科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
臨床栄養学 |
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時間割コード /Course Code |
5221000145 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部保健学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
木/Thu 5 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
野坂 大喜/NOZAKA HIROYUKI |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門基礎科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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七島 直樹/NANASHIMA NAOKI | 保健学研究科/ |
野坂 大喜/NOZAKA HIROYUKI | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○医療機関,福祉施設,在宅医療等での疾病の予防,治療,増悪防止や介護予防の観点からの栄養管理の基礎知識を修得する(見通す力) ○傷病者や要支援者、要介護者のQOLを向上させるための栄養マネジメント知識を修得する(見通す力) ○臨床栄養学の役割を踏まえ,生体内における栄養物質の代謝機序,また栄養リスク評価を通じた栄養療法の基礎的知識を理解する(見通す力) ○効果的な看護のために,生化学,栄養代謝,患者の病態に応じた病院食のコンセプトと実際を理解する(見通す力) ○臨床検査データの読み方,栄養アセスメントの考え方を理解する(解決していく力) |
授業の概要 /Summary of the class |
○臨床栄養学は,さまざまな疾患,病態の成因,進展,治癒において栄養がどのようにかかわっているかを理解するための学問であり,おのおのの疾患,病態に対して適切な栄養管理(栄養マネジメント)を行うことを目的としています。 ○七島:三大栄養素(糖、脂質、タンパク質)の構造と代謝の生化学を講義します。 これらの基礎的な生化学の知識は,一般的な疾患に加え,生命科学の基本問題の理解にも欠かせないものとなっています。 ○野坂:栄養と病態の関わり,また栄養状態を把握するための臨床検査データの読み方,栄養アセスメントを講義します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第 1回 生体の成り立ちと生体分子(七島) 第 2回 タンパク質の性質・酵素の性質と働き(七島) 第 3回 糖の性質(七島) 第 4回 糖の代謝(七島) 第 5回 脂質の性質(七島) 第 6回 脂質の代謝(七島) 第 7回 タンパク質の代謝(七島) 第 8回 中間試験と振り返り(七島) 第 9回 無機質の栄養、水分・電解質の代謝(野坂) 第10回 ビタミンの栄養(野坂) 第11回 栄養素と栄養摂取基準(野坂) 第12回 ホルモンと免疫(野坂) 第13回 血液成分と尿成分(野坂) 第14回 健康食品とサプリメント(野坂) 栄養アセスメントと臨床検査(野坂) 第15回 栄養失調による疾患への影響とNST(野坂) 第16回 期末試験と振り返り(野坂) |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
3分の2以上の出席が必要です。規定出席回数に満たない者は不合格とします。 成績評価は試験課題をもって100点満点で評価します。原則として60点以上を合格基準とします。 再試験は行いません。不合格の場合は再履修となります。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
七島担当分:教科書をよく読んで予習すること。講義で配布されたプリント,問題を中心に復習すること。 野坂担当分:教科書を中心に行いますが,参考資料も配布しますので復習してください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
石黒伊三雄 監修, わかりやすい生化学第5版 疾病と代謝・栄養の理解のために, ヌーヴェルヒロカワ, 2017 (ISBN 978-4-8617-4069-5) |
参考文献 /bibliography |
1)猪飼篤 著, 基礎の生化学(第3版), 東京化学同人, 2021 (ISBN 978-4-8079-2007-5) 2)木戸康博/桑波田雅士/原田永勝・編, 基礎栄養学 第4版(栄養科学シリーズNEXTシリーズ), 講談社サイエンティフィク, 2020 (ISBN 978-4-06-518043-3) 3)木戸康博/小倉嘉夫/眞鍋祐之/青井 渉・編, 応用栄養学 第6版(栄養科学シリーズNEXTシリーズ), 講談社サイエンティフィク, 2020 (ISBN 978-4-06-518044-0) 4)友竹浩之/郡俊之・編, 公衆栄養学概論 第2版(栄養科学シリーズNEXTシリーズ), 講談社サイエンティフィク, 2020 (ISBN 978-4-06-518098-3) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
(七島担当分) ・生物学寄りの講義ですので化学が苦手な学生でも受講できます。 ・生化学は特別な難しい理論や数式の理解を必要としません。 ・基本的な事柄を話すので初歩的な事柄でも分からない時は質問して下さい。 (野坂担当分) ・基礎栄養学部分の内容を含む授業内容としていますが,基礎栄養学を受講していることが望ましいです |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
七島直樹:メール等で連絡下されば適宜対応します。 野坂大喜:水曜日12:00-18:00 なおメール等で連絡下されば適宜対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
七島直樹:e-mail:nnaoki[A]hirosaki-u.ac.jp ※2022年4月より 青森県立保健大学へ異動予定のため連絡用アドレスは授業開始後に講師より連絡いたします 野坂大喜:e-mail:hnozaka[A]hirosaki-u.ac.jp http://www.mt.hirosaki-u.ac.jp/hp1/ *[A]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
E37:生体分子化学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
I58:社会医学、看護学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
I52:内科学一般およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
教科書,プリント,スライドを用いて講義します。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
保健師資格取得には必須です。 Teamsを用いて授業を行うので,アプリをインストールしておいてください。 履修登録の情報をもとに,Teams上に履修者として登録するので,Teamsにログインし,本科目が登録されているか確認してください。 なお,登録されていない場合は,保健学科学務グループ(Email : jm5913@hirosaki-u.ac.jp )へ問い合わせてください。 ○臨床検査技師/医療情報技師/民間企業システム開発担当としての実務経験を踏まえた講義(演習、実習)の内容としています |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |