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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2021/09/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
生命科学倫理学/Medical Ethics
時間割コード
/Course Code
M211000028
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
金/Fri 9
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1
主担当教員
/Main Instructor
高橋 識志/TAKAHASHI SHIRUSHI
科目区分
/Course Group
大学院(博士課程) 
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
遠隔授業
/Remote lecture
Yes

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
高橋 識志/TAKAHASHI SHIRUSHI 医学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
DP2,DP3
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
◯生命科学・基礎医学・臨床医学の各領域についての倫理的な問題点(研究倫理・実務上の倫理)を把握する力を身につける.
◯得られた倫理的知見を,自らの学術研究・専門職的実践研究に役立てる力を身につける.
授業の概要
/Summary of the class
生命科学・基礎医学と臨床医学における倫理的事項について,大学院生が知っておくべき基本知識と問題点を体系的に幅広く学ぶ.授業は各担当教員の専門領域に基づき,オムニバス形式で行われる.研究倫理・不正行為に関する内容を含む.
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回  4月16日  薬理学から見た倫理(村上 学):薬と研究倫理について
第2回  4月23日  研究倫理概説(木下 正治):なぜ研究倫理が必要か?過去の事例などを紹介しながら概説する.
第3回  4月30日  ヒト組織を用いた研究の倫理(鬼島 宏):外科材料等で得られたヒト組織を用いた研究を行うための法的根拠・ガイドラインを修得するとともに,研究に当たっての注意点について考察する.
第4回  5月7日   診療ガイドライン作成について(山本 祐司)
第5回  5月14日  放射線治療と診断に関する諸問題(青木 昌彦):癌の治療方針はどのように決定されるべきか?
第6回  5月21日  腎移植と倫理(大山 力):腎移植に関して概説した上で,生体腎移植と献腎移植を取り巻く倫理的問題点について講義する.
第7回  5月28日  医療従事者の奉仕と倫理の再考(萱場 広之):新型コロナ禍で医療従事者への賛美と中傷が混在する中で,今一度医療従事者の奉仕と倫理を再考する.
第8回  6月4日   法医学領域の倫理(高橋 識志):法医学領域(実務・研究)に特有の倫理的問題について概説する.
第9回  6月11日   情報システムと情報管理(佐々木 賀広):デジタル化された情報がネットワークを介して伝達される時代において,秘匿情報の管理には大きな困難が伴うようになった.それは技術的な意味に加え,情報を扱う個人の規範意識が問われることを意味する.本講は,①病院情報システムとインターネット,②情報漏洩事案と予防措置,③守秘義務と個人情報保護法,④情報管理の課題より構成され,情報管理に伴う,技術的・倫理的事項について概説する.
第10回 6月18日   動物福祉を考える(上野 伸哉):動物利用の考え方の変遷を理解する.動物福祉と動物の権利の考え方の違いを理解する.動物福祉の向上と動物実験の実践を考える.
第11回,6月25日  がん医療現場における倫理的側面(佐藤 温):病名/予後告知等,がん医療における倫理的問題について概説する.
第12回 7月2日   自閉症に関する研究(中村 和彦):子どもに対する同意について
第13回 7月9日    ヒトES・iPS細胞作成・利用における倫理的問題点(伊東 健):ヒトES・iPS細胞作成および利用について学びつつその倫理的側面・問題点について解説する.
第14回 7月16日   生殖医療における研究及び治療倫理(渡邊 誠二):生殖医療が日々進歩する一方で法整備は追いついていない.技術の進歩がどのようにして新たな倫理問題を生み,それらに対して医療者が何をどのように心得なければならないかについて概説する.
第15回 7月30日  病理学的研究と倫理,不正行為について(工藤 和洋):病理学は疾患を理解するために不可欠な学問である.その研究における倫理,不正行為について概説する.
  
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
授業への参加度(100%)により評価する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
予習については,各講義において指示する.
復習については,各講義ののち,自らの学術研究・専門職的実践研究を,倫理的観点から見直す態度が求められる.
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
各講義において紹介する.
参考文献
/bibliography
各講義において紹介する.
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
各講義において指示する.
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
各教員の講義についての質問・疑義などは,講義終了後10分の間に受け付ける.
科目全体に対する質問・疑義などは,代表教員のメールアドレス(下記)にて受け付ける.
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
代表教員のメールアドレス:shirushi@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
Teamsによるメディア授業で行う.
科目ナンバー
/The subject number
GM-5-0028-I58
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
・講義内容には,病院,あるいは解剖施設・監察医務機関における医師としての実務経験に関する内容が含まれる.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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