科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
感染症学/Infectology |
---|---|
時間割コード /Course Code |
4221000036 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部医学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
3 |
主担当教員 /Main Instructor |
田坂 定智/TASAKA SADATOMO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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田中 完/TANAKA HIROSHI | 教育学部/ |
玉井 佳子/TAMAI YOSHIKO | 医学研究科/ |
糸賀 正道 | 医学研究科/ |
田坂 定智/TASAKA SADATOMO | 医学研究科/ |
齋藤 紀先 | 医学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○総論は,感染症の概念を理解する。 ○感染症の病態や機序,診断に到るまでのプロセス,治療の概要を習得する。 |
授業の概要 /Summary of the class |
1.感染症の病態を理解する。 2.感染症について,臨床症状,検査,治療の概要を学ぶ。 3.輸入感染症,耐性菌など最近のトピックスについても概説する。 モデル・コア・カリキュラム E-2 感染症 E-2-1) 病態 E-2-2) 診断・検査・治療の基本 E-2-3) 症候 E-2-4) 疾患 F-2 基本的診療知識 F-2-1) 臨床推論 F-2-2) 根拠に基づいた医療<EBM> F-2-3) 臨床検査 F-2-4) 病理診断 F-2-5) 放射線等を用いる診断と治療 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回(4月11日) 題目:総論、感染症法、検査と診断 感染症とはどのような疾患か、感染症新法の内容、感染症一般の検査法と診断法について学ぶ。 田坂 定智(呼吸器内科学) 第2回(4月18日) 題目:ワクチンⅠ 細菌に対する免疫防御,ウイルスに対する免疫防御を理解し,各種ワクチンの原理を理解する. 齋藤 紀先(臨床検査医学) 第3回(4月25日) 題目:抗菌化学療法の基本と適正使用 抗菌化学療法の意義、抗菌スペクトラムやPK/PD理論に基づいた抗菌化学療法の組み立て方、使用方法の実際(エンピリックセラピーなど)について学習する。 糸賀 正道(臨床検査医学) 第4回(5月2日) 題目:ワクチンⅡ 実臨床におけるワクチンの種類や特徴について基本的知識を学ぶ. 齋藤 紀先(臨床検査医学) 第5回(5月9日) 題目:細菌感染症Ⅰ(総論:全身細菌感染症・敗血症) 敗血症等,救急対応が必要な致死性の高い感染症の診断,重症度評価について学ぶ。 齋藤 紀先(臨床検査医学) 第6回(5月16日) 題目:細菌感染症Ⅱ(総論:院内感染症と耐性菌感染症) 院内感染対策の概念と最近問題となっている耐性菌感染症について、抗菌薬耐性の機序,各耐性菌の知識,および感染対策の必須内容について学ぶ。 齋藤 紀先(臨床検査医学) 第7回(5月23日) 題目:細菌感染症Ⅲ(各論:腸管細菌感染症・胸部細菌感染症・泌尿器・骨盤臓器細菌感染症) 無数にある細菌感染の感染の中から,とくに代表的な細菌感染(呼吸器細菌感染,腸管細菌感染,骨盤臓器細菌感染等)について学ぶ. 糸賀 正道(臨床検査医学) 第8回(5月30日) 題目:ウィルス感染症Ⅰ 臨床的に重要なウィルス疾患に関する、臨床症状、診断、治療などの各論を学ぶ。エンテロウィルス、胃腸炎ウィルス、出血熱性ウィルス、HIVウイルスなどについて学ぶ。 糸賀 正道(臨床検査医学) 第9回(6月6日) 題目:真菌感染症Ⅰ 真菌感染症の症候、検査および抗真菌薬による治療について学ぶ。 田坂 定智(呼吸器内科学) 第10回(6月13日) 題目:真菌感染症Ⅱ 臨床上遭遇する重要な真菌症(カンジダ症、アスペルギルス症、クリプトコッカス症など)の各論について学ぶ。 田坂 定智(呼吸器内科学) 第11回(6月20日) 題目:血液感染症・輸血と感染症 敗血症や輸血に関連した感染症の各論について学ぶ。 玉井 佳子(輸血・再生医学) 第12回(6月27日) 題目:小児感染症 臨床的に重要な小児感染症の各論について学ぶ。 田中 完(小児科・教育学部) 第13回(7月4日) 題目:マイコプラズマ・リケッチア・クラミジア感染症 マイコプラズマ肺炎、ツツガムシ病、Q熱、オウム病などについて学ぶ。 田坂 定智(呼吸器内科学) 第14回(7月11日) 題目:日和見感染症 化学療法などの影響により起こる日和見感染症(ニューモシスチス肺炎・サイトメガロ感染症・トキソプラズマなど)について学ぶ。 田坂 定智(呼吸器内科学) 第15回(7月25日) 題目:ウィルス感染症Ⅱ ウイルス感染症の各論。気道ウイルス、新型コロナウイルス感染症、発疹性ウイルス、ヘルペスウイルスなどについて学ぶ。 糸賀 正道(臨床検査医学) 第16回(8月1日) 予備日 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
学期末に全ての担当教員が作成した筆記試験を行う。各教員の授業回数に応じた配点とし、総得点にて成績評価を行う(95%) ただし総得点が合格ラインに達していても、著しく得点の低い領域がある場合には不合格とすることがある。 授業の参加度も成績評価の対象とする:5%。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
病原性微生物に関する基本的な知識を有することを前提に授業を行うため、各回の授業前に微生物学で履修した内容につき予習しておくこと。授業後は、内容について見返し、要点をまとめておくこと。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
標準微生物学(医学書院),内科学書改訂第9版 感染性疾患(中山書店),感染症治療ガイド2019(日本感染症学会・日本化学療法学会),など。 |
参考文献 /bibliography |
同上。必要な文献は,授業の中で提示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
田坂 定智(シラバス作成者)平日 10:00~17:00 (講座受付 内線5468 で在室を確認すること) |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
田坂 定智:tasaka[at]hirosaki-u.ac.jp ([at]を@に変更してください) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I54:生体情報内科学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
I52:内科学一般およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義室における対面授業 |
科目ナンバー /The subject number |
M1-3-0128-I54 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。担当教員は全員内科および小児科の医師として日常診療にあたっており、これまでに弘前大学医学部附属病院などで経験した感染症症例について取り上げ、検査・診断・治療などについて解説する。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |