科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
物理化学実験/Laboratory on Physical Chemistry |
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時間割コード /Course Code |
7221000061 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
理工学部/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 3, 火/Tue 4, 火/Tue 5 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
宮本 量/MIYAMOTO RYO |
科目区分 /Course Group |
専門教育科目 専門応用科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
必修 |
授業形式 /Class Format |
実験科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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宮本 量/MIYAMOTO RYO | 理工学研究科/ |
鷺坂 将伸/SAGISAKA MASANOBU | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル3 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 2 解決していく力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○実験内容を予習して実験計画を立て, 実際の操作の結果を実験ノートに記録し, それを化学的・科学的に検討し考察・議論する習慣を身につけることで, 実験研究に対する正しい姿勢が身につきます. ○レポートの作成を通して, 科学の作法に則った測定データの取り扱い方や図表の書き方などが身につくとともに, 専門書や学術論文などに公表された専門的なデータの読み解き方が身につきます. ○もちろん, 実験を通して物理化学を体験的に学ぶことができます. |
授業の概要 /Summary of the class |
物理化学的な実験を通して, 化学に対する基本的な考え方や実験技術を習得します. |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 ガイダンスと実験の準備 第2回 凝固点降下① 第3回 凝固点降下② 第4回 凝固点降下③ 第5回 反応速度① 第6回 反応速度② 第7回 反応速度③ 第8回 PVA 水溶液の粘性率① 第9回 PVA 水溶液の粘性率② 第10回 分光学 I (有機色素)① 第11回 分光学 I (有機色素)② 第12回 分光学 II (電荷移動錯体)① 第13回 分光学 II (電荷移動錯体)② 第14回 分子軌道計算 (ヘテロ原子を含む Huckel MO)① 第15回 分子軌道計算 (ヘテロ原子を含む Huckel MO)② ※学期の前半と後半で二班に分かれ,各班の全15回 (2回/週 × 7.5週) をそれぞれの教員が担当します. ※分子軌道計算は各自で,他の実験は二人組で実施. ※第2回以降の実験順は,組ごとに異なります.また,各実験の回数は進捗状況により増減します. |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
実験課題終了時の口頭試問を通して, 実験内容に対する理解と科学的な思考力が評価されます. そして実験レポートにより, 結果のまとめかた・表現力も評価されます. 未提出のレポートがあると成績評価の対象外となります.実験態度も評価の対象です. 実験の内容の理解度を確認するため, 小テストを行うこともあります. |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
○予習: 実験計画をノートにまとめて手順を整理するとともに, その測定原理や観測する現象の物理化学的背景も調査しておきます. ○復習: 実験結果を整理し, そこから言えることを検討してレポートにまとめます. |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
「物理化学実験 実験の手引き」が実費配布されます. (有機化学実験の実験の手引きと合本) |
参考文献 /bibliography |
実験全般および実験課題ごとに, 「実験の手引き」に記載されています. |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
○観測される現象や測定原理の理解のために, 構造物理化学 I, II, 反応物理化学 I, II 等の物理化学系の科目を履修していることが望ましい. ○測定器具の取り扱いやデータ処理などに関連して, 分析化学の講義・演習や実験を履修していることが望ましい. ○欠席した場合でも,原則として補充の実験は行われません. |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーは下記の通りです。 宮本:(月)16:00~17:30 鷺坂:(月)17:30~18:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
宮本: rmiya(at)hirosaki-u.ac.jp 鷺坂: sagisaka(at)hirosaki-u.ac.jp 「(at)」をアットマークに置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
E32:物理化学、機能物性化学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
実験実習, コンピュータの活用. 週に二日実施します. 二班に分かれ, 学期の前半・後半で物理化学実験・有機化学実験を交替します. もしもメディア授業として実施されることになったら, 実験手順のまとめと, 測定データ (各自に配付) の解析についてのレポート作成を行います. |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
物質の性質を調べるために, 種々の物性を定量的に測定することが, あらゆる研究の現場で日常的に行なわれています. 特に最近は測定機器が進歩し, 簡単な操作でデータを得ることができます. こうして得られた値をもとにして, 種々の議論がなされることになります. しかし得られたデータの意味を理解しなければ, 結果を正しく判断・評価して議論することはできません. その測定はどんな物理量をどういう原理で測定しているのか, きちんと理解している必要があります. 原理をわきまえない粗雑な測定操作から得られたデータは, 全く価値が無く, 議論の出発点になりません. |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |