シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/12/02 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
眼科学/Ophthalmology
時間割コード
/Course Code
4221000069
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学部医学科/
曜日コマ
/Day, Period
月/Mon 3
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
4
主担当教員
/Main Instructor
鈴木 幸彦/SUZUKI YUKIHIKO
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
鈴木 幸彦/SUZUKI YUKIHIKO 医学研究科/
工藤 孝志/KUDO TAKASHI 医学研究科/
山内 宏大 医学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル3
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○眼科学(Ophthalmology)では眼・視覚系の構造と機能を理解する。
○眼・視覚系疾患の病態について理解する。
○眼・視覚系疾患の診断と治療について理解する。
授業の概要
/Summary of the class
1.眼科臨床医学の基本は眼球および眼窩の解剖学である。
2.眼球内にも様々な病気学的な変化が起こる。
3.それぞれの病理的変化のメカニズムについて学習する。
4.全身疾患と眼・視覚系の病態との関連を理解する。

モデル・コア・カリキュラム
D-13 眼・視覚系
D-13-1) 構造と機能
D-13-2) 診断と検査の基本
D-13-3) 症候
D-13-3)-(1) 眼・視覚系に関する腫瘍徴候
D-13-3)-(2) その他の徴候
D-13-4) 疾患
D-13-4)-(1) 眼・視覚系の良性疾患
D-13-4)-(2) 腫瘍性疾患
F-2 基本的診療知識
F-2-2) 根拠に基づいた医療〈EBM〉
F-2-3) 臨床検査
F-2-4) 病理診断
F-2-9) 外科的治療と周術期管理
F-2-13) 輸血と移植
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回,4月4日(月),(題目:眼科学総論、解剖)
眼科学で何を学ぶか、また、眼科学に関連する解剖を理解する。
鈴木幸彦

第2回,4月11日(月),(題目:緑内障1)
緑内障や高眼圧についての総論的理解と、各種原発緑内障を理解する。
工藤孝志

第3回,4月18日(月),(題目:緑内障2)
緑内障1に続き、各種続発緑内障を理解し、点眼治療・手術治療を理解する。
工藤孝志

第4回,4月25日(月),(題目:外眼部疾患と結膜炎)
眼周囲の疾患や結膜の疾患を理解する。
鈴木幸彦

第5回,5月9日(月),(題目:白内障)
加齢性白内障および先天性白内障、併発白内障について理解し、最新の手術治療法を学ぶ
鈴木幸彦

第6回,5月16日(月),(題目:角膜疾患と涙液)
角膜疾患について学び、角膜移植術やアイバンク事業について理解する。また、ドライアイの診断および関連疾患を理解する。
鈴木幸彦

第7回,5月23日(月),(題目:涙道疾患と眼科腫瘍性疾患)
流涙症をきたす仕組みやその治療法を理解し、また、網膜芽細胞腫や脈絡膜悪性黒色腫やその他の眼科腫瘍性病変について理解する。
山内宏大

第8回,5月30日(月),(題目:屈折と調節、斜視・弱視)
近視・遠視・乱視について理解し、眼の調節を学び、弱視とは何かを理解する。
斜視の診断と治療法を理解する。
工藤朝香、工藤孝志

第9回,6月6日(月),(題目:糖尿病網膜症)
なぜ糖尿病になると網膜病変が発生するのか、その治療はどうするのか、などにつき基本概念を理解する。さらに糖尿病網膜症の各病期について理解する。
鈴木幸彦

第10回,6月13日(月),(題目:黄斑疾患)
加齢黄斑変性、黄斑円孔、黄斑前膜、中心性漿液性脈絡網膜症など各種の黄斑部疾患を理解し、治療法を学ぶ。
齋藤昌晃

第11回,6月20日(月),(題目:網膜剥離・網膜血管閉塞症)
網膜剥離の定義を理解し、裂孔原性網膜剥離とはどのような病気なのか、どのような手術治療を行うのかについて理解する。また、網膜の動脈閉塞症・静脈閉塞症についても理解する。
鈴木幸彦

第12回,6月27日(月),(題目:ぶどう膜炎)
眼内炎症性疾患とくにサルコイドーシス、原田病、ベーチェット病の三大ぶどう膜炎を中心に眼内炎症性疾患とは何かを理解する。
工藤朝香、工藤孝志

第13回,7月4日(月),(題目:神経眼科)
複視を生じる眼球運動障害を引き起こす疾患を理解する。
視神経乳頭および視神経疾患に起こる病気について理解するとともに、各種中枢神経障害にともなう視野障害の特徴についてその原理とともに理解する。
鈴木幸彦

第14回,7月11日(月),(題目:網膜色素変性、未熟児網膜症)
網膜色素変性に代表される遺伝性網膜変性疾患を理解する。また、未熟児網膜症の発症機転や治療法を理解する。
齋藤昌晃

第15回,7月25日(月),(題目:眼科救急疾患と眼外傷)
眼科領域の外傷にはどのようなものがあるか、また、研修医にも役立つ眼科救急疾患の種類と対処法などにつき解説する。
鈴木幸彦
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
毎回の小テストでは講義内容の理解を促すとともに出席が確認される。学則により期末試験の受験には2/3以上の出席が必要とされている。
期末試験は後日日程を調整する。各回の講義を担当した講師が試験問題を作成する。
期末試験では正解率60%以上の場合に単位を認定する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
本シラバスとは別の「眼科学シラバス 2021」を全員に配布する。「眼科学シラバス2021」には毎回の講義内容の要約が箇条書きで記載されているので、その内容を確認することで予習をすることが出来る。練習問題も記載されているので、その解答を考えることにより、さらに講義内容の理解が深まるものと思われる。この「眼科学シラバス2021」の内容を確認することにより、復習にも利用することができる。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
下記参考文献を推薦する。
参考文献
/bibliography
中澤 満,村上 晶,園田康平 編集,「標準眼科学」第14版,医学書院
数ある眼科学教科書のうちで内容的に最も優れている。3年ごとに改訂して最新の内容を要領よく網羅するように配慮されている。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
眼鏡やコンタクトレンズまたは結膜炎などで眼科を受診した経験のある学生諸君は多いと思うが,眼科が実際に扱う疾患は学生諸君の実体験を大きく越えた多彩かつ広範囲なものであることを講義で理解して欲しい。本講義で述べられる項目は学生諸君には実体験がないことばかりかと思われるが,これは臨床実習にて補足体験することでさらに学習することとなる。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
担当代表教員:鈴木幸彦、毎週水・木・金曜日、午後3時~6時
講義分担者:齋藤昌晃、
講義分担者:中澤 満,毎週火曜日、午後4時~6時
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
中澤 満:mitsuru@hirosaki-u.ac.jp
齋藤昌晃:masaaki@hirosaki-u.ac.jp
鈴木幸彦:yukihiko@hirosaki-u.ac.jp
http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~ophthal/
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
I56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
対面講義
科目ナンバー
/The subject number
M1-3-0149-I56
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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