科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
公民演習Ⅰ(社会学)/Civics, Seminar I |
---|---|
時間割コード /Course Code |
3221240193 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
集中 |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
|
授業形式 /Class Format |
|
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
高瀬 雅弘/TAKASE MASAHIRO | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○社会調査の一方法としての生活史調査の方法を理解し、実践すること(見通す力) ○建物や街並み保存における諸課題について理解すること(解決していく力) |
授業の概要 /Summary of the class |
歴史的風致維持向上計画に基づき「歴史まちづくり」を進めている山形県鶴岡市における近代建築・近代和風建築の所有者・管理者・利用者を対象に、(1)建物の現状、(2)仕事の内容、(3)建物の経歴、(4)街の変化・街並みの変化、(5)歴史的風致維持向上計画の受け止め方、(6)保存のための苦労・必要な支援、(7)建物の今後、といった項目についての聞き取り調査を実施し、現在注目を集めている街並みや風景の維持・保存・継承をめぐる現状を把握し、今後の課題について考察することが、この調査実習の大きな目的です。 近代建築を中心とした歴史的建造物の現状についての基礎的な学習を行い、他の都市をフィールドとした先行研究、自治体などによる取り組みの状況を把握し、十分な予備知識をもったうえで、(1)調査の立案、(2)調査対象者との連絡、(3)現地での聞き取り調査(準備作業も含む)、(4)テープ起こし作業、フィールドノーツの整理、(5)データ整理と分析、(6)報告書の執筆、(7)対象者への礼状書き、といった一連の社会調査のプロセスについて学習します。 前期の本実習では、上記のうち(1)~(3)までの作業を中心に行います(後期開講の「公民演習Ⅱ(社会学)」と合わせて授業科目「【G】社会調査の実習を中心とする科目」に対応)。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 オリエンテーション 第2回 過去の調査成果の検討① 2015・16年度報告書の購読 第3回 過去の調査成果の検討② 2017・18年度報告書の購読 第4回 過去の調査成果の検討③ 2019年度報告書の購読 第5回 先行研究の検討① 歴史的環境という概念について 第6回 先行研究の検討② 歴史的街並みと地域社会 第7回 地域史の検討① 鶴岡市の近代史 第8回 地域史の検討② 鶴岡市の現代史 第9回 地域史の検討③ 鶴岡市の空間構成 第10回 行政施策の検討① 鶴岡市「歴史的風致維持向上計画」 第11回 行政施策の検討② 鶴岡市「都市景観賞」 第12回 調査に向けた準備① 聞き取り調査の方法の復習 第13回 調査に向けた準備② 調査テーマ・問題意識の検討 第14回 調査に向けた準備③ 質問項目の作成 第15回 調査に向けた準備④ 調査対象についての情報共有 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
学習内容の理解度:50%(テキストをきちんと購読し、内容を理解できているか→ペーパーを事前にTeams上に提出) 授業・作業への参加度:50%(ディスカッションや準備作業に意欲的に取り組んでいるか) 上記を合算して成績評価を行います。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]文献を購読する回については、全員が該当箇所を読んだうえで、印象に残った点、調査項目の作成に活かしたい点などをA4用紙1枚程度にまとめ、事前にTeams上にアップロードするようにしてください。 [復習]レジュメやメモをふまえてディスカッションの内容を整理し、質問項目の作成に向けた論点をまとめるようにしてください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
木村至聖・森久聡編,2020,『社会学で読み解く文化遺産ー―新しい研究の視点とフィールド』新曜社. |
参考文献 /bibliography |
授業の際に紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・時間割上は集中講義ですが、前半の演習部分は通常の授業時間のなかで行います。 ・授業時間外にも作業を行うことがあるので、予め承知しておいてください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
Eメールで対応します。またTeamsのチャットからいただいても結構です。オフィスアワーや授業の前後に直接おたずねいただいてもかまいません。 オフィスアワー:毎週月曜日 12:00~12:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
メールアドレスは初回オリエンテーションの際にお知らせします。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
演習(文献購読とそれに基づくディスカッションなど)および実習(現地調査に向けた準備作業の実践)形式で行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
P1-3-0173-A08 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
山形県鶴岡市をフィールドに、地域歴史遺産を活かしたまちづくりについて学びます(地域志向科目に該当)。 課題の提出や教員との連絡については、Teamsを用いますので、アプリをインストールし、使用法について習熟しておいてください。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |