シラバス参照
  
| 科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 | 
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                  開講科目名 /Course  | 
                地域共創特論/Advanced Lecture on Sustainable Community Studies | 
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                  時間割コード  /Course Code  | 
                C211000002 | 
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                  ナンバリングコード /Numbering Code  | 
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                  開講所属 /Course Offered by  | 
                地域共創科学研究科/ | 
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                  曜日コマ /Day, Period  | 
                月 3, 月 4 | 
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                  開講区分 /Semester offered  | 
                前期/first semester | 
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                  単位数 /Credits  | 
                2.0 | 
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                  学年 /Year  | 
                2 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                曽我 亨/SOGA TORU | 
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                  科目区分 /Course Group  | 
                大学院(修士課程) 地域共創科目 | 
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                  教室 /Classroom  | 
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                  必修・選択 /Required/Elective  | 
                必修 | 
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                  遠隔授業 /Remote lecture  | 
                No | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Faculty/Department  | 
            
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| 佐々木 純一郎/SASAKI JUNICHIRO | 地域社会研究科/ | 
| 小岩 直人/KOIWA NAOTO | 教育学部/ | 
| 吉仲 怜/YOSHINAKA SATOSHI | 農学生命科学部/ | 
| 日比野 愛子/HIBINO AIKO | 人文社会科学部/ | 
| 土井 良浩/DOI YOSHIHIRO | 地域社会研究科/ | 
| 本田 明弘/HONDA AKIHIRO | 地域戦略研究所/ | 
| 曽我 亨/SOGA TORU | 人文社会科学部/ | 
| 正木 卓/MASAKI SUGURU | 農学生命科学部/ | 
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難易度(レベル)                         /Level  | 
                      レベル5 | 
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対応するDP                         /DP  | 
                      A1, A2, A3 | 
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授業としての具体的到達目標                         /Concrete arrival target as the class  | 
                      
○地域社会の機能維持や産業発展に資する計画を立てるうえで重要なポイントを理解する。 ○文系・理系の専門家や地域の専門家など,様々な分野の専門家からなるチームが協働し,新しい知を生みだしていくことの重要性を理解する。  | 
                    
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授業の概要                         /Summary of the class  | 
                      
実社会で活躍する専門家が手がけた多分野のグッドプラクティスをもとに,地域社会の機能維持や産業発展に資する計画立案のプロセスを学ぶ。優れた実践事例には,深い問題の掘り下げや,計画を機能させるための工夫や組織化,多様なステークホルダーとの調整や協働,キーパーソンの動き方など重要なポイントが含まれている。この授業では,重要なポイントを理解することで,グッドプラクティスを単に模倣するのではなく,地域に固有の状況にあわせて事業を設計することの重要性を学ぶ。 授業では,グッドプラクティスを紹介するとともに,その事例についてのディスカッションをおこなう。ディスカッションを通して事例の重要ポイントを深く理解すると共に,自らが有する専門知が実社会において果たす役割や,異分野の専門家と協働することの重要性を理解する。  | 
                    
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授業の内容予定                         /Contents plan of the class  | 
                      
 本授業は原則4学期制をとり,同じテーマで2コマ連続の授業を行う。毎回の授業は講義120分,議論60分の構成をとる。ゲストスピーカーの都合にあわせ,順番を変更することがある。また,テーマとゲストスピーカーを変更することもある。 第1-2回:イントロダクション,地域リーダーをいかに生み出すか(講義と演習) (担当:日比野愛子) 最初に本講義の進め方や評価の仕方について説明する。続いて,地域課題を解決するために必要な住民の意見を引き出し,さらに住民を行動する主体に変えていくための手法として,「ワークショップ」を効果的に運用する方法を実践的に学ぶ。 第3-4回: 地形から読む自然災害の発生リスクと防災教育(講義と議論) (担当:小岩直人,防災教育に取り組む実務家) 本講義では,地形学の知見を活かすことによって自然災害(河川洪水災害や土砂災害)の発生リスクや被害リスクがどのように評価されているかを説明する。さらに,被害リスクを軽減するために各地で実践されている防災教育について説明し,自治体との連携のあり方について学ぶ。さらに災害の被害リスクを軽減するための方法を議論し考える。 第5-6回:グリーンツーリズムと地域振興(講義と議論) (担当:正木卓,グリーンツーリズム実践者) 地域振興のために,グリーンツーリズムが注目されている。本講義では,グリーンツーリズムの現状について解説すると共に,グリーンツーリズムの実践者による具体例の紹介を行い,グリーンツーリズムの実態について学び,どのような視点でグリーンツーリズムを進めていけばよいのか,またグリーンツーリズムをとおして地域をどのように振興していけばよいのかなど考える。 第7-8回:持続可能解決に向けた組織と人材の育成(講義と議論) (担当:土井良浩,一般財団法人世田谷トラストまちづくり) 地域の課題を解決するには,多くの人々を巻き込み,さまざまな分野で活躍するプロボノなどの専門的な知識をうまく借りたり,人材を育成したりしていくことが重要である。また,活動を一過性のものにするのではなく,プロジェクト事業や仕事へと成長させていくことも重要である。本講義では,世田谷のまちづくり活動を進めてきた「世田谷トラストまちづくり」等をモデルに取りあげ,人材と組織の育成について学び,過疎の地域に適応する際には,どのようにモデルを活用することができるか考える。 第9-10回: 循環型エネルギーの普及にむけて(講義と議論) (担当:本田 明弘,自然エネルギーの普及に取り組む実務家) 2015年の「持続可能な開発目標(SGDs)」や温暖化対策を目指すパリ協定が定められ,世界中で再エネへのエネルギー転換が大きく進んでいる。こうした転換が,レジリエンスのある地域づくりや,エネルギーや食料,経済活動や雇用を地域に取り戻す取り組みに,いかに寄与するかを学ぶ。さらに青森県を例に取り,循環型エネルギーを普及させる際の課題について考える。 第11-12回:6次産業化による地域振興の実現に向けて(講義と議論)(Teams双方向授業) (担当:吉仲怜,6次産業化に取り組む実務家) なぜ6次産業化を行う必要があるのか,6次産業化はどのような現状にあるのか,実務家が紹介する先進事例も踏まえながら,6次産業化の現実について学び,どのような視点で6次産業化を進めればよいのか,また,6次産業化と地域振興をどのように実現していけばよいのか考える。 第13-14回:地域ブランドの確立と地域経営(講義と議論)(Teams双方向授業) (担当:佐々木純一郎,地域ブランド作りの実務家) 地域振興のために,地域ブランドを作りが促進されている。本講義では,地域ブランド作りを通した地域経営の在り方について講義すると共に,地域ブランド作りの実務家による実践例の紹介を行い,地域ブランド作りの実態について学び,どのような視点で地域ブランド作りを進めていけばよいのか,また,地域ブランド作りを通して地域経営をどのように考えていけばよいのか考える。 第15回:ふりかえり:持続可能な地域の未来にむけた地域共創とは(演習) (担当:土井良浩,佐々木純一郎) 授業で扱った防災減災,地域づくりのための組織の育成,自然エネルギーの普及,6次産業化,地域ブランドの確立,グリーンツーリズムの6つの問題群を総合し,横断的に問題群をいくつか組み合わせた地域づくりについて考察する。  | 
                    
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成績評価方法及び採点基準                         /A scholastic evaluation method and marking standard  | 
                      
ディスカッションへの参加状況(30%),  ディスカッションへの参加状況においては,自らの専門的視角からの貢献や,他の分野の専門家や地域の専門家の意見に対する理解をもとに評価する。 レポート(70%) レポートでは,地域社会の機能維持や産業発展に資する計画を立案する上で重要となるポイントへの理解度を評価する。  | 
                    
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予習及び復習等の内容                         /Contents such as preparations for lessons and the review  | 
                      
予習:各回のテーマに沿って関連情報を収集し、ディスカッションに参加できるようにコメントや質問を用意しておくこと。 復習:各回において配布されたレジュメ・資料および講義内でのやりとりを見直し、理解を深めること。さらに、これをふまえてコメント・疑問点の整理、関連文献・情報の収集を重ねること。  | 
                    
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教材・教科書                         /The teaching materials, textbook  | 
                      テキストは特に指定しない。 | 
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参考文献                         /bibliography  | 
                      
白井信雄・環境新聞編集部(2018)『再生可能エネルギーによる地域づくり』環境新聞社 岩田貢・山脇正資(2013)『防災教育のすすめ―災害事例から学ぶ』古今書院 熊倉功夫(監修)・米屋武文(編)(2015)『農の6次産業化と地域振興』春風社 山﨑朗・鍋山徹(2018)『地域創成のプレミアム戦略』中央経済社 なお,授業において,例示した以外の参考書についても随時提示する。  | 
                    
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留意点・予備知識                         /Point to keep in mind, back ground  | 
                      特になし | 
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授業内容に関する質問・疑義等                         /Question, doubt about class contents  | 
                      
・オムニバス形式の授業なので、授業内容についての質問は、毎回、担当者に確認すること。 ・授業全体を通しての質問・疑義などは、下記の時間帯に曽我が対応する。 時間:月曜日 10時20分から11時50分、場所:人文社会科学部2階240号室 なお,この時間帯以外での面会を希望する場合は,事前に連絡すること。 また、出張や急な会議等で対応できないこともあります。  | 
                    
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Eメールアドレス・HPアドレス                         /E-mail address, HP address  | 
                      
sogap[at]hirosaki-u.ac.jp [at]の部分を@に変更すること  | 
                    
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学問分野1(主学問分野)                               /Discipline 1  | 
                      Z95:学際・新領域 | 
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学問分野2(副学問分野)                               /Discipline 2  | 
                      該当なし | 
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学問分野3(副学問分野)                               /Discipline 3  | 
                      該当なし | 
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地域志向科目                               /Local intention subject  | 
                      地域志向科目 | 
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授業形態・授業方法                         /Class form, class method  | 
                      講義形式および演習形式 | 
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科目ナンバー                         /The subject number  | 
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メディア授業による著作物利用の有無について                               /Whether or not copyrighted works are used in media classes  | 
                      有/Yes | 
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その他                         /Others  | 
                      
対面授業・講義と討論を基本とします。 新型コロナ感染症等の流行状況によってメディア授業(Teams)を利用することがあります。  | 
                    
| No. | 回(日時) /Time (date and time)  | 
          主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position  | 
          学習方法と内容 /Methods and contents  | 
          備考 /Notes  | 
            
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| 該当するデータはありません | ||||