科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
老年看護学実習Ⅰ |
---|---|
時間割コード /Course Code |
5221000177 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部保健学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
集中 |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大津 美香/OTSU HARUKA |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
実習科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
大津 美香/OTSU HARUKA | 保健学研究科/ |
成田 秀貴/NARITA HIDETAKA | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2~3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 CP・DP 2 解決していく力 CP・DP 3 学び続ける力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
〇高齢者の現在の思いを傾聴するための技術を修得する(見通す力,解決していく力,学び続ける力) 〇高齢者がこれまで歩んでこられた生活歴を通して,その人の全体を理解する姿勢を修得する(見通す力,解決していく力,学び続ける力) 〇老年期において人生を振り返ることの意義について理解する(見通す力,解決していく力,学び続ける力) |
授業の概要 /Summary of the class |
○高齢者ケアにおいては,長い生活経験や人間関係等が大きく関わっているため,対象者を個人として捉える姿勢が不可欠となる。本実習では,高齢者の語る生活歴を傾聴し,記録し,解釈する方法を通して,その基礎と実践を学ぶ。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
1回目:学内一斉ガイダンス(8/17)8:30~16:30 第63講義室(大津,成田) 実習方法についての確認と学習,「看護コミュニケーションスキルⅠ」および「高齢者との対話」についてのVTR学習,インタビューガイドの作成 2回目:(大津,成田) ①臨地実習:原則として70歳以上の高齢者1名を学生複数で受け持ち,インタビューを実施し,記録をとる。 ②学内実習:記録の内容をまとめる。 3回目:学内実習(大津,成田) 記録から対象者の生活歴を解釈し,個々にインタビュー内容をまとめて冊子の草案を作成する。 4回目:(大津,成田) ①臨地実習:2回目と同じ高齢者1名を学生複数で受け持ち,インタビューを実施し,記録をとる。 ②学内実習:記録の内容をまとめ,冊子の草案に内容を追加し整理する。 5回目:学内実習(大津,成田) ①実習のまとめ(発表会) ②グループでディスカッションを行い,聞き書き冊子を作成する。 *臨地実習施設は,介護保険施設を使用します。 *2回目,4回目は臨地実習(施設訪問)を予定していますが,状況により,オンライン(Teams/Zoom)による臨地実習となる場合があります。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
・参加態度:30% ・高齢者の聞き書き冊子:30% ・老年看護学実習Ⅰ記録(VTR学習を含む):40% 上記を合算して最終的な成績評価を行う予定です。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
老年看護学概論,コミュニケーション論等で学習した内容を復習して臨んでください。 ・認知症の方への対応・接し方 ・介護老人福祉施設,介護老人保健施設,デイサービス,デイケア,介護予防事業などの社会保障の特徴 ・施設入所者,通所サービス,介護予防事業の利用者の特徴 ・高齢者が生きた時代背景 等 学内一斉ガイダンス(8/17)までに以下の文献を読んでおいてください。 ・駒谷なつみ,大津美香,木浪麻里ほか:高齢者への聞き書きを通して看護学生が学んだこと.保健科学研究第8巻1号,33-40,2017.http://hoken-kagaku.com/journal2017/article2017/2017005.pdf ・大津美香,黒坂菜美,菅原育美ほか:「聞き書き」を受けた高齢者による臨地実習の主観的評価.保健科学研究第10巻1号,77-86,2019.http://hoken-kagaku.com/journal2019_1/article2019/2019011.pdf |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
・老年看護学概論で使用したテキスト:水谷信子『最新老年看護学 第4版(2022年度版)』,2022, 日本看護協会出版会 ・「看護学専攻臨地実習要項」(2年次購入) *老年看護学実習Ⅰ要項は,8/17学内一斉ガイダンス時に配布します。 |
参考文献 /bibliography |
・小田豊二 著『「聞き書き」をはじめよう』2012, 木星舎 ・中井浩一,古宇田栄子 編著『「聞き書き」の力』2016, 大修館書店 ・志村ゆず 編『ライフレビューブック-高齢者の語りの本づくり』2005, 弘文堂 ・正木治恵, 真田弘美 編『老年看護学概論 改訂第2版』, 2016, 南江堂 ・その他,適宜,紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・老年看護学概論(2年前期)を履修していることが条件です。 ・津軽地区の施設に出向きますので,日頃から津軽弁に触れる機会をもってください。津軽弁を学習するための書籍も貸出します。活用してください。 ・実習配置が決定しても,施設の都合により臨地実習期間や場所が変更になることがあります。また,実習中の課題作成もあるため,8月17日~8月31日までは,他の予定を入れないでください。 ・臨地実習を受けるためには, 2週間以上前からの行動制限と健康観察を行ったうえで, 実習施設の許可を得ることが要件となっています。詳細はメール等で周知します。 ・教職選択者については,実習期間に開講される集中講義を履修できるよう調整を行います。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
下記Eメールアドレスに問い合わせをしてください。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
大津美香::h_otsu[at]hirosaki-u.ac. jp [at]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I58:社会医学、看護学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
臨地実習(学内実習含む) |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
・看護師としての実務経験を踏まえ,高齢者理解が深まるよう工夫しています。 ・津軽地域の高齢者とのかかわりを通して,津軽地域の生活や高齢者の特徴についても学習します。 *実習形態が変更になる可能性があります。変更があれば、随時お知らせします。また,老年看護学概論の中でもお伝えしていきます。 *臨地実習はTeams/Zoomで行う場合もあります。実習要項や課題の提示など, メールとTeamsを用いる予定です。Teamsはグループの立ち上げ後,メールでお知らせしますので確認してください。 *質問は随時,メールとTeamsで受け付けます。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |