあたっての保護者との連携について、連携が奏功した事例と困難事例を通じて考える。 第11回:進路指導・キャリア教育(1)~進路指導の在り方~ (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 学校卒業後を見据えた進路指導・キャリア教育の在り方について、受講生の自験例もしくは国内外の実践例をもとに、ディスカッションを通じて検討する。 第12回:進路指導・キャリア教育(2)~キャリア教育の在り方~ (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 学校卒業後を見据えた進路指導・キャリア教育の在り方について、受講生の自験例もしくは国内外の実践例をもとに、ディスカッションを通じて検討する。 第13回:児童生徒の自己理解(1)~実践例の考察~ (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 児童生徒の自己指導力の伸展に向けて、児童生徒の自己理解を促進する方法について、受講生の自験例もしくは国内外の実践例をもとに、ディスカッションを通じて検討する。 第14回:児童生徒の自己理解(2)~児童生徒の自己理解を促進する~ (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 児童生徒の自己指導力の伸展に向けて、児童生徒の自己理解を促進する方法について、演習を通じて体験的に学ぶ。 第15回:生徒指導の今日的課題と展望 (担当:吉原寛・古川郁生・吉中淳) 学校・教員が直面している今日的課題を総括し、今後の生徒指導の在り方、自身の関与の在り方について考察する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価の基準】 〈1〉連携・協働という視点から、生徒指導の基本的性格について理解することができる。 〈2〉生徒指導に関する理論的理解をもとに、連携・協働という視点で今日の生徒指導をめぐる問題を考察することができる。 〈3〉協働的生徒指導に対して、今後の自らの教員としての在り方を展望することができる。 【評価の構成】 〈1〉最終レポート(60%) 〈2〉事前学習ワークシート(20%) 〈3〉討論への参加状況など(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
生徒指導に関する事例提供を求める。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
各授業の学習テーマに応じて提示する。 |
参考文献 /bibliography |
各授業の学習テーマに応じて提示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
水曜日12:00~12:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
yoshihara[at]hirosaki-u.ac.jp [at]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
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学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
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学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
研究者教員と実務家教員によるティームティーチング。 |
科目ナンバー /The subject number |
GP-5-1400-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
・新型コロナウイルスの感染防止状況によりメディア授業対応となった場合は、Teamsによる遠隔授業を行うので、履修者はチーム「協働的生徒指導のマネジメント2021」に登録すること。なお、Teamsへの登録の仕方についてはガイダンスで説明します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |