基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	輸血・再生医学演習／Transfusion and Cell Therapy Medicine (Seminar)
時間割コード ／Course Code	M212000271
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	医学研究科／
曜日コマ ／Day, Period	他
開講区分 ／Semester offered	後期／second semester
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	1
主担当教員 ／Main Instructor	玉井　佳子／TAMAI YOSHIKO
科目区分 ／Course Group	大学院（博士課程）
教室 ／Classroom
必修・選択 ／Required/Elective
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Faculty/Department
玉井　佳子／TAMAI YOSHIKO	医学研究科／

難易度（レベル） ／Level	レベル5
対応するＤＰ ／DP	DP1～3
授業としての具体的到達目標 ／Concrete arrival target as the class	広く、輸血医療・移植医療・再生医学に関する知識を有し、安全で適切な輸血医療を提供できる技能を身につける。 ◯血液事業について説明できる力を身につける。【DP2及びDP3】 ◯危機的出血・大量出血患者の輸血医療について適切なアドバイスができる力を身につける。【DP3】 ◯血液内科症例に関して、適切な検査・診断ができ、輸血の適応を含めた治療方針を提示できる力を身につける。【DP3】 ◯最新の移植・再生医学情報の概略（特にiPS細胞からの人工血小板作成状況）を理解する。【DP1】
授業の概要 ／Summary of the class	医療の進歩は著しい。手術技術、移植医療、抗がん治療等により、多くの患者が恩恵を受けているが、これらの先進医療に輸血医療は不可欠である。原疾患に対する最先端の医療を安全に施行するため、適正な輸血医療を供給できる知識を得る。また幹細胞移植や再生医学に関する知識を深める。
授業の内容予定 ／Contents plan of the class	第1回　血液事業の概略を学び、興味のあるテーマを決めて20分間のプレゼンテーションをする（対象想定初期研修医） 第2回　血液事業の概略を学び、献血をテーマに20分間のプレゼンテーションをする（対象想定：一般市民） 第3回　血液疾患(慢性貧血）を学び、適正な輸血療法について説明する 第4回　慢性腎臓病・慢性腎不全の貧血を学び、適正な輸血療法について説明する 第5回　血液疾患(血小板減少症）を学び、適正な輸血療法について説明する 第6回　血漿交換を要する病態について学び、その方法について説明する 第7回　周術期の輸血療法について学び、適正な輸血療法について説明する 第8回　危機的出血・大量出血時の輸血について学び、適正な輸血について説明する 第9回　当日に提示された危機的出血または大量出血症例について、輸血療法のアドバイスをプレゼンテーションする 第10回　興味のある過去1年以内に報告された輸血関連の論文を読んで、プレゼンテーション後に討論する（抄読会①） 第11回　造血幹細胞移植の概略を学び、高校生への説明をイメージして10分間でプレゼンテーションする。 第12回　造血幹細胞移植の適応がある成人急性骨髄性白血病模擬患者（模擬）に対して20分間で説明を試みる 第13回　肝移植、腎移植の概略を学ぶ 第14回　iPS細胞、再生医療について学び、現状を理解する 第15回　興味のある過去1年以内に報告された移植・再生医療関連の論文を読んで、プレゼンテーション後に討論する（抄読会②） その他：演習中に輸血関連学会がある場合には、学会準備・予行・発表をする【随時】
成績評価方法及び採点基準 ／A scholastic evaluation method and marking standard	各演習での質疑応答、プレゼンテーション力を70点満点とし、最終口頭試問30点満点と合わせて評価する。
予習及び復習等の内容 ／Contents such as preparations for lessons and the review	【予習】その都度、予習内容を指示する 【復習】演習事項のポイントをA4　1枚以内にまとめる
教材・教科書 ／The teaching materials, textbook	特になし
参考文献 ／bibliography	１．新版　日本輸血・細胞治療学会認定医制度指定カリキュラム（日本輸血・細胞治療学会認定医制度審議会カリキュラム委員会編、一般社団法人　日本輸血・細胞治療学会） ２．最新版の「血液製剤の使用指針」 その他、必要な文献・資料は授業で提示する
留意点・予備知識 ／Point to keep in mind, back ground	個人情報の取り扱い・倫理的配慮に留意すること
授業内容に関する質問・疑義等 ／Question, doubt about class contents	授業の開始前10分間、終了後10分間で対応します。その他の時間帯は下記メールアドレスで連絡の上日時を決定します【場所：弘前大学医学部附属病院輸血部】
Eメールアドレス・HPアドレス ／E-mail address, HP address	輸血・再生医学講座　玉井　佳子　 Email: ytamai@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1（主学問分野） ／Discipline 1
学問分野2（副学問分野） ／Discipline 2
学問分野3（副学問分野） ／Discipline 3
地域志向科目 ／Local intention subject	なし
授業形態・授業方法 ／Class form, class method	カンファレンス形式、プレゼンテーション形式
科目ナンバー ／The subject number	GM-5-8044-H48
メディア授業による著作物利用の有無について ／Whether or not copyrighted works are used in media classes	無／Nothing
その他 ／Others	症例から治療決定のプロセスを学ぶ。実際の症例を使用する場合もある。

No.	回（日時） ／Time (date and time)	主題と位置付け（担当） ／Subjects and instructor's position	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
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