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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/12/02 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
電気技術基礎/Introduction to Electrical Technology
時間割コード
/Course Code
3221240046
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教育学部/
曜日コマ
/Day, Period
月/Mon 4
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
櫻田 安志/SAKURADA YASUSHI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
櫻田 安志/SAKURADA YASUSHI 教育学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○電気の基礎知識(電圧、電流、抵抗、電力、それらの単位、電気回路の概念)に関して簡潔に説明ができること(見通す力、学び続ける力)
○簡単な電気回路の電圧、電流の関係を定式化し、相互に導出することができること(解決する力、学び続ける力)
○身近な電化製品についての基本的な機能の原理となる物理現象(電気に関する部分)に関して簡潔に説明ができること(見通す力、解決する力、学び続ける力)
授業の概要
/Summary of the class
電気現象および電気回路の基礎知識について、主に講義形式(演習と実習を含む)で学習します。具体的には、電気回路(直流・一部交流)、半導体、磁気、静電気の基本的な事項について、ポイントの解説、問題演習、実習を通して学習します。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
毎回の内容(予定)は次の通りです。

第1回:ガイダンス、電気と私たちの生活、技術科教員養成修得基準(4/11)
第2回:電気の基礎知識(教科書第1章、4/18):「単位と量記号」、「大きな数値や小さな数値の取り扱い」、「接頭語」(pp.2-7)
第3回:物質と電気(教科書第2章、4/25):「物質と電荷」、「電荷の発生」、「電流」、「電位差と起電力」(pp.12-19)
第4回:直流回路1(教科書第3章、5/2):「電気回路」、「オームの法則」、「抵抗の接続」、「抵抗の直列接続回路の計算」、「抵抗の並列接続回路の計算」(pp.22-31)
第5回:直流回路2(教科書第3章、5/9):「キルヒホッフの法則」(pp.32-37)
第6回:電力と電力量(教科書4章、5/16):「電気の行う仕事」、「電力と電力量」、「ジュールの法則」(pp.42-47)
第7回:電気抵抗(教科書第5章、5/23):「電気抵抗の性質」、「抵抗器の種類」、「抵抗器の定格表示」、「特殊抵抗」(pp.50-57)
第8回:試験1(試験範囲:初回から7回目までのすべての学習内容、5/30)
第9回:電流と磁気1(教科書第9章、6/6):「磁石の性質」、「磁性体と磁気誘導」、「磁気に関するクーロンの法則」、「磁界の強さ」、「磁力線と磁力線密度」、「磁束と磁束密度」、「磁気シールド」(pp.60-73)
第10回:電流と磁気2(教科書第6章、6/13):「電流の作る磁界」(pp.74-77)
第11回:電磁力(教科書第7章、6/20):「電磁力」、「電磁力の大きさ」、「磁界中のコイルに生じる電磁力」(pp.82-87)
第12回:電磁誘導(教科書第8章、6/27):「電磁誘導」、「フレミングの右手の法則」、「誘導起電力」、「自己誘導と自己インダクタンス」、「相互誘導と相互インダクタンス」(pp.90-101)
第13回:静電気の性質1(教科書第9章、7/4):「静電気に関するクーロンの法則」、「電界の強さ」、「静電誘導と磁気シールド」、「静電容量」(pp.104-111)
第14回:静電気の性質2(教科書第9章、7/11):「コンデンサの分類」、「コンデンサの表記方法と静電容量の表記」、「コンデンサの接続」(pp.112-119)
第15回:試験2(試験範囲9回目から14回目までのすべての学習内容、7/25)
第16回:交流回路の基礎(教科書第10章、8/1):「交流と直流」、「正弦波交流」

授業の進度によって、各回の内容が変わることがあります。

授業の進め方
毎回の授業前に教科書を熟読してください。授業内で演習を行い、加えて課題を出しますので、問題等を解いて授業に持参すること(この課題は評価対象となります。忘れた場合は、その回の評価を0点とします)。授業では、課題の重要な点についての解説も行います。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
課題(演習問題)20%
中間評価(試験1):40%
期末評価(試験2):40%
上記を合算して成績評価を行います。なお、定期試験の代わりにレポートによる評価を行う場合もあります。この場合、〇〇試験の評価比率が、レポートの評価比率に加わります。全体の60%を合格の条件とします。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
この授業では、予め学習する内容の教科書範囲を明示しておきますので、以下の流れで授業の予習と復習を行って下さい。

予習の仕方(例) 120分/各回の授業前
1.教科書の該当する部分をよく読み、数式の流れに従って内容を大まかに捉えるようにする。また、図や表が何を説明しているのかを,できるだけ ”細かく” 考えてみる。
2.例題や演習問題を解いてみる。

復習の仕方(例) 120分/各回の授業後
1.演習問題を自力で解く。
2.前回の課題の解答例の記述内容と自分の解答を比較してみる。
2.教科書において前後する数式がどのように導き出されるかを考えてみる。
3.教科書の数式や図表を頼りに,そこではどのような電気現象が起きているのかについて考えてみる。
4.別の本で、同様の内容について読んでみる(教科書との違いを意識してみる)。

学習内容が難しいと感じる場合は、その内容に関係した例題(他の本に載っている例題)や演習問題を解いてみると良い。
なお、今年度の教科書に掲載されている演習問題が少ないので、教科書以外の書籍を用いて演習問題に取り組むことが望ましい。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
東京電機大学編、新入生のための電気工学、東京電機大学出版局
ISBN-13:978-4501113605
必要に応じて資料を配布します。
参考文献
/bibliography
〇片岡昭雄監修、電気理論入門1、実教出版(2011)(とても分かり易く書いてあります。この本を教科書にするかを迷いましたが、今後の採用を意識して参考書として挙げています。)
〇大熊康弘、図解でわかるはじめての電気回路、技術評論社(内容が独立した項目ごとに書かれているので、この本だけで勉強するのは難しいですが、分かりやすく書いてあるので、教科書と併用して学習すると効果的でしょう。)
〇藤瀧和弘著、まんがでわかる電気、オーム社
(講義で不安な部分について読んでみると良いでしょう。)
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
この授業は、履修者に高校生程度の物理の知識があることを前提として進めます。物理に不安がある学生は、基本事項だけでも良いので高等学校の学習内容について各自で学習を進めてください。解らない部分に関しては対応しますので、遠慮なく質問をして下さい。

関連科目:電気実習Ⅰ
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
水曜日 5・6時限
必要に応じて予めメールでご連絡をいただければ個別に対応します。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
ysakura@hirosaki-u.ac.jp
@(全角)を@(半角)に置き換えてください。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
C21:電気電子工学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
座学(演習および講義)、一部,実験・実習を含む
科目ナンバー
/The subject number
P1-2-0364-C21
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
連絡は電子メールで行いますので,毎日確認してください。

担当教員自らが実務経験を有する。
難易度はレベル2としましたが、理系を志す大学の1年生を想定しています(大学入学前に,高等学校程度の物理の知識を得ていない人は、自分で学習しておく必要があります)。教科書の自習では理解できない部分がありますので、①資料と教科書について学習(予習)をしておくこと、②予習で理解できなかった点も含めて理解に努めること、③演習問題や復習を丁寧に行い、理解の深化に努めること、などが必要となります。
なお、具体的到達目標に記載した内容は、中学校学習指導要領(平成29年3月公示)の第8節技術家庭の技術分野の内容Cエネルギー変換の技術を指導する際に必要とされる基礎的な知識および技能に関連するものです。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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