科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
神経・生理心理学 |
---|---|
時間割コード /Course Code |
6222000009 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
医学部心理支援科学科/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大庭 輝/OBA HIKARU |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
---|---|
対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
1)認知機能がどのような脳・神経の構造及び機能と関連しているかを理解する。(見通す力) 2)種々の変性疾患,精神疾患,神経発達障害で生じやすい認知機能の問題を理解する。(見通す力) 3)認知機能障害に対するアセスメント法および介入法についての知識を得る。(見通す力) |
授業の概要 /Summary of the class |
本講義では,脳神経系の構造及び機能,記憶,感情等の生理学的反応の機序,高次脳機能障害の概要について学習する。脳神経系の構造と機能では,脳神経系の基本的構造と,情報伝達の仕組み,大脳皮質の機能局在,神経の可塑性と環境の影響について概説する。記憶・感情等の生理学的反応の機序では,感覚・知覚,運動,記憶,感情,動機づけと脳神経系の関連について学習する。さらに,精神疾患および神経発達症の高次脳機能障害についても概説する。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回: 神経心理学とは 神経心理学の概要を説明する。 第2回: 脳神経系の構造と機能 脳神経系の基本的構造と,情報伝達の仕組み,大脳皮質の局在性について学ぶ。 第3回: 神経心理学的症候をもたらす原因疾患 脳血管障害や頭部外傷,脳腫瘍といった神経心理学的症候をもたらす原因疾患について理解する。 第4回: アセスメントの基本 神経心理学的アセスメントの方法について学ぶ。 第5回: 支援の基本 高次脳機能障害を有する個人やその家族への支援や,神経心理学的リハビリテーションについて学ぶ。 第6回: 他領域との協働 臨床神経心理学的視座を持ちながら,心理職としてどのようにチーム医療に貢献できるかについて学ぶ。 第7回: 研究としての神経心理学 神経心理学的研究の方法について学ぶ。 第8回: 症候の理解(1) 注意障害 注意機能について理解するとともに,注意機能のアセスメントおよび注意機能障害に対する介入技法について学ぶ。 第9回: 症候の理解(2) 記憶障害(健忘症) 記憶障害の原因やメカニズムを理解するとともに,記憶障害のアセスメントおよび介入技法について学ぶ。 第10回: 症候の理解(3) 遂行機能障害 遂行機能について理解するとともに,遂行機能のアセスメントおよび遂行機能障害に対する介入技法について学ぶ。 第11回: 症候の理解(4) 失語症 失語症について理解するとともに,失語症のアセスメントおよび介入技法について学ぶ 第12回: 症候の理解(5) 失行・失認・脳梁離断症候 失行・失認について理解するとともに,失行・失認に対するアセスメントおよび支援法について学ぶ。 第13回: 症候の理解(6) 社会的行動障害,情動障害 社会的行動障害について理解するとともに,その対応について学ぶ。 第14回: 高齢期の問題(認知症) 高齢期における神経心理学と関連した問題について理解し,その対応法について学ぶ。 第15回: 小児・思春期の問題 神経発達障害で生じる認知機能の問題を理解し,その対応法について学ぶ。 本講義は基本的に対面授業を予定しているが、コロナウィルス感染症の感染状況等に応じて適宜、メディア授業に移行する可能性がある。その場合におけるメディア授業の媒体はMicrosoft Teamsを用いて行う。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価の基準】 ①種々の認知機能の神経学的メカニズムを説明することができる ②神経心理学的問題に対する適切なアセスメント法の選択ができる。 ③種々の認知機能障害に対する支援法や介入法について理解する。 【評価の構成】 ①最終テスト(80%) ②小レポート・リアクションペーパーの内容(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:次回の講義資料、教科書の関連ページを読んでおくこと。 復習:講義資料、教科書の関連ページを勉強すること。ミニテストを行うこと有り。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
緑川 晶 他(2018)『臨床神経心理学』医歯薬出版株式会社 |
参考文献 /bibliography |
授業で適宜紹介する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
1単位取得のためには予習・復習を含めて45時間の学習が必要です。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
初回の授業で案内します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
初回の授業で案内します。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
実務経験 |
地域志向科目 /Local intention subject |
|
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
スライドを用いた講義形式 |
科目ナンバー /The subject number |
|
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
本講義では公認心理師の資格を有する教員が現場での臨床経験も踏まえて講義する。基本的に対面授業を予定しているが、コロナウィルス感染症の感染状況等に応じて適宜、メディア授業に移行する可能性がある。その場合におけるメディア授業の媒体はMicrosoft Teamsを用いて行う。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |