シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/12/02 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
臨床検査医学/Laboratory Medicine
時間割コード
/Course Code
4221000075
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学部医学科/
曜日コマ
/Day, Period
月/Mon 1
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
4
主担当教員
/Main Instructor
富田 泰史/TOMITA HIROFUMI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
富田 泰史/TOMITA HIROFUMI 医学研究科/
糸賀 正道 医学研究科/
齋藤 紀先 医学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル3
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○診療現場における臨床検査医学の役割とその特性について理解を深める。
○検査の質や特性,時間的変化についての理解を深め,多面的な解釈を身につける。
○検査データを解釈し、病態解析を行い、適切な診断治療を選択できる。
授業の概要
/Summary of the class
臨床検査医学は「内科診断学」の一翼を担い、医学生にとっては医師国家試験にも直結する科目である。本授業では、臨床医が日常的に利用する検査の知識を理解し身につけるとともに、検査データを臨床像(病歴や現症など)を踏まえて総合的に解釈することができる力を養う。さらに、後期に実施するRCPC(症例の検査データから病態を把握する検討会)に対応できるレベルに到達するように導く。

モデル・コア・カリキュラム
F-2-3) 臨床検査
F-3-4) 臨床判断
G-3-2) 検査手技
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 4月4日(月) 題目:検査の意義と限界
キーワード:感度・特異度,ROC曲線等
臨床検査医学 齋藤紀先

第2回 4月11日(月) 題目:血液検体採取法,血算検査①
キーワード:Hb,Ht,MCV,MCHC等
臨床検査医学 齋藤紀先

第3回 4月18日(月) 題目:血算検査②
キーワード:貧血の鑑別
臨床検査医学 齋藤紀先

第4回 4月25日(月) 題目:尿一般検査,髄液検査の基本的知識
キーワード:尿路感染,髄膜炎
臨床検査医学 糸賀正道

第5回 5月2日(月) 休講

第6回 5月9日(月) 題目:生化学検査:基本的知識①
キーワード:Alb, 蛋白分画,BUN,Cr等
臨床検査医学 齋藤紀先

第7回 5月16日(月) 題目:生化学検査:基本的知識②
キーワード:AST,ALT,LDH,ALP,Bil等
臨床検査医学 齋藤紀先

第8回 5月23日(月) 題目:凝固系検査
キーワード:FDP,Dダイマー,凝固因子等
臨床検査医学 齋藤紀先

第9回 5月30日(月) 題目:免疫血清検査①
キーワード:免疫の基礎,炎症,CRP等
臨床検査医学 齋藤紀先

第10回 6月6日(月) 題目:免疫血清検査②
キーワード:抗体検査,アレルギー疾患
臨床検査医学 齋藤紀先

第11回 6月13日(月) 題目:動脈血液ガス分析①
キーワード: pHとCO2の動態
臨床検査医学 齋藤紀先

第12回 6月20日(月) 題目:動脈血液ガス分析②
キーワード:低酸素の病態鑑別
臨床検査医学 齋藤紀先

第13回 6月27日(月) 題目:微生物検査
キーワード:感染症疾患(G染色等)
臨床検査医学 齋藤紀先

第14回 7月4日(月) 題目:検査結果と病態(RCPC)①
キーワード:呼吸器疾患(IGRA,KL-6等)
臨床検査医学 糸賀正道

第15回 7月11日(月) 題目:検査結果と病態(RCPC)②
キーワード:循環器疾患(心筋マーカー等)
臨床検査医学 富田泰史

第16回 7月25日(月) 後期RCPC実習の説明・学力確認試験
臨床検査医学 齋藤紀先
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
・講義最終日2022年7月25日に試験を実施する。試験点数100点満点のうち60点以上を合格とする。
・講義は毎回出席をとる。6割以上出席すること。6割未満の出席の場合は学期末試験を受けることができない。
・代返など出席に関する不正行為が判明した場合は,その関係者は学期末試験を受けることができない。
・授業中の録音・録画・撮影は認めない。携帯電話,スマートフォンなどの私的な使用も認めない。これらが判明した場合は,試験を受けることができない。

・メディア授業に移行あるいは新型コロナウイルス感染拡大により対面による試験ができない場合は、試験の代替としてレポート課題になる場合がある。その場合は適宜、連絡する。
・出席、試験あるいはレポート課題において不正行為が判明した場合は、弘前大学の規定に則り、厳正に対処する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
・参考書を予習しておくことが望ましい。
・授業表題関連分野の検査項目について、名称や検査目的程度は予習しておくこと。
・学習した検査について、各診療科の講義と関連づけて理解するように心掛ける。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
適宜プリントを配布する。
参考文献
/bibliography
1,レジデントのためのこれだけ検査値 日本医事新報社
2,休み時間の免疫学(第3版)講談社 (齊藤紀先 著)
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
・臨床検査医学の守備範囲は広汎なため,講義で触れるのは基本的部分に限られる。そのため、試験に際しては、配布プリントや参考書による自主学習が必要になる。
・講師の急な都合により、講師および講義内容の入れ替えがあることがある。
・メディア授業の場合、動画のダウンロードや撮影・録画は、著作権の関係上、一切認めない。
・配布プリントや画像の転用・譲渡も一切認めない。判明した場合は処罰の対象となる。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
富田 泰史:tomitah@hirosaki-u.ac.jp (科目代表教官/シラバス作成者)
齋藤 紀先:norihiro@hirosaki-u.ac.jp(シラバス作成者)
メールにて問い合わせください。

Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
富田 泰史:tomitah@hirosaki-u.ac.jp
齋藤 紀先:norihiro@hirosaki-u.ac.jp
講座:http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/web/kouza.html?id=c21

学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
I52:内科学一般およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
H49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
・原則として講義室における対面授業を行う。
・新型コロナウイルス感染状況次第では、メディア授業になる場合がある
科目ナンバー
/The subject number
M1-3-0155-I52
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
・カリキュラムは変更される場合がある。その都度、連絡する。
・質問は随時可能であるが,できるだけ講義中に行い,他の学生とも情報を共有できるように心がける。
・講義内容には病院等での医師としての実務経験に関する内容が含まれる。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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