科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
無機化学特論/Advanced Inorganic Chemistry |
---|---|
時間割コード /Course Code |
S211000074 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
理工学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
火 1 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡﨑 雅明/OKAZAKI MASAAKI |
科目区分 /Course Group |
大学院(博士前期課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
岡﨑 雅明/OKAZAKI MASAAKI | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
---|---|
対応するDP /DP |
DP1・DP2・DP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇有機金属化合物の基礎を修得すること。 〇有機金属化合物を含む化学反応を説明できること。 〇有機金属化合物に関する知見を、自らの研究に応用展開し、考察できる能力を修得すること。 |
授業の概要 /Summary of the class |
無機化学から有機金属化学の基礎にアプローチし、最先端の有機金属化学について解説されます。具体的な内容は以下に示します。 1.有機金属化学とは 2.有機金属錯体の結合様式と分子軌道論的解釈 3.有機金属錯体の特徴的な素反応とメカニズム 4.有機金属錯体の触媒作用を含む最前線の化学 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
1.最先端領域における有機金属化学 2.EAN則と18電子則 3.有機配位子の供与電子数の解釈と金属の形式酸化数(共有結合モデルとイオン結合モデル) 4.遷移金属クラスターにおける電子計数 5.Dewar-Chatt-Duncansonモデル 6.結晶場理論と配位子場理論 7.18電子則が成り立たない錯体群 8.これまでのまとめと中間試験 9.カルボニル錯体、オレフィン錯体、ホスフィン錯体の結合様式と各論 10.カルベン錯体の結合様式と各論 11.有機金属錯体の多様性 12.有機金属錯体が特異的素反応と分子軌道法による解釈 13.有機金属錯体が触媒する反応1 (オレフィン重合、オレフィン異性化、ヒドロホルミル化、ヒドロシリル化、ワッカー法、モンサント法) 14.有機金属錯体が触媒する反応2 (不斉触媒、メタセシス反応、クロスカップリング反応) 15.有機金属化学の最前線の解説と期末試験 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
具体的到達目標を基に、小テスト(20%)、中間試験(40%)、期末試験(40%)により評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
教科書を準備の上、授業に出席してください。 教科書を事前に読み、予習を行ってください。また、教科書の章末問題を実際に解くことで、復習してください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
有機金属化学 (錯体化学会選書)第2版、中沢 浩・小坂田耕太郎著、三共出版 |
参考文献 /bibliography |
基本無機化学第3版 荻野 博・飛田博実・岡崎雅明、東京化学同人 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
学部講義である「無機化学Ⅰ」、「無機化学Ⅱ」、「元素化学」程度の内容を理解していることを前提として、講義が進められます。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
水曜日13:00~14:30(理工学部2号館402号室) 上記時間帯で都合が付かない場合は、メールにて問い合わせ願います。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
E-mail: mokazaki@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
E34:無機・錯体化学、分析化学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
E33:有機化学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
E35:高分子、有機材料およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式にて行われます。 |
科目ナンバー /The subject number |
MS-5--2004-Z95 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
メディア授業を取り入れる場合は、その都度、お知らせします。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |