科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
小学校算数科教育法/Teaching Methodology of Mathematics Education for Elementary School Teachers |
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時間割コード /Course Code |
3222250001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 1 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
中野 博之/NAKANO HIROSHI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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中野 博之/NAKANO HIROSHI | 教育学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○算数で扱う教材の背景と子どもの実態を考慮しながら、算数の授業を行う際に考えなくてはいけないことを見通すと共に理解すること(見通す力・学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
算数の具体的な教材について、子どもに学習させるねらいと教材の本質はどのようなことであるのかについて学びます。それとともに実際に授業を行う際に子どもがどのような考え方を示すのかを示しそれに対応するための考え方について学びます。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
授業計画 算数教育の目標・内容・指導計画・評価・学習指導法などについて、具体的な指導場面の事例を中心に総合的に学びます。その中で、数学的な見方や考え方を育てることの意味と意義を考えられるようにします。 主な内容 第1回:ガイダンス 以降の授業については最終回を除いて原則オンライン授業とする(状況によっては全て対面で授業を行う場合もあります) 第2回:算数教育の目標について-数学的な見方考え方、算数的活動 学習指導要領に示された算数科の目標の理解と共に、その目標が変更されていることを知り、どのように目標が変わっても算数を教育する意義を教師自身が考えていくことが大切であることを理解する。 第3回:自然数の学習指導 自然数の使われ方を把握すると共に、自然数が数学的にどのように考えられているのか、また、命数法、記数法の指導はどのようにあるべきなのかを考える。 第4回:小数と分数の学習指導 小数、分数が数の表記方法であることを理解すると共に、その指導の困難点を理解し、実際の指導の在り方を考える。 第5回:加法と減法の学習指導 加減法が数学的にどのように定義されるのかを知ると共に、加減の問題場面を具体的な問題作成を通して考える。 第6回:乗法と除法の学習指導 乗除法が算数としてどのように定義されるのかを知ると共に、5年生で行う乗法の意味の拡張について具体例を通して考える。 第7回:比例と割合の学習指導 乗除の式に表される前提には比例の関係があることを理解すると共に、比例の関係を図的に示した数直線を通して具体的な問題作成を行い、割合を含めた乗除の場面を統合的に捉えることを理解する。 第8回:計算方法を考え出す学習指導 乗除の筆算ができあがる過程を順に追うことで、筆算につながる発想は子どもが作り出せることを具体的な計算を通して理解する。また、分数同士のわり算の計算方法も既習事項を基につくり出せることを具体例を通して理解する。 第9回:量と測定の学習指導 量とは何かをとらえた上で、その指導の順序、指導上の留意点、背景にある原理を理解する。 第10回:図形の学習指導 小学校の図形学習のねらいが基本図形の概念形成にあることを理解すると共に、学年を経ることで概念をどのように豊にしていくのかを理解する。 第11回:式・関数の学習指導 関数の考え方が変数を捉えそれを変化させていくことであることを理解した上で、具体的な問題場面でどのように活用できるのかを問題解決を通して理解する。また、式についての基本的な事項を理解すると共に、式が考え方を表していることを具体的な問題の解決を通して理解する。 第12回:統計教材の学習指導 統計についての数学的な基本事項の理解をして上で、小学校の各学年でどのような系統を経て学習させていくのかを捉える。また,ICT機器に活用についても触れていく。その後、具体的な問題解決を通して「平均」についての扱いについて理解する。 第13回:授業構成と学習計画 学校教育は意図的計画的に行われることを踏まえた上で、算数科が学習指導要領上どのような時間数で行われているのかを理解し、さらに年間単元計画、単元計画、各授業の計画の在り方を理解する。 第14回:学習指導案 学習指導案の基本的な内容を踏まえた上で、授業のビデオを観て、その授業がどのような指導案によって行われているのかを、実際に指導案を作成することで考え、次回の模擬授業に備える。 第15回:指導案に基づいた模擬授業の実施 提示された算数科の教材について、本日の展開案の略案を個人で作成し、それに基づいて模擬授業を行い学生同士で相互評価をし合う。(略案作成…15分、模擬授業実施(3人で1グループを編成し1人15分間ずつ模擬授業を行う)…45分、グループ毎で模擬授業の相互評価…20分、教員による総括…10分) 第16回 定期試験 ※授業の進度や新型コロナウイルス感染状況によって授業内容等を変更することがあります |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
授業での発言内容5% 定期試験70% 提出物25% テストでは自筆のノート及び「新編算数科教育研究」は持ち込み可です |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習・復習60時間 予習については,授業で指示します。 復習は,授業で提示した教科書「新編 算数科教育研究」の内容について,読み直しておきましょう |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
小学校学習指導要領解説 算数編(文部科学省) 「新編 算数科教育研究」(東洋館出版社) |
参考文献 /bibliography |
松原元一著「算数教材の考え方教え方」(国土社) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
初回講義時にお知らせします。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
初回講義時にお知らせします。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義形式を基本としていますが,内容によっては演習を取り入れます |
科目ナンバー /The subject number |
P1-2-0611-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
新型コロナの感染状況によってはオンライン授業になることもあるので,Teamsをインストールしておいてください |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |