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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/12/02 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
光化学/Photochemistry
時間割コード
/Course Code
7221000075
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
理工学部/
曜日コマ
/Day, Period
金/Fri 1
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
川上 淳/KAWAKAMI JUN
科目区分
/Course Group
専門教育科目 専門応用科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
講義科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
川上 淳/KAWAKAMI JUN 理工学研究科/
難易度(レベル)
/Level
レベル3
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
〇「光化学」の基礎的概念を体系的に学び理解することを目標とします。
〇発光や光反応の機構を理解することを目標とします。
授業の概要
/Summary of the class
〇分子が光を吸収して生じる励起状態のについて学びます。
〇励起状態と基底状態の電子配置の違いについて学びます。
〇光反応(励起状態)と熱反応(基底状態)の違いについて学びます。
〇分子の光励起状態の諸過程の基本事項について学びます。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回:光化学の広がり,光反応と熱反応との鮮やかな対比
第2回:励起状態①
・光,光の吸収,光の散乱
第3回:励起状態②
・励起状態の性格と電子分布,励起状態の多重度
第4回:励起状態③
・励起の起りやすさ-遷移確率-
第5回:励起状態④
・励起エネルギーを消費する過程,励起状態の酸性・塩基性
第6回:光化学反応の特質①
・光化学第一法則・第二法則,光化学反応の特質,
   励起分子の持つ高いエネルギーが重要な働きをしている光反応,
励起分子の電子配置と光反応性
第7回:光化学反応の特質②
・励起状態で酸化・還元が増大することによって起こる反応,
  カルボニル基の励起状態と光反応の多様性
第8回:振り返りと学習状況の確認(中間試験)
第9回:金属錯体の励起状態と光反応,色素増感太陽電池
第10回:光(誘起)電子移動①
・光(誘起)電子移動の起こりかた,
基底状態での電荷移動錯体の生成と励起によるイオン化,
第11回:光(誘起)電子移動②
・励起錯体-エキシマ―とエキサイプレックス,光電子移動によって起こる反応
第12回:化学発光・生物発光・電気発光
第13回:増感-光化学における触媒-①
・光増感の視点のいろいろ,励起エネルギーの移動
・三重項エネルギー移動による増感・脱励起,アルケンのcis-trans(E-Z)異性化
・電子移動による光増感・脱励起
第14回:増感-光化学における触媒-②,官能基の光化学特性と光反応の形
・固体半導体光触媒
第15回:学習状況の確認(期末試験)
第16回:振り返り
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
試験の成績:90%
授業態度:10%
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
予習:教科書をよく読んで授業にのぞんで下さい。
復習:教科書を読み返し、理解を深めて下さい。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
杉森彰・時田澄男 共著「光化学~光反応から光機能性まで」(裳華房)
参考文献
/bibliography
伊澤康司 著「やさしい有機光化学」(名古屋大学出版)
徳丸克己 著「光化学の世界」(大日本図書)
井上晴夫・高木克彦・佐々木政子・朴鐘震 共著「光化学I」(丸善)
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
物理化学と有機化学の基礎知識を必要とします。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
水曜日10:20~11:50[理工学部2号館6階606室]
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
Eメールアドレス:jun@hirosaki-u.ac.jp,
HPアドレス:http://www.st.hirosaki-u.ac.jp/~jun/jklab/jklab001.html
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
E32:物理化学、機能物性化学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
E33:有機化学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
E34:無機・錯体化学、分析化学およびその関連分野
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
パワーポイントによるスライドを使用します。
対面による講義形式(メディア授業に移行した場合は,Teamsで実施します。)
科目ナンバー
/The subject number
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
特になし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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