科目一覧へ戻る | 2021/09/17 現在 |
開講科目名 /Course |
産学連携学特論/Advanced Lecture on Industry University Collaboration |
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時間割コード /Course Code |
C212000029 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
集中 |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
内山 大史/UCHIYAMA DAISHI |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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内山 大史/UCHIYAMA DAISHI | 地域社会研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
A1,C1 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
地域の産業に高い付加価値をつける一つの手法,産学連携について学修する。産学連携は科学技術政策,経済政策の中で重要視されてきた。地域産業の活性化に携わる者として,関連する多様な資源を有効に活用できる知識と実践力を身につける。 |
授業の概要 /Summary of the class |
産学連携を捉える視座は,国単位のナショナルイノベーションシステム,地域におけるクラスターシステム,さらには一企業と大学教員の個別の連携事例まで幅広く多様である。しかしながら“産”と“学”が連携して取組む先には”新たな価値を創造する”という同じゴールを見据える。 産学連携による高付加価値化を獲得するために必要なこととして,前半では関連する基本的制度(産学連携,知的財産,国プロジェクト等)について学ぶ。後半では特に食産業分野に関連した重要な各種支援制度,知的財産とブランド,多様な食品表示制度等ついて学修したのち,地域における6次産業化事例について分析を行う。アクティブ・ラーニングの手法も積極的に活用し,各講義回でのリフレクションペーパー作成は必須とし,情報収集・調べ学習とグループディスカッション等を取入れる。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:オリエンテーション 講義の目的と到達目標,講義内容・形式を確認する。 第2回:制度(1)~産学連携1:仕組みと制度~ 産学連携の目的と歴史,共同研究・受託研究等の違い等について学び,産学連携の様々な方法等について学修する。 第3回:制度(2)~産学連携2:組織と手続き~ 技術移転の実際,組織としての責任ある対応,契約内容等について学び,産学連携に係わる様々な組織との連携について学修する。 第4回:制度(3)~大学と知的財産1:施策と基礎知識~ 日本における経緯,日本版バイ・ドール,特許法の基礎的事項について学び,知的財産関連の状況について学修する。 第5回:制度(4)~大学と知的財産2:取扱いと活用~ 職務発明,情報漏洩の防止等,および技術移転の実際について学び,国立大学法人化以降の大学知的財産の取扱いについて学修する。 第6回:制度(5)~地域連携1:国の政策~ 日本における国の地域連携施策の変遷について学び,地域の中の大学の在り方が変化してきたことについて学修する。 第7回:制度(6)~地域連携2:海外の動向~ 米国,中国等海外における連携政策制度の変遷と特徴について学び,各国の狙いと現状について比較し整理する, 第8回:制度(7)~科学技術政策~ 科学技術基本法,基本計画以降の日本の取組みについて整理し,科学技術イノベーションへつなげていく方策・事例について学修する。 第9回:研究推進(1)~研究分析~ 研究開発を行ううえで,連携を考える相手の研究力分析,データ分析,市場分析等様々な科学的分析が必要であることを理解した,実際の分析手法について学修する。 第10回:研究推進(2)~研究プロジェクト企画~ 連携で行う研究開発は複数の要因を事前に検討することが必須である。資金,技術予測,競争戦略,イノベーション論等について学び,プロジェクト企画手法を学修する。 第11回:食産業の振興を目指す(1)~食産業に関する支援制度~ 農商工連携,6次産業化など,省庁等(農林水産省,経済産業省等)の支援制度について学び,実際に活用するためのアプローチ,コーディネート等支援者・支援機関等の関連について学修する。 第12回:食産業の振興を目指す(2)~食産業に関する知的財産~ 特許等で排他的権利を獲得することに加え,地域団体商標,地理的表示(GI)を活用した地域ブランド化により信用を維持することを学び,高付加価値化を実現する手法を学修する。 第13回:食産業の振興を目指す(3)~食品表示に関する制度~ 特定保健用食品,栄養機能食品,機能性表示食品等,最近の国の食品表示に関する政策を学び,食料品製造および販売における注意事項・留意点について学修する。 第14回:6次産業化事例~地域における事例分析~ 地域における6次産業化事例について複数抽出し,産学連携がどのように行われたのかについて整理し,展望と課題について学修する。 第15回:総括討論~食産業の高付加価値化に産学連携手法をどう活かすか~ 産学連携は産業の高付加価値化を目指すうえで,重要な手段の一つである。食産業の高付加価値化を実現するうえで,産学連携を活用するメリット等について討論する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
毎回の講義で提出する小レポート(60%),期末に提出する課題レポート(40%) ・各回講義時における小テスト(リフレクションペーパー)により,“産学連携“による高付加価値化を実現させ得る多様な資源(制度,研究開発,支援施策,地域における支援機関等)についての理解度を確認・評価する。 ・期末に提出する課題レポートにより,6次産業化,農商工連携等の取組みに”産学連携“を有効に活用する事業提案力を評価する。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]各回の冒頭には講義内容に関する予備的な学習が必要です。 [復習]各回修了後、具体的な案件の確認や課題等探索が必要です。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
各回のテーマに応じて提示する |
参考文献 /bibliography |
各回のテーマに応じて提示する 本講義を通し,次のシリーズは参考書として有効である。 ・MOTテキストシリーズ 丸善出版 「産学連携と技術経営」(2005) 「知識創造経営とイノベーション」(2006) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
エクセル、パワーポイントを利用しますが、特別なスキルは求めません。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月曜日 10時20分から11時50分 又は 月曜日 12時50分から14時20分 なお,この時間帯以外での面会を希望する場合は,事前に連絡すること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
daishi@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A07:経済学,経営学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
Z95:学際・新領域 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義・演習(アクティブラーニング型) メディア授業に移行した場合は、Teamsを用います。 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-2328-A07 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |