科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
幼児教育学演習/Seminar on Preschool Education |
---|---|
時間割コード /Course Code |
3222240027 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教育学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 3 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
武内 裕明/TAKEUCHI HIROAKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
|
授業形式 /Class Format |
|
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
武内 裕明/TAKEUCHI HIROAKI | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○幼児教育の現代的な教育に関する問題に関して、特定のテーマを定め、協働して必要な調査が行えること(解決する力) ○幼児教育学において要求される水準で、文献を根拠に基づいて批判的に検討することができること(解決する力) ○幼児教育に関する調査内容を目的に即して発表し,他者の意見を基に修正できること(学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
近年社会的に強調されているグループで正解のない課題に対応していく力を養うために、授業は演習形式で行います。教員からのガイダンスや概論の後に、幼児教育に関連する小冊子を作ることを目的として,テーマを分担したグループを作り、調査を進めながら批判的に検討することを重視してディスカッションを行います。複数のグループで同一の問題に多角的に取り組むことで、それぞれの調査の独創性を明確にするとともにより高い質の内容にすることをめざします。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
この授業では、現在の幼児教育に関連する小冊子の作成を目的として、共同で同じテーマに取り組みディスカッションを行いながら冊子の完成をめざす形で授業を進めます。調査活動や発表準備は授業外に行います。下の計画は活動の展開によって変更されるもので、あくまで参考例です。今年度は、主体的・対話的で深い学びを実現する指導をテーマに冊子を作成します。研究を行う上で不可欠の文献レビューのスキルを身に付けつつ、現在の幼児教育への理解を深めてもらいたいと思います。 第1回:ガイダンス・活動内容の説明 第2回:主体的・対話的で深い学びに関する基礎的内容の確認 第3回:グループ決定と方針の策定・調査打ち合わせ(教員への疑問点等の確認含む) 第4回:執筆内容調整・確認 第5回:執筆内容の紹介① 第6回:執筆内容の検討と論点整理 第7回:議論を受けた内容の修正作業 第8回:第一稿の読み合わせ・検討 第9回:内容の充実に向けたディスカッション 第10回:教員による情報提供 第11回:方針の調整と追加の情報収集 第12回:グループ間での内容調整 第13回:第2稿の読み合わせ・検討 第14回:最終版の完成に向けた全体会 第15回:最終版の提出と振り返り 定期試験 なし |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
個別の執筆内容(30%)、議論への貢献(20%)、小冊子全体の内容(20%)と全体課題に関する最終レポート(30%)で評価します。 レポートは、授業で示すルーブリックによって評価します。 引用等は基礎的な事項であるため、適切な引用ルールに従わない発表・レポートは評価の対象外になります。 個別の執筆内容は分担範囲の内容で判断します。議論への貢献は、打ち合わせでの議論への参与状況、内容の的確さや、議論での重要性を考慮して評価します。小冊子の完成が目的のため、冊子全体の内容は全員に責任があるものとして評価を行います 執筆・ディスカッション及びレポートで、テーマを定め協働できるかや文献の批判的な検討能力を確認します。 授業全体を通して他者の意見を基に適切に議論を修正する力を確認します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
[予習]テーマ・グループ決定以前には、指定の資料を読むことや、関心を定めるために関係する領域について調査することが求められます。テーマ決定以降は、グループのテーマに関連する文献を収集し、読み、グループの執筆内容の改善に努めてください。また、他のグループの内容を確認しつつ、適宜グループ間の内容調整も行ってください。 [復習]テーマ・グループ決定以前は、授業を受けて関心のある分野を追加で調査してテーマ決定に必要な情報を収集してください。テーマ・グループ決定以降は、時間外で共同のテーマについて検討を行ない、文章を作成しておいてください。授業は個人の執筆の時間ではなく、書かれた内容を基に内容を調整したり改善を図ったりする時間です。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は使用されません。授業中、適宜プリントが配布されます。 |
参考文献 /bibliography |
奈須正裕『「資質・能力」と学びのメカニズム』東洋館出版社,2017 文部科学省『幼稚園教育要領解説』2018 その他、適宜紹介します |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・幼児教育サブコースの学生は基本的にサブコースの科目をすべて受講するようにしてください ・幼児教育に関する個別のテーマを定めて、その内容を学びながら基本的な調査のスキルの獲得をめざします。授業は大学3年生として求められる調査能力を水準とするため、一定程度の水準の報告がされない場合には教員による講評は厳しいものになりますが、基本的なスキルを獲得することで建設的な議論になります。大学生として要求される水準まで、文献レビューのスキルを高めることをめざしてください。 ・引用などの基本的な大学で必要とされる約束事項はすでに基礎ゼミナール等を通じて学んでいることを前提とします。特に引用は不適切な理解の目立つ内容なので、必ず事前に復習し、引用の要件などを確認してください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
木7・8時限 時間外でも都合のつく範囲で対応しますので、相談してください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
Email:hiloakit*hirosaki-u.ac.jp(*を@に変換) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A08:社会学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
グループでの活動ですが、個人を単位とした責任執筆とします。授業の中心は議論によりますが、必要な情報提供については講義も用います。 |
科目ナンバー /The subject number |
P1-3-0069-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
「文献に書いてある=正しい」という判断を行わないように注意してください。 情報は玉石混淆であり、妥当な情報を吟味して提示する責任は調査者にあります。 出版された内容であっても、どのような根拠に基づいているのかは自分で確認して評価する習慣をつけてください。 理解する習慣をつけるためにも、学んだ内容の言い換えを推奨します。 レポートは評価後(2-3週間後)返却します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |