科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
地域協同組合論/Organization and Management of Cooperatives in Japan |
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時間割コード /Course Code |
C211000032 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
金 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
柳 京煕/YOU GYUNGHEE |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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柳 京煕/YOU GYUNGHEE | 農学生命科学部/ |
正木 卓/MASAKI SUGURU | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
A3,C1 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
協同組合についての基本的理念や機能を理解し,協同組合の具体的な事業活動や地域社会との密接な関係について知ることにより,現代社会の諸問題やその課題解決に向けた検討を行うことを目的とする。 |
授業の概要 /Summary of the class |
協同組合運動の歴史と展開過程を学んだ上で、今日の地域農業が置かれている状況を把握し,そこでの協同組合の課題と新たな動きをとらえる。本講義のメインのターゲットである農業協同組合に関しては、基本的な機能と地域社会への貢献の可能性、農業改革の議論を交えた上での今後の展開方向を考察する。農業協同組合以外の協同組合として、生活協同組合、協同組合に類似する組織として社会的企業や農村部の任意協同組織等も対象に含んだ議論を行う。最後に、日本だけでなく、東南アジアを中心とする世界の協同組合にも目を向け、地域振興における協同組合が果たすべき役割、協同組合の今日的意義について俯瞰する。 授業は,テキスト,関連する論文等を用いて,輪読形式により内容について議論する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:オリエンテーション‐協同組合とは‐ (担当:柳 京煕,正木 卓) 授業目的の確認,概要説明,評価方法についての説明を行う。 第2回:日本農業と協同組合運動‐日本の協同組合の成立ち (担当:柳 京煕,正木 卓) 日本農業と協同組合運動の歴史について理解する。 第3回:世界の協同組合と歴史 (担当:柳 京煕,正木 卓) 世界の協同組合の成立過程について学ぶ。 第4回:地域農業の現状と課題 (担当:柳 京煕,正木 卓) 日本の地域農業における今日的な現状と課題を理解する。 第5回: 地域農業と協同組合 (担当:柳 京煕,正木 卓) 協同組合が有する機能を、農業生産のための組織としてではなく、公共性・公益的役割から多面的に捉え理解する。 第6回:農協の組織改革とは‐農協改革の本質‐ (担当:柳 京煕,正木 卓) 農協改革の意義を問うことを通じて、これからの地域農業の在り方を検討する。 第7回:生活協同組合運動の概要 (担当:柳 京煕,正木 卓) 生活協同組合運動の歴史的展開と現段階を理解する。 第8回: 生活協同組合運動の課題 (担当:柳 京煕,正木 卓) 生活協同組合運動の課題と,今後求められる対応を明らかにする。 第9回: 社会的企業 (担当:柳 京煕,正木 卓) 社会的企業とは何か,協同組合運動を鑑みながら,その相違点と差異を理解する。 第10回: 社会的企業の課題 (担当:柳 京煕,正木 卓) 社会的企業が直面している課題を理解し,それに対する対処について考える。 第11回: 農村における新たな協同 (担当:柳 京煕,正木 卓) 社会的企業等を含む,農村部で近年みられる,従来の協同組合とは異なる形の協同運動について理解を深める。 第12回: 新たな協同と既存の協同組織 (担当:柳 京煕,正木 卓) 新しく出現している自主的な協同組織と,従来の協同組合の関係性,両者の課題について理解する。 第13回:東アジア地域の協同組合‐中国・韓国 (担当:柳 京煕,正木 卓) 中国,韓国を事例に,日本以外の東アジア諸国の協同組合運動について理解する。 第14回: 東南アジア地域の協同組合‐ベトナム・タイ (担当:柳 京煕,正木 卓) ベトナム,タイを事例に,東南アジア地域の協同組合組織について理解する。 第15回:協同組合の今日的意義とあり方 (担当:柳 京煕,正木 卓) 新自由主義が世界を席巻する中で,協同組合の現代的意義と課題を考察する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業での積極性や発言内容(70%),レポート課題(30%)から総合的に評価する。なお,以下の基準に基づき,評価する。 1. 協同組合についての基本的理念や機能を理解している。 2. 農業協同組合について,基本的な機能と地域社会への貢献の可能性や農業改革の議論を交えた上での今後の展開方向を考察する力を修得している。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習については、授業で指示する。 復習は、授業内容を踏まえ、ディスカッションを円滑に進めるために、基礎的なデータや情報の収集を行ってください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
各授業の学習テーマに応じて提示する。 |
参考文献 /bibliography |
各授業の学習テーマに応じて提示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
面会を希望する場合は,メール等にて担当教員に事前に連絡すること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
masaki@hirosaki-u.ac.jp(正木) youghee@hirosaki-u@ac.jp(柳) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
F41:社会経済農学、農業工学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A07:経済学,経営学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A08:社会学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義及び輪読・ディスカッション等の演習 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-2324-F41 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
地域農業及び経済の向上のために、協同組合が果たす役割について青森県に照らし合わせ、議論していくことが大事であり、必要に応じて地域課題の解決方法について考えていきたい。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |