科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
知的財産管理特論/Advanced Lecture on Intellectual Property |
---|---|
時間割コード /Course Code |
C211000005 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
集中 |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
長南 幸安/CHOUNAN YUKIYASU |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) スキル科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
長南 幸安/CHOUNAN YUKIYASU | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
---|---|
対応するDP /DP |
A1,A3,B1,B3,C1,C2,C4 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・知的財産情報(技術情報・研究情報)を正しく取得・管理できる技術を身につける。 ・知的財産に関する諸問題について,知的財産情報(技術情報・研究情報)を用いて,客観的に分析・管理するスキルを身につける。 ・知的財産情報(技術情報・研究情報)の分析を通じて,社会的ニーズの検討ができる。 ・分析した情報を活用して問題解決や課題解決の手段を提案することができる。 |
授業の概要 /Summary of the class |
地域の未来を創造するうえで知的財産の重要性が高まっている。地域の課題解決にあたるすべての分野の専門家は,知財を保護し活用していくための基礎的スキルを身につけておく必要がある。本講義では,知的財産に関する情報収集とその分析に必要な知識とスキル獲得を目指す。また,企業における戦略のみならず,研究戦略等を考える上で必要な情報の取得方法や情報活用方法についても学ぶ。そのために,具体的な課題を設定し,この与えられた課題を解決する作業を通して,産業財産や著作物に関する情報取得と分析などを行い,知的財産に関する情報や技術及び研究に関する総合的な情報分析力獲得を目指す。これにより,社会的な観点から知的財産を捉え多面的に運用する能力の基盤を形成する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:ガイダンス 知的財産を取り巻く概況 知的財産の全体像を俯瞰するとともに,それらを三類型化して権利取得や保護活用の基本を学ぶ。 第2回:知的財産制度の基礎 著作権制度の沿革と著作権法で定められている権利の概要を学ぶ。この時間では,著作権制度の概要と著作物性の判定について詳しく説明する。 第3回:産業財産権と特許制度 ゲストスピーカー(山口大学知的財産センター)を招き,産業財産権制度の概要を説明し,特許情報プラットフォーム(J-PlatPat),山口大学特許検索システム(YUPASS),文化庁著作権登録情報,農林水産省品種登録情報,日本音楽著作権協会の管理楽曲情報等の知的財産情報データベースの概要と検索方法を学ぶ。 第4回:実用新案権制度 ゲストスピーカー(山口大学知的財産センター)を招き,実用新案権の制度趣旨,主体,客体,権利取得までの手続き,効力及び制限について解説を行う。さらに,特許制度との違いを把握する。 第5回:意匠制度 ゲストスピーカー(山口大学知的財産センター)を招き,産業財産権の中で,物品のデザインを保護する意匠制度について説明する。 第6回:商標制度 ゲストスピーカー(山口大学知的財産センター)を招き,商品・役務の識別機能を担う商標制度について説明する。 第7回:品種登録制度 ゲストスピーカー(山口大学知的財産センター)を招き,品種登録制度,登録要件や育成者権の制限,従属品種,F1品種,遺伝子特許との関係,在来種(遺伝資源)の保護等を説明する。 第8回:著作権制度 ゲストスピーカー(山口大学知的財産センター)を招き,知的財産制度の全体像を解説するとともに,著作物を扱う教育機関や企業における著作権の創造,保護及び活用のプロセスを解説する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
試験50%+授業内外のレポート50%で評価する。 試験においては,知的財産情報(技術情報・研究情報)に関する用語や定義などを正しく理解できているか,知的財産に関する諸問題について客観的に分析・管理する方法論を理解できているかについて評価する。 レポートに関しては,講義で学んだ学習内容に基づき,具体的な事案を例として,知的財産情報(技術情報・研究情報)の分析や社会的ニーズの検討ができているか,問題解決や課題解決の手段を提案できるようなスキルがどの程度のレベルに達しているかについて評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:次回の講義テーマの内容を調べ、ある程度自分なりに理解しておくこと。(120分) 復習:講義で学んだ内容について、理解の確認を行うこと。(120分) |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
特に指定しない |
参考文献 /bibliography |
相澤英孝, 西村あさひ法律事務所編著(2013)『知的財産法概説』弘文堂 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月曜日 10時20分から11時50分 なお,この時間帯以外での面会を希望する場合は,事前に連絡すること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
cho<at>hirosaki-u.ac.jp <at>は@に変換 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A05:法学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
J60:情報科学、情報工学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
J62:応用情報学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義・演習 ゲストスピーカーはメディア講義(オンデマンド) |
科目ナンバー /The subject number |
|
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
「実務経験のある教員による授業科目」に該当 実務経験がある講師が担当 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |