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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/12/02 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
看護過程論演習
時間割コード
/Course Code
5222000023
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
医学部保健学科/
曜日コマ
/Day, Period
月/Mon 3
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
佐藤 真由美/SATOU MAYUMI
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
授業形式
/Class Format
演習科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
會津 桂子/AIZU KEIKO 保健学研究科/
佐藤 真由美/SATOU MAYUMI 保健学研究科/
藤田 あけみ/FUJITA AKEMI 保健学研究科/
土屋 涼子/TSUCHIYA RYOKO 保健学研究科/
秋庭 千穂/AKIBA CHIHO 保健学研究科/
太田 一輝/OOTA KAZUKI 保健学研究科/
工藤 ひろみ/KUDO HIROMI 保健学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 2 解決していく力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○看護過程の概念,概要,意義を理解する(見通す力)
○看護過程各段階の意味,具体的展開方法を理解する(解決していく力)
○看護過程を使って事例の情報収集,情報分析,看護診断,看護計画を立案できるようになる(解決していく力)
授業の概要
/Summary of the class
○看護過程の概念,概要,各段階の具体的な展開について学ぶ.
○本授業は,看護実践にとって必要不可欠な対象の健康状態の判断,看護問題の特定,看護介入の必要性・方法の判断,看護計画の立て方,看護実践および看護経過の記録,看護実践の評価に関する内容を含んでいる.
○看護職者が対象の健康保持・増進,回復,疾病予防,安寧のために専門職者として介入するには,習得し活用できなければならない知識であり技法である.
○本授業では,講義と並行して演習を行ない,理論を学習しながら事例を使って展開の仕方を学ぶ.
○学生一人一人が,看護過程を使って看護計画を立てられるようになることをめざす.
授業の内容予定
/Contents plan of the class
以下に示す内容毎に一斉授業(講義)に引き続きその内容に関する演習を2~3回ずつ行います.後半はグループで事例を用いた演習を行う.

1.10月 3日(月)
講義(佐藤真由美)
1.看護における看護過程の位置づけ
2.看護過程の概念、概要、意義
3.クリティカルシンキング
4.看護過程と看護理論の関係
5.看護過程の各段階
1)アセスメント
(1)情報収集と分析
□主観的情報と客観的情報
□情報の分析
□看護上の問題の抽出

2.10月17日(月)
講義(佐藤真由美)
1)アセスメント
(2)情報間の関連付け
□全体像
□優先順位の決定
演習 (佐藤真由美,會津桂子,工藤ひろみ,土屋涼子,太田一輝,秋庭千穂,藤田あけみ)
・データベースアセスメント① 情報収集と分析:事例を用いた演習

3.10月25日(火) 講義(佐藤真由美)
1)アセスメント
(2)情報間の関連付け
□看護上の問題の抽出:・看護上の問題の文章化
演習 (佐藤真由美,會津桂子,工藤ひろみ,土屋涼子,太田一輝,秋庭千穂,藤田あけみ)
・データベースアセスメント②
情報収集と分析:事例を用いた演習

4.10月31日(月) 講義(佐藤真由美)
2)看護診断
演習 (佐藤真由美,會津桂子,工藤ひろみ,土屋涼子,太田一輝,秋庭千穂,藤田あけみ)
・フォーカスアセスメント:事例を用いた演習
①情報収集と分析
②情報間の関連付け

5.11月7日(月) 演習① (佐藤真由美,會津桂子,工藤ひろみ,土屋涼子,太田一輝,秋庭千穂,藤田あけみ)
【演習課題】アセスメントの視点で情報を解釈・分析するのに必要な情報の内容を挙げる.

6.11月14日(月) 演習② (佐藤真由美,會津桂子,工藤ひろみ,土屋涼子,太田一輝,秋庭千穂,藤田あけみ)
情報収集と分析,電子カルテの使い方
【演習課題】電子カルテから情報を収集し、ゴードン11の機能的健康パターンに沿って分類する。(記録用紙B-1)

7.11月21日(月) 演習 ③(佐藤真由美,會津桂子,工藤ひろみ,土屋涼子,太田一輝,秋庭千穂,藤田あけみ)
③フォーカスアセスメント
【演習課題】ゴードン11の機能的健康パターン(1~3)をアセスメントの視点に沿って、情報の解釈と分析を行う(記録用紙B-1)

8.11月28日(月) 演習④(佐藤真由美,會津桂子,工藤ひろみ,土屋涼子,太田一輝,秋庭千穂,藤田あけみ)
【演習課題】ゴードン11の機能的健康パターン(4~11)をアセスメントの視点に沿って,情報の解釈と分析を行う(記録用紙B-1)

9.12月5日(月) 演習⑤ (佐藤真由美,會津桂子,工藤ひろみ,土屋涼子,太田一輝,秋庭千穂,藤田あけみ)
⑤情報間の関連付け演習⑤ 情報間の関連付け・統合アセスメント
【演習課題】関連図を作成し,情報間の関連と全体像を把握する.

10.12月12日(月) 演習⑥(佐藤真由美,會津桂子,工藤ひろみ,土屋涼子,太田一輝,秋庭千穂,藤田あけみ)
⑥統合アセスメント
【演習課題】全体像をみて原因・誘因を把握し,看護問題をあげる(記録用紙B-2)

11.12月19日(月) 演習⑦(佐藤真由美,會津桂子,工藤ひろみ,土屋涼子,太田一輝,秋庭千穂,藤田あけみ)
⑦統合アセスメント・問題の優先順位
【演習課題】看護問題を明確化し、看護問題の優先順位をつける。

12.12月26日(月) 講義(佐藤真由美)
1)アセスメント
2)看護診断 復習
3)看護計画の立案、
4)看護の実施、結果の記録
5)評価

13.1月16日(月) 演習(佐藤真由美,會津桂子,工藤ひろみ,土屋涼子,太田一輝,秋庭千穂,藤田あけみ)
⑧看護計画の立案
【演習課題】最も優先順位の高い看護問題の看護計画の長期目標・短期目標を設定する.
最も優先順位の高い看護問題の看護計画の観察計画・ケア計画・教育計画を立案する.

14.1月23日(月) 講義(佐藤真由美):実施と評価

15.1月30日(月) 筆記試験/看護過程課題の返却とコメント

16.2月6日(月) 看護過程課題の返却とコメント
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
成績評価はレポート(60%),期末試験(40%)により行います.
・レポートは、看護過程を使って事例の情報収集,情報分析,看護診断,看護計画の立案ができるかを基準として評価します.
・期末試験では,看護過程の概念,概要,意義についのての理解度や看護過程各段階の意味,具体的展開方法の理解度を中心に評価します.

一定のレベル(60%)に達しなければ不合格とします.
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
事前に予習資料を配布する.予習資料は,基本的には各授業内容のテキストの該当部分とリンクさせ作成します.テキストを精読して,授業に臨んでください.
復習
講義資料を確認し,講義内容と演習を関連づけて理解を深めてください.
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
任和子.改訂版 実習記録の書き方がわかる看護過程展開ガイド -ヘンダーソン、ゴードン、NANDAの枠組みによる-.照林社,2022.

リンダJ.カルペニート.看護診断ハンドブック.第8版.医学書院,2022.
江川隆子編.ゴードンの機能的健康パターンに基づく看護過程と看護診断.ヌーヴェルヒロカワ,2022.
参考文献
/bibliography
適宜紹介します.
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
主体的な学習態度で授業に参加してください.
授業時には,当該科目のテキストの他に,解剖学,生理学,栄養学その他既習の関連科目のテキストを持参してください.
講義時間内に,その日の知識の確認のため小テストを行うことがあります.
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
授業開始前10分,授業終了後10分の時間で受け付けます.
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
佐藤真由美:sato-ma「A」hirosaki-u.ac.jp
藤田あけみ:a_fujita「A」hirosaki-u.ac.jp
會津桂子:aizu「A」hirosaki-u.ac.jp
工藤ひろみ:y-hiromi「A」hirosaki-u.ac.jp
土屋涼子:tsuchiya「A」hirosaki-u.ac.jp
太田一輝:k.ota「A」hirosaki-u.ac.jp
秋庭千穂:imaru.0822「A」hirosaki-u.ac.jp
*「A」を@に置き換えてください.
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
I58:社会医学、看護学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
該当なし
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
メディア授業
講義・演習
看護過程の各段階について,一斉授業(講義)に引き続きその内容に関する演習を2~3回ずつ行います. 授業後半は,事例を用いてグループで演習を行います.
授業終了時に,演習でグループワークを通して学習した内容を整理し,レポートとして個人で提出してください.
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
1単位取得のためには,予習・復習を含めて45時間の学習が必要です.
看護師としての実務経験を踏まえ,臨床事例を提示するなど理解が深まるように工夫しています.
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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